ケプラヴィーク国際空港

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ケプラヴィーク国際空港
Keflavíkurflugvöllur
Keflavik International Airport
上空から
IATA: KEF - ICAO: BIKF
概要
国・地域 アイスランドの旗 アイスランド
所在地 ケプラヴィーク
母都市 レイキャヴィーク
種類 軍民共用
(NATO軍管理は終了)
所有者 Keflavik International Airport Ltd.
運営者 Keflavik International Airport Ltd.
拠点航空会社 アイスランド航空
標高 52 m (171 ft)
座標 北緯63度59分06秒 西経22度36分20秒 / 北緯63.98500度 西経22.60556度 / 63.98500; -22.60556
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
空港の位置(アイスランド)
空港の位置(アイスランド)
KEF
空港の位置(アイスランド)
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
02/20 有 3,054×60 舗装
11/29 有 3,065×60 舗装
統計(2024年)
旅客数 832万人
出典:AIP at ICAA[1]公式サイト[2]
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空港の一覧
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ケプラヴィーク国際空港(ケプラヴィークこくさいくうこう、アイスランド語: Keflavíkurflugvöllur、英: Keflavík International Airport)は、アイスランド西部にある同国最大の空港である。

概要

ケプラヴィーク市の近くにあり、首都のレイキャヴィークからは西へ50kmの距離にある。温泉観光地のブルーラグーンはレイキャヴィークへ向かう幹線道路の途上にある。長さ3065m、幅60mの滑走路1本と、長さ3054m、幅60mの滑走路1本を持つ。空港の敷地は25平方キロメートルであり、NATOの防衛圏に含まれている。IATA国際コードはKEFである。

この空港は初めは外国の軍用航空基地として作られた。第二次世界大戦中の1943年3月24日にアメリカ海軍建設大隊によって建設された。北大西洋の中央部に位置し、航空機の拠点として非常に有意義な位置にあったためであり、戦時中はUボートの警戒に当たる哨戒機の基地として使われている。戦後、アメリカ軍が一時期空港から完全に引き上げ、大西洋を横断する航空機の給油地点として広く使われるようになる。

しかし、冷戦が始まるとともにその戦略的価値が再評価され、1951年からアメリカ軍の駐留が再開される(アイスランド防衛隊)。冷戦の期間中、アメリカ軍は駐留を続け、アイスランド政府も空港に対して支出を行っていたものの、空港の運営費用の一部はアメリカ政府が負担していた。1980年代の半ばごろまで、乗客へのアメリカ軍の監視が行われており、アイスランド領内にあるにもかかわらずアメリカ軍によりパスポートのチェックも行われていた。このチェックはアイスランド人にとって大変不評であったが、冷戦の終焉と共に中止された。2006年にアメリカ軍が撤退し、空港の管理はアイスランドに移管された[3]。

1960年代から1970年代にかけて、ベトナム戦争への抗議行動などと連携して、アメリカ軍とNATOの撤退を求める抗議行動が頻繁に行われた。ケプラヴィークを出発地点として50kmの道を歩き、"Ísland úr NATO, herinn burt"(訳:アイスランドのNATOからの脱退と軍隊の撤退を求める)の掛け声と共に空港周辺で抗議を行った。参加者の一人に、後にアイスランドで初めての女性大統領となるヴィグディス・フィンボガドゥティルがいる。

アイスランドの人口は30万人ほどであるが、アメリカやカナダとヨーロッパの各都市との間が定期航空便で結ばれている。ケプラヴィーク国際空港は国際線のみが発着するようになっており、グリーンランドやフェロー諸島への近距離国際便とほとんどの国内便は50kmほど離れたレイキャヴィーク空港を利用している。アイスランド航空 (Icelandair) が、ケプラヴィーク国際空港を利用する主な航空会社である。

就航航空会社と就航都市

旅客便

航空会社就航地
アイスランドの旗 アイスランド航空西欧 : アムステルダム、ブリュッセル、ダブリン、エディンバラ、グラスゴー、ロンドン/ガトウィック、ロンドン/ヒースロー、マンチェスター、パリ/シャルル・ド・ゴール
中欧 : ベルリン、フランクフルト、ミュンヘン、プラハ、チューリッヒ
南欧 : アリカンテ、バルセロナ、リスボン、マラガ、ローマ/フィウミチーノ、テネリフェ・スール
北欧 : ベルゲン、コペンハーゲン、ヘルシンキ/ヴァンター、ヌーク、オスロ/ガーデモエン、ストックホルム/アーランダ、ヴォーアル
北米 : ボルチモア、ボストン、シカゴ/オヘア、デンバー、ミネアポリス=セントポール、ニューヨーク/JFK、ニューアーク、オーランド、ローリー・ダーラム、シアトル、トロント、バンクーバー、ワシントン/ダレス
季節運航
西欧 : ニース
中欧 : グダニスク[4]、ジュネーヴ、インスブルック、ザルツブルク
南欧 : ファロ、グラン・カナリア、ミラノ/マルペンサ、ヴェネツィア、ヴェローナ
東欧 : イスタンブール
北欧 : ビルン、ヨーテボリ、イルリサット(英語版)、クルスック(英語版)、カコトック(英語版)、トロムソ(2026年10月23日より運航開始予定)[5]
北米 : ハリファックス、マイアミ、ナッシュビル、ピッツバーグ、ポートランド
デンマークの旗ノルウェーの旗スウェーデンの旗 スカンジナビア航空コペンハーゲン、オスロ/ガーデモエン
季節運航 : ストックホルム/アーランダ
フェロー諸島の旗 アトランティック航空ヴォーアル
ノルウェーの旗 ノルウェー・エアシャトル季節運航 : オスロ/ガーデモエン
グリーンランドの旗 グリーンランド航空ヌーク
フィンランドの旗 フィンエアーヘルシンキ/ヴァンター
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズロンドン/ヒースロー
イギリスの旗 イージージェットエディンバラ、ロンドン/ルートン、マンチェスター、ミラノ/マルペンサ、パリ/シャルル・ド・ゴール
季節運航 : バーミンガム、ブリストル、ロンドン/ガトウィック、リヨン
イギリスの旗 Jet2.com季節運航 : ベルファスト、バーミンガム、ブリストル、イースト・ミッドランズ、エディンバラ、グラスゴー、リーズ・ブラッドフォード、リヴァプール、ロンドン/スタンステッド、マンチェスター、ニューカッスル
イギリスの旗 TUIエアウェイズ季節運航 : ロンドン/ガトウィック、マンチェスター
ハンガリーの旗 ウィズエアー中欧 : グダニスク、カトヴィツェ、ワルシャワ、ヴロツワフ
南欧 : ミラノ/マルペンサ、ローマ/フィウミチーノ
東欧 : ブダペスト
季節運航 : ヴィリニュス
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空フランクフルト
ドイツの旗 ユーロウィングス季節運航 : デュッセルドルフ
ドイツの旗 ディスカバー・エアラインズミュンヘン
オーストリアの旗 オーストリア航空季節運航 : ウィーン
スイスの旗 エーデルワイス航空季節運航 : チューリッヒ
スイスの旗 イージージェット・スイス(英語版)季節運航 : バーゼル=ミュールーズ
フランスの旗 トランサヴィア・フランスパリ/オルリー
オランダの旗 トランサヴィアアムステルダム
スペインの旗 イベリア・エクスプレス季節運航 : マドリード
スペインの旗 ブエリング航空季節運航 : バルセロナ
ラトビアの旗 エア・バルティックリガ
イタリアの旗 ネオス季節運航 : アリカンテ、マラガ、テネリフェ・スール、ヴェローナ
ポーランドの旗 LOTポーランド航空ワルシャワ
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空 季節運航:ダラス/フォートワース
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空 ニューヨーク/JFK
季節運航:ミネアポリス=セントポール
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空 季節運航:ニューアーク
アメリカ合衆国の旗 アラスカ航空 シアトル(2026年5月28日より運航開始予定)
カナダの旗 エア・カナダ 季節運航:トロント、モントリオール
カナダの旗 ウエストジェット航空 季節運航:カルガリー[6]、エドモントン[7]、ウィニペグ[8]

貨物便

航空会社就航地
アイスランドの旗 アイスランド航空カーゴ イーストミッドランズ、リエージュ
アイスランドの旗 ブルーバード・カーゴ ダブリン、リエージュ

就航都市一覧

到着免税店

バゲージクレームの横に、到着した乗客が利用できる免税店がある。ここでは日本円で支払うことができるが、お釣りはアイスランド・クローナで返ってくる。これを逆手に取り、安い商品を一万円札で購入すれば、一万円弱相当のアイスランド・クローナの現金を、両替手数料なしで入手することができる。(アイスランドは現金の利用が著しく少なく、国内のほぼ全ての商業施設でクレジットカードが利用できるが、カードを持っていない旅行者や小額の買い物をカードで払いたくない場合は現金で払う事となる。)

ギャラリー

脚注

  1. ↑ BIKF AIP
  2. ↑ “Keflavík Airport welcomes 8.3 million passengers in 2024, sees transit growth” (英語). Aviation24.be. 2025年10月26日閲覧。
  3. ↑ 「アイスランド・グリーンランドを知るための65章」p186 小澤実・中丸禎子・高橋美野梨編著 明石書店 2016年3月20日初版第1刷発行
  4. ↑ “Icelandair Adds Gdansk Service From Sep 2026”. 2026年2月12日閲覧。
  5. ↑ “Icelandair Adds Tromsø Service in 4Q26”. 2026年2月12日閲覧。
  6. ↑ Liu, Jim (2023年11月15日). “WestJet NS24 Long-Haul Network Expansion”. AeroRoutes. 2026年9月6日閲覧。
  7. ↑ “Edmonton getting non-stop Iceland flight next summer”. CTV (2025年11月18日). 2025年11月18日閲覧。
  8. ↑ “WestJet announces the return of non-stop transatlantic air access for Winnipeg with new service to Iceland beginning this summer”. YahooFinance (2025年11月18日). 2025年11月18日閲覧。

外部リンク