Kross(クロス)は、Linux用デスクトップ環境であるKDE Software Compilation 4 (KDE 4) に搭載されているスクリプトフレームワークである。本来はKOffice用に設計されていたが結果的にはKDE 4の公式フレームワークとなった。ユーザーが自らが選択するスクリプト言語で最大限のスクリプトの力を提供することを目的に開発された。Krossを使うことで開発者は、KDEプラットフォームを視野に入れながら、アプリケーションに複数のスクリプト言語を優先順位を付けることなくサポートさせることが容易になる。

Krossスクリプティングプラットフォーム自体はスクリプト言語ではなく、既にシステム上にあるスクリプト言語をKDEにサポートさせることを目的としている。現在サポートされている言語はPython、Ruby、JavaScript、Falconプログラミング言語の4つである。また他のスクリプト言語も容易に追加できる。

デスクトップアプリケーションもしくはデスクトップ環境のスクリプティングを可能にする他のアプローチと比較して、Krossには以下のような利点がある。

他のスクリプトプラットフォームとの比較

SWIG: Simplified Wrapper and Interface Generator

AppleScript

AppleScriptのオープン・スクリプティング・アーキテクチャ (OSA) と比較すると、

(ちなみに、あるスクリプトが複数のアプリケーションのコードに同時にアクセスする際、IPCが必ずしも必要となるわけではない。スクリプトは、アプリケーションをライブラリとしてリンクさせることが出来る。例:SWIGによるライブラリ)

Krossは現在、信用性が疑わしいスクリプトであっても動作を制限しない。Krossの開発者であるSauerは[2]、(例えば実験的なJavaプラグインを用いる際には)サンドボックスを適切に用いるか、署名されたスクリプトを用いて信頼性を高めるよう勧めている。

Krossを用いているアプリケーション

脚注

  1. 1 2 http://www.kexi-project.org/wiki/wikiview/index.php?Scripting#Why_not_SIP_SWIG_ (accessed 2007-05-16)
  2. ↑ The Road to KDE 4: New KOffice Technologies

外部リンク

⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア N=1 CRITICAL PQS D34