SSLeayはオープンソースのSSLの実装である。エリック・アンドリュー・ヤング(Eric Andrew Young)[1]とティム・J・ハドソン(Tim J. Hudson)によってRC2とRC4暗号化を使用するSSL 3.0の実装として開発された[2]。

SSLeayは、一字ずつアルファベットの名のままで"s-s-l-e-a-y"と発音することが推奨されている。この名前は、最初に開発したエリック・アンドリュー・ヤングのイニシャル(eay)から取られている[3]。

SSLeayには、ヤングによる初期の作業からDESの実装も含まれていた。これは、初のDESのオープンソース実装であると考えられている。

1998年12月にヤングとハドソンがオーストラリアでRSAセキュリティの業務を開始したことから、SSLeayの開発は非公式にほぼ終了し、ボランティアの開発者達はOpenSSLとしてプロジェクトをフォークした。

概要

SSLeayは、1995年からエリック・ヤングによって開発された。Windowsへの対応は、ティム・ハドソンによって追加された。SSLeayを使用したSSLに対応するオープンソースアプリケーションのパッチは、ティム・ハドソンによって作成された。ヤングとハドソンによる開発は1998年に終了した。

SSLeayのライブラリとコードベースは、独自のSSLeayライセンスの下でライセンスされている。SSLeayライセンスは、自由ソフトウェアライセンスの一形態である[2][3][4]。SSLeayライセンスは、BSDスタイルのオープンソースライセンスである[5]。

SSLeayは、X.509v3証明書とPKCS#10証明書要求に対応している[6]。また、SSL2とSSL3に対応している[7]。TLSv1にも対応している[8]。

初のセキュアなFTPの実装は、ティム・ハドソンによってSSLeayを使用してBSDで作成された[1]。

初のオープンソースの認証局の実装は、クリフォード・ヒース(Clifford Heath)によってSSLeayを使用してCGIスクリプトで作成された。

フォーク

OpenSSLはSSLeayのフォークかつ後継プロジェクトであり、SSLeayと同様のインターフェイスを備えている[3][9]。ヤングとハドソンがRSAに入社した後、ボランティアの開発者達はSSLeayをフォークし、OpenSSLとして開発を続けた[2]。

RSA SSL-Cは、RSAに入社したヤングとハドソンによって開発されたSSLeayのフォークである。これはRSA BSAFE(英語版)の一部としてリリースされた[2][10]。

出典

  1. 1 2 David Ross (1999). “An Implementation of Secure FTP”. Proceedings of Open Source AUUG '99: 96.
  2. 1 2 3 4 Simson Garfinkel, Gene Spafford (2002). Web Security, Privacy & Commerce. O'Reilly. p. 114. ISBN 0596000456
  3. 1 2 3 David Gourley, Brian Totty (2002). HTTP: The Definitive Guide. O'Reilly. p. 329. ISBN 1565925092
  4. ↑ Eric A. Young (1998). SSLeay License
  5. ↑ OpenSSL Project (1999). LICENSE
  6. ↑ Sokratis Katsikas (1997). Communications and Multimedia Security. Springer. p. 54. ISBN 0412817705
  7. ↑ Mohammed J. Kabir (1999). Apache Server: Administrator's Handbook. IDG. p. 402. ISBN 0764533061
  8. ↑ Man Young Rhee (2003). Internet Security: Cryptographic Principles, Algorithms and Protocols. Wiley. p. 277. ISBN 0470852852
  9. ↑ Bryan Hong (2006). Building an Internet Server With Freebsd 6. p. 105. ISBN 9781411695740
  10. ↑ RSA Data Security (1999年). “RSA Introduces BSAFE SSL-C for Worldwide Markets”. PR Newswire

外部リンク

関連項目

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