ASTURIAS(アストゥーリアス)は、大山曜を中心とするプログレッシブ・ロックユニットである。
名前の由来は、イサーク・アルベニスによる「スペイン組曲」の第二曲「ASTURIAS」から。
アストゥーリアスは初期のマイク・オールドフィールドやエグベルト・ジスモンチ等の影響を受けた大山曜のソロプロジェクトとして、1988年にキングレコードのプログレ系レーベルからデビュー。多重録音の手法を使って3枚のアルバムをリリースし、その後活動休止へと至る。
10年近く活動を休止していた大山は、楽曲制作の中で知り合った北辻みさ(ヴァイオリン奏者、現在は脱退)、筒井香織、川越好博とともにアコースティック編成によるユニット「ACOUSTIC ASTURIAS(アコースティック・アストゥーリアス)」を結成。翌年にはミニアルバム「Bird Eyes View」をリリースし、本格的な活動を再開した。
その後は積極的にライブ活動を行っており、海外へも6回のツアーを果たしている。
現在、多重録音によるASTURIAS名義のものと、アコースティック楽器による編成のACOUSTIC ASTURIAS(アコースティック・アストゥーリアス、通称「アコアス」)、ロックバンド編成によるElectric Asturias(エレクトリック・アストゥーリアス、通称「エレアス」)の三つの形態が存在する。
アストゥーリアス名義の初期の三作には、当時ZABADAKで活動していた上野洋子などもゲストとして参加している。2008年11月には、アストゥーリアスとして15年ぶりとなる新作「In Search of The Soul Trees/樹霊」をリリースした。
アコースティック・アストゥーリアスは、文字通りアコースティック楽器によるチェンバー編成(4人)である。異なる点はその編成のみならず、大山の曲とともに筒井や川越の楽曲も演奏している点が挙げられる。
2006年11月には、avex ioからメジャーデビューという形でアルバム「Marching Grass On The Hill」を、2011年4月には、自主製作盤としてアルバム「Legend of Gold Wind」をリリースした。
2009年に結成された。ジャズロックバンド「FLAT122」から2名が参加している。2011年9月には、1stアルバムとなる「FRACTALS」を、2014年12月には、2ndアルバムとなる「ELEMENTALS」をリリースした。2017年1月には、アメリカのプログレフェスティバル「RoSfest」参加時の演奏を収めた初のライブDVD「LIVE IN USA」をリリースした。2019年1月に、3rdアルバム「TRINITY」をリリース。世界最大のプログレフェスティバル「Cruise to the Edge」には3度出場を果たしている。
| リリース日 | タイトル | 規格品番 | レコード会社 | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 1988年10月21日 | Circle in the Forest | K32Y-2155 | キングレコード |
| 2nd | 1990年2月21日 | Brilliant Streams | KICP-9 | キングレコード |
| 3rd | 1993年11月26日 | Cryptogam Illusion | KICP-355 | キングレコード |
| コンピレーション | 1999年11月26日 | 癒しの時間 静寂の湖水〜サウンド・スケッチ | KICP-707 | キングレコード |
| 4th | 2008年11月8日 | 樹霊 -In Search Of The Soul Trees- | PRF-049 | POSEIDON Records / MUSEA |
| 5th | 2015年10月28日 | 欠落 - Missing Piece Of My Life- | AS-0006 | |
| 6th | 2016年11月18日 | 極光 -At The Edge Of The World- | AS-0007 | |
| 7th | 2018年8月1日 | 天翔 - Across The Ridge To Heaven- | AS-0009 |
| リリース日 | タイトル | 規格品番 | レコード会社 | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 2004年1月21日 | Bird Eyes View | AS-0001 | |
| FGBG4583.AR | Musea Records | |||
| PRF-023 | Poseidon Records | |||
| HBMS-007 | HOBiRECORDS | |||
| 2nd | 2006年11月8日 | Marching Grass on the Hill | IOCD-20184 | avex io |
| 3rd | 2011年4月10日 | Legend of Gold Wind | AS-0002 | |
| 4th | 2024年10月23日 | Somewhere Not Here | AS-0013 |
| リリース日 | タイトル | 規格品番 | レコード会社 | |
|---|---|---|---|---|
| 1st | 2011年9月4日 | Fractals | AS-0003 | |
| 2nd | 2014年12月17日 | Elementals | AS-0005 | |
| 映像作品 | 2017年1月27日 | Live in USA | AS-0008 | |
| 3rd | 2019年1月30日 | Trinity | AS-0010 | |
| 4th | 2023年10月4日 | Dimensions | AS-0011 |
一般的にはプログレとして紹介されており、大山のアストゥーリアスに対する自己認識も、デビュー以来一貫して同様である。他方で一部の楽曲のイメージから、ニューエイジ・ミュージックに近い音楽として見る向きもあり、レコード会社もそのような点をアピールする場合がある。
大山は2005年初頭にアルゼンチンのプログレ系ウェブサイト「Nucleus」からインタビュー[2]を受けているが、その際に自らの音楽の特徴を以下の三点に要約して説明している。
また、このインタビューの中で大山は、「作曲の際には、よく自然の情景を想像します。文学からインスピレーションを受けることもあります」と語っている。
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