CRISPR/Cas9のたとえを現した図。

CRISPR-Cas9(clustered regularly interspaced short palindromic repeats / CRISPR associated proteins)とはゲノム編集技術。

概要

CRISPR-Cas9はDNA二本鎖を切断してゲノム配列の任意の場所を削除、置換、挿入することができるゲノム編集技術でCRISPR-Casシステムは、遺伝的内容と構造の違いに基づいて、3つの主要なタイプ(タイプI、タイプII、およびタイプIII)と12のサブタイプに分けられる。駆使することにより遺伝子を編集できる。現在では他にも複数のゲノム編集技術が開発されている。

経緯

CRISPR配列は1987年に石野良純によって大腸菌のゲノム上に発見され[1][2][3]、1989年以降、フランシスコ・モヒカによって、この配列が微生物の免疫機能と結びついていることが解明され、「CRISPR」と命名された。また、2000年代にフランス出身でデンマークの微生物学者ロドルフ・バラングー(Rodolphe Barrangou)によりCas9酵素の機能が発見された。

この研究を基礎として、2012年にゲノム編集技術がジェニファー・ダウドナとエマニュエル・シャルパンティエの2人によって開発され、この業績に対して2020年ノーベル化学賞が授与される。

脚注

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  1. ↑ “【ノーベル賞解説】「クリスパー・キャス9」って何?新型コロナにも有効?”. ニュースイッチ. (2020年10月9日) 2020年10月28日閲覧。
  2. ↑ “ゲノム編集「原点」に日本人「無駄ではなかった」”. 産経ニュース (産経新聞社). (2020年10月7日) 2020年10月28日閲覧。
  3. ↑ “ゲノム編集の女性2氏にノーベル化学賞 難病治療などへの応用に道”. 産経新聞 (産経新聞社). (2020年10月7日) 2020年10月28日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク

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