| オールド・タイマー | |
|---|---|
| Old-timer | |
| 愛称・略称 | Ot |
| ジャンル | 自動車雑誌 |
| 刊行頻度 | 隔月刊(偶数月26日) |
| 発売国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 定価 | 950円 |
| 出版社 | 八重洲出版 |
| 発行人 | 酒井雅康 |
| 編集長 | 甲賀精英樹 |
| 雑誌名コード | 02237-02 |
| 刊行期間 | 1991年9月号 - |
| 姉妹誌 | CAR BOY |
| ウェブサイト | http://www.yaesu-net.co.jp/ot/ |
Old-timer(オールド・タイマー、通称 Ot [1])は八重洲出版が発行する旧車に特化した自動車雑誌である。偶数月26日に発行。
1990年秋と1991年春に、driver誌の臨時増刊として「Street Classics」と「Street Classics 2」がOld-timer誌のパイロット版として刊行された。1991年7月に、季刊誌として定期刊行が開始され、途中から隔月刊になった。
旧車を扱う自動車雑誌であるが、記事の内容は車のレストア、修理に関するものが多い。これらの記事の中で修理に使用する工具、ケミカル用品などの紹介も行われる。
以前は1号で1車種についての歴史や解説の特集記事があったが近年ではほとんど見られない。また特定の車に関する記事でも車そのものよりその車と所有者との関係に着目した内容となっている。また取材対象となる車種にしても現役当時に特段に高価であったり希少であったりしたものはあまり多くない。日本の自動車産業の歴史に関する記事も長期にわたり連載されている。
記事は編集部員の手によるものが多い。内容に応じてその道の専門家や外部のライターが執筆することもあるが、新車の運転批評などを主に扱う「自動車評論家」による記事はほぼ見られず、新車記事がメインの多くの一般的自動車雑誌とは性格を大きく異にする、個性的な雑誌である。
編集長は、橋本茂春、瀬〆良一、安藤浩夫、柳原解雄と続き現在は5代目の甲賀精英樹(こうが まさき)。
旧車の専門誌という点では、芸文社の「ノスタルジックヒーロー」誌(ノスヒロ)と並んで日本の自動車雑誌界での双璧と言うべき存在であるが、「ノスヒロ」がもっぱらレストレーションの完済した旧車を、美しい見開きカラーグラビア写真で紹介するのに対し、「Ot」はその裏側にまで回り込み、アマチュア・セミプロのオーナーによる高度なレストア過程を、細かな写真・キャプション多数と共に克明に掲載する、「実践主義」に重きを置く姿勢が特徴である[2]。
本誌の編集部員を中心とする常連執筆者の多くは、他社の雑誌であれば奇麗事で済ませ、敢えて触れないような泥臭いエピソードや失敗談、不快な事件への遭遇等も、極めて即物的に記述する傾向がある[3]。
レストア、修理の記事のみならず、現在の環境下で旧車を長く乗り続けるための方策を紹介することにも熱心に取り組んでいる。メーカーから供給されなくなった樹脂、ゴム部品の自作や代替部品の適合加工法、ディーゼル規制対象車のエンジンの載せ替え、家庭から出る廃油の各種燃料への実践的転用といったものがある。これらの「自らの工夫で古いものを極力長く使う、再利用する」考え方から、記事文中には現代の使い捨て文化や、現実には多大なロスを伴った表層的「リサイクル」を礼賛する安易な風潮に対し、批判的論調がしばしば表出する。
防錆材、錆の進行具合の観察、専門的な考察など錆に関しては不定期ながら重点的に採り上げられている。
整備工場や整備/レストア資材の販売店の紹介記事もあるが、それらをまとめた一覧記事を定期的に更新された状態で巻末に掲載するという読者の利便を図った面も見られる。各地で開催されるイベントの報告記事や告知、読者からの投稿/質問も数は多くないが少なくない紙面を割いて掲載されている。
記事内容の性格上、広告ページは工具/メンテナンス用品が中心であり、他の自動車雑誌に比べると雑誌全体に対する広告量が少なく、読ませることを重視した紙面づくりが伺われる。
なお、時折動物の死骸などの写真を使用している記事が掲載されていることがあるので注意を要する[4]。
連載記事でも途中掲載されていない号もある。
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