HI-METAL(ハイメタル)は、バンダイより発売されている塗装済み完成品アクションフィギュアである。1980年代の「HI-METAL」と、2010年代の「VF HI-METAL(ブイエフ ハイメタル)」および「HI-METAL R(ハイメタル アール)」という3シリーズが展開されている。
1980年代初頭のリアルロボットブーム下では、タカラのデュアルモデルやタカトクトイスの完全変形バルキリーのような、中学生以上のユーザーを意識したハイエンドトイが登場した。それらの商品には「メカ設定に則した構造」「堅牢かつ自由度の高い可動部」「複合素材」「高級感のあるパッケージ」といったセールスポイントがあった。
バンダイは1/144スケールのハイコンプリートモデル (HCM) と1/100スケールのHI-METALという2ラインを市場に投入した。HI-METALブランドのファーストアイテムは『重戦機エルガイム』の初代主役機エルガイム(パッケージに「PRODUCT OF POPY」表記あり)。続いて、倒産したタカトクトイスから取得した1/55完全変形バルキリーに劇場版仕様のスーパーパックを追加した4アイテムを発売した(生産はマツシロ[1])。なお、「ストライクバルキリー」「エリントシーカー」「スーパーオストリッチ」に関しては、デザイナーの河森正治に依頼してネーミングを決めてもらった[2]。
1990年には『超時空要塞マクロス』再放送に合わせて旧タカトク版スーパーバルキリーをHI-METALとして再発売(頭部形状などを修正)。その後、2001年には新規金型による「マクロス20周年記念復刻版」、2008年には「オリジン・オブ・バルキリー」の名で販売した。
2009年、マクロスシリーズに登場する歴代の可変戦闘機をテーマにした1/100アクションフィギュアシリーズ「VF100's(ブイエフ・ハンドレッズ)」を発表し[3]、VF-25の各バリエーションを展開。2010年には旧HI-METALシリーズになぞらえ「VF HI-METAL」へとリニューアルした。
2015年、新ブランド「HI-METAL R」が始動。Rには新しく創造する「Rebuild」「Reboot」「Revival」、歴史あるブランドに対する「Respect」という意味が込められている[4]。今回はデストロイドやゼントラーディの戦闘ポッドのような、立体化の機会に恵まれないサブメカも商品化した。さらに、『太陽の牙ダグラム』『戦闘メカ ザブングル』『重戦機エルガイム』『蒼き流星SPTレイズナー』『機甲戦記ドラグナー』など、1980年代のリアルロボットシリーズにも展開を広げている。『テクノポリス21C』のブレーダのAmazon.co.jp限定版には、1982年に劇場限定公開され、現在では視聴困難な映画本編のHDリマスター版ディスクが付属する。
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