エナ・マフムトビッチ

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エナ・マフムトビッチ
2023年
名前
カタカナ エナ・マフムトビッチ
ラテン文字 Ena Mahmutovic
キリル文字 Ена Махмутовић
基本情報
国籍 ドイツの旗 ドイツ
生年月日 (2003-12-23) 2003年12月23日(22歳)
出身地 ドイツの旗 ドイツ・デュースブルク
身長 177cm
選手情報
在籍チーム ドイツの旗 FCバイエルン・ミュンヘン
ポジション GK
背番号 1
利き足 両足
ユース
–2013 ドイツの旗 アイントラハト・デュースブルク
2014-2019 ドイツの旗 MSVデュースブルク
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2019-2024 ドイツの旗 MSVデュースブルク 56 (0)
2024 ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘンII 3 (0)
2024- ドイツの旗 FCバイエルン・ミュンヘン 29 (0)
通算 88 (0)
代表歴2
2024  ドイツU-23 3 (0)
2024-  ドイツ 4 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2026年5月17日現在。
2. 2026年10月13日現在。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

エナ・マフムトビッチ(Ena Mahmutovic、2003年12月23日 - )は、ドイツ・デュースブルク出身の女子サッカー選手。FCバイエルン・ミュンヘン所属。サッカードイツ女子代表。ポジションはGK。

来歴

ボスニア系の両親の下、ドイツのデュースブルクに生まれ育つ。アイントラハト・デュースブルクでサッカーを始め、その後MSVデュースブルクのU-12チームに移籍。

当初は右ウイングとしてプレーしていたが、U-13時代に急遽GKとして起用された試合がPK戦に縺れ込んだ際、数本のPKをストップ。これをきっかけに、15・16歳頃には完全にGKへ転向した[1]。

その後MSVデュースブルクU-17チームで、U-17ニーダーラインリーグに2016年10月1日から11月18日までの間で計22試合に出場。この期間中、2017年9月23日にU-17女子ブンデスリーガに初出場を果たし、2018年4月28日までの間でさらに6試合に出場した。

シニア

MSVデュースブルク

2019-20年シーズンにトップチームに昇格し、2020年5月30日の第17節・バイエル・レバークーゼン戦にて公式戦初出場を果たす。ただし、後半アディショナルタイムにフィールドプレーヤーとしての出場であった。

翌2020-21年シーズン、2020年12月13日のTSG1899ホッフェンハイム戦にて、後半23分にGKとして初出場。既に0-4と大量リードを許している状態であったが、更に3失点を喫し0-7で大敗した。その後終盤の3試合に連続出場するが、チーム力の低さはいかんともし難く2部に降格となった。

2021-22年は2部で8試合に出場、チームは2位となり1部復帰を決める。このシーズンでは、2021年9月27日のVfLヴォルフスブルク戦でDFBポカール初出場を果たしている[2]。

2022-23年シーズンには正GKとなり、リーグ戦で21試合に出場。降格ぎりぎりの12チーム中10位というチーム状況において、6試合をクリーンシートに抑え[3]、ファンによるチームのシーズン最優秀選手に選ばれている[4]。

2023-24年シーズンは全22試合に出場し、リーグ全GKの中で最多のセーブ数を記録[5][6][7]。一方でチーム成績は0勝4分18敗で11位のFCニュルンベルクにすら11ポイント差を付けられての最下位となり、財政難もあり一気に3部リーグ降格となった。

FCバイエルン・ミュンヘン

チャンピオンズリーグ初出場となったヴォレレンガ戦
2024-25シーズン

2024-25シーズンより、2027年6月30日までの契約でFCバイエルン・ミュンヘンに加入[8]。2024年11月4日の第8節・アイントラハト・フランクフルト戦にてバイエルンでの初出場を果たし、マリア・ルイサ・グロースの病気休養もあってシーズン途中で正GKに昇格。リーグ戦22試合中12試合に出場し、うち8試合でクリーンシートを達成、リーグ最高となる87.5%のセーブ率を記録した[9][10]。

また同年11月21日のヴォレレンガ・フォトバル戦では、自身のチャンピオンズリーグ初出場を果たしている。バイエルンはリーグとDFBポカールの二冠を達成し、マフムトビッチ自身も優勝に大きく貢献した。

シーズン終了後、ポルトガルで開かれた欧州クラブチームによる7人制サッカーの大会、第1回ワールド・セブンズ・フットボール(英語版)(W7F)にも参加。チームは5戦全勝で優勝を果たし、自身も大会最優秀ゴールキーパー(ゴールデングローブ賞)に選ばれた[11]。

2025-26シーズン

本格復帰したグロースを抑えて正GKの座を維持し、公式戦で30試合に出場。リーグでは17試合中全GK最多の11試合のクリーンシートを記録[12]、チームは無敗(24勝2分)でブンデスリーガ四連覇を達成した。DFBポカールにおいても全勝・無失点での連覇となり、2連連続の国内二冠となった。チャンピオンズリーグにおいては、クラブの最高タイとなるベスト4まで進出したが、FCバルセロナに敗れ決勝進出を逃した。

2026-27シーズン

グロースの退団に伴い、背番号がMSVデュースブルク時代から付けていた「32」から、「1」に変更となった[13]。開幕前のDFB女子スーパーカップより、公式戦11試合全てに起用されていたが、第8節・RBライプツィヒ戦にてキャリア初の退場処分を受けた[14]。

ドイツ代表

2023年7月3日、ザンビア戦に向けた合宿時にて

2022年8月、U-20女子ワールドカップ・コスタリカ大会の代表メンバーに選ばれるも、出場機会はなかった。2023年2月21日、親善試合・スウェーデン戦にて、A代表に初選出される[15]。 以後も2023 女子ワールドカップに向けたテストマッチに連続で選出されたが、出場機会のないまま最終的に本選のメンバーから外れた。

2024年10月24日、U-23代表としてフランス戦に出場。同年12月2日、親善試合・イタリア戦にてA代表デビューを果たすも、1-1で迎えた後半にエリア内での不用意なドリブルから決勝点を許し、ほろ苦いデビューとなった[16]。

その後U-23代表において、2025年2月20日のイングランド戦に前半44分から交代出場し、同年4月4日のオランダ戦では先発フル出場。A代表でも再三選出され、6月の欧州女子選手権2025のメンバーに選ばれたが、アン=カトリン・ベルガー、スティーナ・ヨハネスに次ぐ第3GKの立ち位置にあり、出場機会は無かった。

以後も実際の出場には至らなかったものの、UEFA女子ネーションズリーグ2025(英語版)や2027 FIFA女子ワールドカップ・ヨーロッパ予選等でメンバーに選出され続けていた。2026年6月9日、2027 FIFA女子ワールドカップ・ヨーロッパ予選のスロベニア戦にて先発出場、A代表2キャップ目を記録すると共に初のクリーンシートを達成した[17]。

人物

  • 鋭い反射神経に定評があり、至近距離からのセーブも多い他、足も両利きで落ち着いたボールコントロールを見せる[18]。
  • FCバイエルン・ミュンヘンの同僚である谷川萌々子とは、遠征先でルームメイトになるのが常である他、2025-26年シーズンのウィンターブレイク中には、日本旅行時に谷川の実家を訪れている[19]。谷川からも「チームで特に親密な選手」として、ペルニレ・ハーダーと共に名を挙げられている[20]。

個人成績

クラブ

2026年5月17日現在:[21]
クラブ シーズン リーグ 女子DFBポカール 女子CL 他 合計
リーグ出場ゴール出場ゴール出場ゴール出場ゴール出場ゴール
MSVデュースブルク 2019–20 女子ブンデスリーガ 10——–10
2020–21 女子ブンデスリーガ 40——–40
2021–22 女子ブンデスリーガ(2部) 8010—–90
2022–23 女子ブンデスリーガ 21020—–230
2023–24 女子ブンデスリーガ 21030—–240
合計 550600000610
FCバイエルン・ミュンヘンII 2024–25 女子ブンデスリーガ(2部) 30——–30
FCバイエルン・ミュンヘン 2024–25 女子ブンデスリーガ 1204030–190
2025–26 女子ブンデスリーガ 17050801[注釈 1]0310
2026–27 女子ブンデスリーガ
合計 2909011010500
キャリア通算 860150110101130

代表

2026年10月13日現在
ドイツ女子代表国際Aマッチ
年出場得点
202300
202410
202500
202630
通算 40
出場大会

出場試合

出場試合一覧
#開催日開催都市スタジアム対戦国結果監督大会
1.2024年12月2日ドイツの旗 ボーフムヴォノヴィア・ルーアシュターディオン イタリア● 1-2クリスティアン・ヴュック国際親善試合
2.2026年6月9日スロベニアの旗 リュブリャナスタディオン・ストジツェ スロベニア○ 2-02027 FIFA女子ワールドカップ・ヨーロッパ予選
3.2026年10月9日ドイツの旗 カールスルーエBBバンク・ヴィルトパルク オーストラリア〇 4-2国際親善試合
4.2026年10月13日ドイツの旗 ブレーメンヴェーザーシュタディオン 日本〇 2-1国際親善試合

タイトル

クラブ

ドイツの旗 バイエルン・ミュンヘン

個人

外部リンク

脚注

注釈

  1. ↑ DFB女子スーパーカップ
  2. ↑ 出場なし

出典

  1. ↑ Standing tall: Ena Mahmutovic in '51' interview
  2. ↑ “MSV Duisburg vs. Wolfsburg – 27 September 2021 – Soccerway”. int.soccerway.com. 2023年5月24日閲覧。
  3. ↑ “2022-2023 Ena Mahmutovic Match Logs (Goalkeeping)” (英語). FBref.com. 2025年7月4日閲覧。
  4. ↑ Presseabteilung, MSV Duisburg- (2025年6月28日). “MSV-Voting | Ena Mahmutovic ist eure Spielerin der Saison 2022/23” (ドイツ語). MSV Duisburg. 2025年7月4日閲覧。
  5. ↑ “Die 5 besten Bundesliga-Torhüterinnen der Saison 2023/2024” (ドイツ語). 90min.de (2024年6月5日). 2025年7月4日閲覧。
  6. ↑ “2023-2024 Ena Mahmutovic Match Logs (Goalkeeping)” (英語). FBref.com. 2025年7月4日閲覧。
  7. ↑ “2023-2024 Frauen-Bundesliga Goalkeeper Stats” (英語). FBref.com. 2025年7月4日閲覧。
  8. ↑ “FC Bayern Frauen verpflichten Ena Mahmutovic” (ドイツ語). fcbayern.com. FC Bayern München AG (2024年6月5日). 2024年6月5日閲覧。
  9. ↑ “Frauen-Bundesliga 2024/25: Die 5 besten Torhüterinnen” (ドイツ語). 90min.de (2025年5月19日). 2025年7月4日閲覧。
  10. ↑ “Frauen-Bundesliga Goalkeeper Stats” (英語). FBref.com. 2025年7月4日閲覧。
  11. ↑ Tournament Recap — Bayern Win Inaugural W7F Tournament
  12. ↑ Google Pixel Frauen-Bundesliga Torhüterinnen 2025/26
  13. ↑ Mahmutovic, van Eijk, Mattner and Potsi's shirt numbers
  14. ↑ 50 Bundesliga games unbeaten - FCB Women win comfortably in Leipzig
  15. ↑ Presseabteilung, MSV Duisburg- (2023年5月21日). “MSV-Frauen | Ena für Deutschland: Mahmutovic im DFB-Kader!” (ドイツ語). MSV Duisburg. 2023年5月24日閲覧。
  16. ↑ “DFB-Frauen: Bitteres Debüt für Torwarttalent Mahmutovic” (ドイツ語). BR24 (2024年12月2日). 2025年7月4日閲覧。
  17. ↑ Germany Women remain unbeaten - Imade and Harder score in decisive matches
  18. ↑ Frauen-Bundesliga 2024/25: Die 5 besten Torhüterinnen
  19. ↑ Arigato gozaimashita & matane⛩️🎌❤️
  20. ↑ The unassuming one who makes the difference: How title collector Momoko Tanikawa is shaping FCB's game
  21. ↑ “Ena Mahmutovic » Club matches”. World Football. 2026年3月29日閲覧。
  22. ↑ NRZ: Bericht zur Wahl der Duisburger Sportlerinnen und Sportler des Jahres 2023, abgerufen am 13. November 2023