てなもんや商社
『てなもんや商社』は谷崎光の原作『中国てなもんや商社』を榎祐平が脚色した映画作品[1][2]。1998年5月16日公開、97分、映倫番号115179[3][2][4]。タイトルを『てなもんや商社 萬福貿易会社』としている場合もある[1]。
概要
- 1998年5月16日公開、97分、映倫番号115179[3][2][4]
- 製作 - 松竹・フジテレビジョン、製作協力 - 大船撮影所[3][4][1]
- 原作 - 谷崎光、監督 - 本木克英、脚本 - 榎祐平、撮影 - 長沼六男[3][4][5]
- 出演 - 小林聡美、渡辺謙、桃井かおり、鄭浩南、香川照之、柴俊夫、鶴田忍、田中邦衛、波乃久里子ほか[4][1][6]
- メディア - VHS版、松竹ホームビデオ、1998年11月、ASIN B00005G2V9。
本作は本木の映画監督デビュー作でもあり[7][8]、本作で元木監督は第18回藤本賞新人賞を受賞した[9]。元木は大学生時代に3か月の北京留学経験があり[10]、北川れい子は書評で日本と中国における国民性や仕事のシステムの違いに触れつつ、「元木監督はムキになった演出は避け、常にどちらの味方でもないおかしみがある」と評している[11]。
スタッフは中国でのロケ後、谷崎に「……いやー、ボクたち、ご本にあること、全て体験してきました」と語っており、その体験談は映画のパンフレットに「ぼんくらプロデューサーのてなもんや日記」として記されている[12]。
脚注
注釈
出典
- 1 2 3 4 「日本映画紹介 てなもんや商社」『キネマ旬報』1998年8月、193頁。
- 1 2 3 “作品紹介 てなもんや商社”. 映連データベース. 日本映画製作者連盟. 2024年7月6日(UTC)閲覧。
- 1 2 3 4 “【作品データベース】てなもんや商社”. 松竹. 2024年7月1日(UTC)閲覧。
- 1 2 3 4 5 「CRITIQUES てなもんや商社」『キネマ旬報』第1256号、1998年5月、83頁。
- ↑ 「'98年日本映画の回顧と展望」『シナリオ』第55巻第3号、1999年3月、57-70頁。
- ↑ 「情報 映画案内」『シナリオ』第54巻第6号、1998年6月、114-116頁。
- ↑ “コロナ下の映画作り スピード感と緻密なシナリオで 「大コメ騒動」の本木克英監督に聞く”. 日経BizGate. (2021年1月8日) 2024年7月1日(UTC)閲覧。
- ↑ 細見卓司、佐藤美鈴 (2022年7月30日). “声をつなげて 文化芸術界から#MeToo記事 第12回ハラスメントやめぬ監督は淘汰される 監督協会理事長・本木克英さん”. 朝日新聞DIGITAL. 2024年7月1日(UTC)閲覧。
- ↑ “藤本賞(1999年~1989年 受賞者)”. 藤本賞. 映画演劇文化協会. 2024年7月1日(UTC)閲覧。
- ↑ 金澤 1998.
- ↑ 北川 1998.
- ↑ 谷崎光「北京てなもんや留学 ― 出発前からトラブル続出。それでも再び中国へ!」『文藝春秋』第79巻第11号、2001年10月、303-309頁。NAID 40003428818。
参考文献
- 金澤誠「てなもんや商社 本木監督インタビュー 気負いまくったあげくに、力の抜けた元気の出る映画が出来ました。」『キネマ旬報』第1256号、1998年5月、83頁。doi:10.11501/7906332。
- 北川れい子「てなもんや商社 もてなし満載、落ちこぼれチャッカリ娘の奮戦記」『キネマ旬報』第1256号、1998年5月、82頁。doi:10.11501/7906332。