アーロン・ヒックス

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アーロン・ヒックス
Aaron Hicks
ニューヨーク・ヤンキース時代
(2018年8月25日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州サンペドロ
生年月日 (1989-10-02) 1989年10月2日(35歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
205 lb =約93 kg
選手情報
投球・打席 右投両打
ポジション 外野手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目
初出場 2013年4月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

アーロン・マイケル・ヒックス(Aaron Michael Hicks, 1989年10月2日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンペドロ出身のプロ野球選手(外野手)。右投両打。愛称はA-A ロン[1]。

経歴

プロ入りとツインズ時代

2008年のMLBドラフト1巡目(全体14位)でミネソタ・ツインズから指名され、6月13日に契約。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズでプロデビュー。45試合に出場して打率.318、4本塁打、27打点、12盗塁を記録した。

2009年はA級ベロイト・スナッパーズ(英語版)でプレーし、67試合に出場して打率.251、4本塁打、29打点、10盗塁を記録。

2010年もA級ベロイトでプレーし、115試合に出場して打率.279、8本塁打、49打点、21盗塁を記録した。

2011年はA+級フォートマイヤーズ・ミラクルでプレーし、122試合に出場して打率.242、5本塁打、38打点、17盗塁を記録した。

2012年はAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレーし、129試合に出場して打率.286、13本塁打、61打点、32盗塁を記録した。オフの11月20日にツインズとメジャー契約を結び[2]、40人枠入りした。

ミネソタ・ツインズ時代
(2013年4月6日)

2013年は開幕ロースター入りし、4月1日に行われたデトロイト・タイガースとの開幕戦でメジャーデビュー。「1番・中堅手」で先発起用されたが、4打数無安打1四球3三振に終わった[3]。3試合目の出場となった3日のタイガース戦で、8回裏の第五打席にブライアン・ビヤレアルからメジャー初安打となる2点適時打を放った[4]。開幕から1番に固定されていたが、打率は0割台と結果を残せず、4月16日のロサンゼルス・エンゼルス戦から8番に降格。5月4日のクリーブランド・インディアンス戦では、スコット・カズミアーからメジャー初本塁打を記録[5]。打率が1割台ながらも先発起用され続けていたが、6月9日のワシントン・ナショナルズ戦のダブルヘッダー第2試合目で左ハムストリングを痛め途中交代し、翌10日に15日間の故障者リスト入りした[6]。7月2日に復帰[7]後も8番・中堅で固定されていたが、打率は1割台から上昇せず、8月1日にAAA級ロチェスター・レッドウイングスへ降格した[8]。その後メジャーに昇格することはなく、シーズンを終えた。この年は81試合に出場して打率.192、8本塁打、27打点、9盗塁を記録した。

2014年2月28日にツインズと1年契約に合意し[9]、開幕ロースター入りした。5月1日のロサンゼルス・ドジャース戦のダブルヘッダー第2試合目で、外野フェンスに衝突し、脳震盪と診断されたため7日間の故障者リスト入りした[10]。5月9日に復帰したが[11]、6月13日に右肩の故障で15日間の故障者リスト入りした[12]。6月25日に故障者リストから外れたが、打率は1割台と結果を残していないこともあり、同日にAA級ニューブリテンへ降格した[13]。最終的には69試合に出場し、前年に.100台だった打率を上げたが、それでも.215と低率のままであった。また、前年に8本あった本塁打は激減し、1本しか放てなかった。

2015年は中堅手に定着し、97試合に出場。いずれも自己ベストの打率.256、11本塁打、33打点、13盗塁を記録した。

ヤンキース時代

2015年11月11日にジョン・ライアン・マーフィーとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した[14]。

2016年4月20日のオークランド・アスレチックス戦では左翼手の守備時、外野から170キロの返球を見せた[15]。この年はカルロス・ベルトランが途中で移籍した事もあり、右翼手のレギュラー格で起用される機会が増えた。123試合の出場で打率.217、8本塁打、31打点、3盗塁、OPS0.617を記録した。

2018年は4月13日と5月19日にランニング本塁打を記録。ヤンキースで1シーズンに複数のランニング本塁打を記録したのは、1958年のミッキー・マントル以来[16]。この年は自己最多の137試合に出場し、打率こそ.248と前年から下がったが、27本塁打・79打点を記録した。

2019年2月25日にヤンキースと7年総額7000万ドル(2026年の球団側オプション付き)で契約を延長した[17]。レギュラーシーズン終了後の10月にはトミー・ジョン手術を受けることとなった[18]。

2020年はCOVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなる中、54試合に出場して、打率.225・6本塁打・21打点という成績だった。

2021年5月12日のタンパベイ・レイズ戦で左手首の腱鞘の断裂の怪我を負い、シーズン復帰絶望となった[19]。このシーズンは32試合で打率.194という成績に終わった。

2022年シーズンは打率.216・8本塁打・40打点という成績であった。

2023年シーズンも28試合に出場したが打率.188と振るわず、5月20日に7年契約の途中ながらDFAとなった[20]。同月27日にFAとなった[21]。

オリオールズ時代

2023年5月30日にボルチモア・オリオールズと単年のメジャー契約を結んだ[22]。オフの11月3日にFAとなった[23]。

エンゼルス時代

2024年1月29日にロサンゼルス・エンゼルスと1年契約を結んだ[24]。前述のヤンキースとの7年契約が残っているため、エンゼルスは最低保証年俸である74万ドルのみ負担する。

しかし18試合で打率.140と結果を残せず、4月29日にDFAとなり[25]、2日後にFAとなった[26]。

プレースタイル

2016年にはレフトからの送球で105.5mph(約169.7km/h)を記録したこともある[27][28][29]。2017年もアメリカンリーグ優勝決定シリーズのヒューストン・アストロズ戦でセンターからのバックホームで102.8mph(約165.4km/h)を計時した[30]。

人物

デーブ・ウィンフィールドに憧れている[31]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2013 MIN 8131328137541138952793422402840.192.259.338.597
2014 692251862240801511843213600562.215.341.274.615
2015 9739035248901131114033133023422666.256.323.398.721
2016 NYY 123361327327113181103134133010687.217.281.336.617
2017 8836130154801801514352105155103678.266.372.475.847
2018 1375814809011918327224791122690131111.248.366.467.833
2019 59255221415210012983612033100722.235.325.443.769
2020 5421116928381026702141004111384.225.379.414.793
2021 321261081321304361400021402303.194.294.333.627
2022 13045338454839281204010312623410910.216.330.313.643
2023 2876699132011850000700200.188.263.261.524
BAL 652362003555717853160013510493.275.381.425.806
'23計 9331226944689181033660014210693.253.353.383.736
2024 LAA 186357680011150000600231.140.222.193.415
MLB:12年 981365131354697241201510912013927126112746191779347.231.330.383.713
  • 2024年度シーズン終了時

年度別守備成績

年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2024 LAA 10000
MLB 10000
年
度
球
団
左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2013 MIN -812159021.000-
2014 660001.00057163422.988540001.000
2015 490001.00088223812.99616121001.000
2016 NYY 25362011.00024540001.0008696110.990
2017 2224210.96352115110.99114130001.000
2018 -131268220.993-
2019 -58115010.991-
2020 -5097322.980-
2021 -3256111.983-
2022 55953011.00081126110.992-
2023 19250001.000780001.000-
BAL 1118010.9473762110.98421260001.000
'23計 3043010.9774470110.98621260001.000
2024 LAA 210001.000240001.0009140001.000
MLB 144214723.991700150630129.992151165210.994
  • 2024年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 32(2013年 - 2015年)
  • 31(2016年 - 2023年途中)
  • 34(2023年途中 - 同年終了)
  • 12(2024年)

脚注

  1. ↑ Yanks Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年8月27日閲覧
  2. ↑ "Twins add eight players to Major League roster" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 20 November 2012. 2016年3月24日閲覧。
  3. ↑ “Scores for Apr 1, 2013” (英語). ESPN (2013年4月1日). 2016年3月24日閲覧。
  4. ↑ “Scores for Apr 3, 2013” (英語). ESPN (April 3, 2013). 2016年3月24日閲覧。
  5. ↑ “Scores for May 4, 2013” (英語). ESPN (2013年5月4日). 2016年3月24日閲覧。
  6. ↑ "Twins place Hicks on 15-Day Disabled List" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 10 June 2013. 2016年3月24日閲覧。
  7. ↑ Rhett Bollinger (2013年7月3日). “Pelfrey on track to rejoin Twins on Saturday”. MLB.com. 2016年3月24日閲覧。
  8. ↑ "Twins Option Diamond and Hicks to Triple-A Rochester" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 1 August 2013. 2016年3月24日閲覧。
  9. ↑ "Twins agree to terms with all players on 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 28 February 2014. 2016年3月24日閲覧。
  10. ↑ "Twins Place Hicks on 7-Day DL, Recall Darnell" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 2 May 2014. 2016年3月24日閲覧。
  11. ↑ "Twins reinstate Hicks from disabled list and select Parmelee" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 9 May 2014. 2016年3月24日閲覧。
  12. ↑ "Twins place Hicks on 15-day disabled list" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 13 June 2014. 2016年3月24日閲覧。
  13. ↑ "Hicks activated from DL, then sent to Double-A" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 26 June 2014. 2016年3月24日閲覧。
  14. ↑ Boca Raton (2015年11月11日). “Yankees get promising Twins outfielder for John Ryan Murphy”. New York Post 2015年11月12日閲覧。
  15. ↑ “ヤ軍ヒックス“最速”170キロ! 驚異の補殺”. 日刊スポーツ (2016年4月23日). 2016年10月8日閲覧。
  16. ↑ “ヒックスがヤンキース60年ぶり複数ランニング弾”. 日刊スポーツ (2018年5月20日). 2018年5月20日閲覧。
  17. ↑ Bryan Hoch (2019年2月25日). “Hicks signs 7-year extension with Yankees” 2019年2月26日閲覧。
  18. ↑ “Yankees OF Aaron Hicks to have Tommy John surgery, out 8-10 months” (英語). ESPN (2019年10月25日). 2020年8月16日閲覧。
  19. ↑ “ヤンキース ヒックスが腱鞘の断裂で手術の可能性、スタントンも欠場”. 日刊スポーツ. (2021年5月14日) 2023年6月15日閲覧。
  20. ↑ “Yankees DFA longtime OF Aaron Hicks, add OF Greg Allen”. ESPN.com. (2023年5月21日) 2023年6月15日閲覧。
  21. ↑ “ヤ軍に巨額の負債 7年99億円野手が極度の不振で自由契約…伝説の170キロ補殺も今や昔”. Full-Count. (2023年5月27日) 2023年6月15日閲覧。
  22. ↑ “O's sign former Yankee Hicks, place Mullins on IL” (英語). MLB.com (2023年5月31日). 2023年6月15日閲覧。
  23. ↑ “130 Players Become XX(B) Free Agents” (英語). Home (November 3, 2023). November 8, 2023閲覧。
  24. ↑ Rhett Bollinger (2024年1月31日). “Angels agree to deal with OF Aaron Hicks” (英語). MLB.com. 2024年3月29日閲覧。
  25. ↑ “Angels Designate Aaron Hicks For Assignment, Select Cole Tucker” (英語). MLB TradeRumors (April 29, 2024). 2024年6月23日閲覧。
  26. ↑ “Aaron Hicks: Cut by Halos” (英語). CBS Sports (May 2, 2024). 2024年6月23日閲覧。
  27. ↑ ヤンキースのヒックスが左翼から170キロの本塁返球
  28. ↑ OAK@NYY: Hicks throws home to complete double play
  29. ↑ Yankees OF Aaron Hicks fires record-breaking 105.5-mph throw to nab runner at home
  30. ↑ 今季最速は168.5キロ! MLB公式サイトが公開した外野からの規格外の送球 _ Full-count _ フルカウント ―野球・MLBの総合コラムサイト―
  31. ↑ ヤンキースに105マイルの豪腕現る。その名はアロルディス・チャップマンではなく… (2016年4月21日) 2016年6月10日閲覧

関連項目

外部リンク