エイチジーシー
| 種類 | 株式会社 |
|---|---|
| 本社所在地 |
〒065-0018 北海道札幌市東区北18条東8丁目2-15 北緯43度5分5.38秒 東経141度21分49.63秒 / 北緯43.0848278度 東経141.3637861度座標: 北緯43度5分5.38秒 東経141度21分49.63秒 / 北緯43.0848278度 東経141.3637861度 |
| 設立 | 1979年(昭和54年)4月1日 |
| 廃止 | 2012年(平成24年)9月30日 |
| 業種 | 食品共同仕入、小売業 |
| 代表者 | 小笠原征治 |
歴史
1956年(昭和31年)に大味屋が中心となり前身の札幌公開経営研究会が設立される[2][3]。これは札幌市の小売店店主が集まり、小売店の方向性について研究していた同人的な研究会であった[3]。当初は組合員同士で共同仕入を行っていたが責任の所在がはっきりしないことから1961年(昭和36年)12月5日に8店で協同組合である札幌食料品小売公開経営チェーンストアが設立された[3]。この協同組合は1970年(昭和45年)に札幌公開経営チェーンに名称を変更した[2]。
チェーンストア「ポイントショップ」を主宰していたが、店舗名がポイントショップに統一されているわけではない[4][5][6][7]。
1975年(昭和50年)10月に生鮮3品のパック詰め工場の設置をめぐり組合員の意見が対立したことで1976年(昭和51年)8月に14社36店が脱退[注釈 1]し、この脱退した組合員は新たに「コンシューマーズ」を設立した[8]。
1979年(昭和54年)に株式会社北海道グローサリーチェーン、1985年(昭和60年)に株式会社HGC低温センターを設立した[2]。協同組合札幌公開経営チェーンが組織本部、株式会社北海道グローサリーチェーンが事業本部、株式会社HGC低温センターが生鮮事業本部となった[2][9]。
最盛期には190店が加盟していたが、大規模小売店舗法が2000年(平成12年)に廃止されるとミニスーパー自体が苦境に陥った[10]。有力加盟店であった北雄ラッキーはシジシーに移り、りょーゆーは2006年(平成18年)に倒産した[1]。りょーゆーの子会社である松下が運営していたスーパーエースを直営店としたことで一時は経営も上向いたが食品スーパーの競争激化により苦境に陥った[1]。事業継続が難しいと判断したエイチジーシーは競合他社であった全日本食品に事業継承を持ち掛け、2012年(平成24年)9月30日に吸収合併された[1]。
エイチジーシー加盟店のうち、15社18店舗は全日食に加盟し、スーパーエースは全日食の直営となった[1][10]。なおスーパーエースはその後、2016年(平成28年)3月に設立された全日食の兄弟会社である株式会社スーパーエースの運営となっている[11]。
エイチジーシーの合併のあおりで豊平区中の島の「SHOPS」は閉店し、夕張郡栗山町などでスーパー寿を経営していた鵜川商事は自己破産した[12][13]。
沿革
- 1956年(昭和31年) - 前身となる札幌公開経営研究会が設立される[2]。
- 1961年(昭和36年)12月5日 - 協同組合札幌食料品小売公開経営チェーンストアが設立される[3]。
- 1968年(昭和43年)7月 - 宮の森3条1丁目に配送センターを設置する[14]。
- 1970年(昭和45年) - 協同組合札幌公開経営チェーンとなる[2]。
- 1976年(昭和51年)8月 - 組合員間の意見の対立により14社36店が脱退する[8]。
- 1979年(昭和54年)4月1日 - 株式会社北海道グローサリーチェーンを設立する[15]。
- 1985年(昭和60年)6月 - 株式会社HGC低温センターを設立する[2][14]。
- 2000年(平成12年)4月 - 八社会のプライベートブランドであるVマーク、ウェルフラッグの取扱を開始する[16]。
- 2006年(平成18年)2月1日 - 松下からスーパーエースを取得し、直営とする[17][18]。
- 3月 - 北雄ラッキーがHGC低温センターを買収する[19]。
- 2012年(平成24年)9月30日 - 全日本食品に吸収合併される[1][20]。
脚注
注釈
- ↑ 分裂以前の加盟店は68社141店、本部取扱高3億円であった。
出典
- 1 2 3 4 5 6 “全日食がHGCを吸収合併し「スーパーエース」4店舗は直営化、八社会PBの『Vマーク商品』は引き継がず”. リアルエコノミー. 2026年10月17日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 『POSデータ経営 : 事例13社』1989年。doi:10.11501/13329372。2026年10月17日閲覧。
- 1 2 3 4 『ボランタリーチェーン : 特別調査資料』1900年。doi:10.11501/8798258。2026年10月17日閲覧。
- ↑ 『流通経済の手引 1982年版』1981年。doi:10.11501/11984699。2026年10月17日閲覧。
- ↑ 『ダイヤモンド商店百科 1987』1987年。doi:10.11501/12022444。2026年10月17日閲覧。
- ↑ 『日本のコンビニエンスストアチェーン : その実態と今後の方向 1979年度』1978年。doi:10.11501/12025236。2026年10月17日閲覧。
- ↑ 『コンビニエンスストア・VC名鑑 1989年版』1988年。doi:10.11501/13062620。2026年10月17日閲覧。
- 1 2 『経営経済 (13)』1977年3月。doi:10.11501/2662026。2026年10月17日閲覧。
- ↑ 『IDR研究資料 (104)』1988年3月。doi:10.11501/1791648。2026年10月17日閲覧。
- 1 2 “全日食によるHGC買収額は12億円、直営化する食品スーパー「スーパーエース」は今後北雄ラッキーに譲渡か?”. リアルエコノミー. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “ホームページ|スーパーエース|北海道|チラシ|食品|”. スーパーエース. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “2012年7〜12月の道内食品スーパー「新店」、「閉店」、「リニューアル」は合計31件。1〜6月の19件から大幅増”. リアルエコノミー. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “ホクレン商事が「スーパー寿栗山店」を落札、6月6日「ホクレンショップ栗山店」としてオープン”. リアルエコノミー. 2026年10月17日閲覧。
- 1 2 『中小企業金融公庫調査時報 33(3)』1991年11月。doi:10.11501/2253386。2026年10月17日閲覧。
- ↑ 『コンビニエンスストア・VC名鑑 1991年版』1991年。doi:10.11501/13062625。2026年10月17日閲覧。
- ↑ “八社会/PB商品をHGCに供給 | THE SEN-I-NEWS 日刊繊維総合紙 繊維ニュース”. www.sen-i-news.co.jp. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “HGC、加盟店の松下から4店舗買収”. 日本食糧新聞・電子版. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “全日食によるHGC買収額は12億円、直営化する食品スーパー「スーパーエース」は今後北雄ラッキーに譲渡か?”. リアルエコノミー. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “北雄ラッキー、HGC低温センターを買収 自社運営で販売力強化”. 日本食糧新聞・電子版. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ Inc, Nikkei (2012年8月15日). “全日食、地場スーパー加盟のHGCを吸収”. 日本経済新聞. 2026年10月17日閲覧。