サルスト

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サルスト
欧字表記 Sallust
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 栗毛
生誕 1969年
死没 1987年
父 Pall Mall
母 Bandarilla
母の父 Matador
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Ballymacoll Stud
馬主 Michael Sobell
調教師 Dick Hern(イギリスの旗 イギリス)
競走成績
生涯成績 11戦7勝
勝ち鞍
G1サセックスステークス1972年
G1ムーラン・ド・ロンシャン賞1972年
G2リッチモンドステークス1971年
G2グッドウッドマイル1972年
G3ダイオメドステークス1972年
G3ポルトマイヨ賞1972年
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サルスト(英語: Sallust、1969年 - 1987年)は、イギリス調教の競走馬である。主な勝ち鞍はサセックスステークス(1972年)、ムーラン・ド・ロンシャン賞(1972年)。

来歴

サルストは、体高16ハンド1.5インチで、額の細い流星と3本の所謂靴下が特徴の濃い栗毛の馬で[1][2]、アイルランドのミーズ県にあるバリーマッコールスタッド(英語版)において生産された。

バリーマッコールスタッドの所有者マイケル・ソベル(英語版)を馬主とし、イギリスのバークシャー州ウェストイルスリー(英語版)にあるディック・ハーン(英語版)厩舎で調教を受けた。1戦を除き、イギリスのジョー・マーサーが主戦として騎乗した。

競走馬時代

2歳(1971年)

レース前の激しい発汗やブリンカーを装着したレースの存在がなど気難しい一面を窺わせた[3]。同年は5戦2勝という結果で、将来性は感じられるものの一流馬には一歩及ばない印象を与えていた。

ソールズベリー競馬場(英語版)の5ハロン戦を制したほか、ナショナルステークス(英語版)(G3)では牝馬のスティルヴィに僅差の2着。

7月にグッドウッド競馬場で行われた6ハロン戦のリッチモンドステークス(G2)ではマーサー鞍上で単勝3.0倍に支持されると[4]、タッチペーパーやヨーマンを抑えて勝利[3]。

同年のイギリスのフリーハンデキャップにおいて、サルストには2歳馬首位で同馬主同厩舎のサンプリンスより10ポンド低い123ポンドのレーティングが与えられた。

3歳(1972年)

3歳初戦は4月にケンプトンパーク競馬場(英語版)の2000ギニートライアルに出走したが、発走前に酷く発汗し、着外に終わった。

6月7日、エプソム競馬場でダービーステークスと同日に行われた8.5ハロン戦の第2回ダイオメドステークス(英語版)(G3)に出走。斤量は重く単勝15倍の伏兵となったが[4]、オープンシーズンやロイブリッジを抑えて勝利[3]。

17日後にはフランスへ遠征し、ロンシャン競馬場の1400メートル戦であるポルトマイヨ賞(英語版)(G3)に出走。タミランやカラホラを退け、イギリス調教馬として初となる勝利を収めた[5]。

7月下旬にはグッドウッド競馬場の1マイル戦であるサセックスステークス(G1)に出走。ここでは2000ギニーの勝ち馬ハイトップと対戦した。単勝5.5倍に支持されると、2000ギニーステークス勝ち馬ハイトップをアタマ差で下して勝利[4]。クイーンアンステークス勝ち馬スパークラーが3着に入り、勝ち時計の1分37秒39はコースレコードであった[6]。

8月25日には同競馬場の同距離で行われたグッドウッドマイル(英語版)(G2)に出走すると単勝1.5倍に支持され[4]、グリーナムステークス勝ち馬マーティンマスや、1970年のムーラン・ド・ロンシャン賞勝ち馬で5歳馬のゴールドロッド(英語版)らを破って勝利。

10月8日にはロンシャン競馬場の1600メートル戦であるムーラン・ド・ロンシャン賞(G1)でフランスの強豪と対戦すると、ジャック・ル・マロワ賞勝ち馬リファールを抑えて勝利。3着にはモルニ賞勝ち馬のダーリングディスプレイ、4着にはハイトップが入った[3]。

同年のタイムフォームは、サルストにスプリンターのディープダイバー(英語版)と並んで3歳牡馬首位となる134ポンドのレーティングを与えた[7]。

ジョン・ランドールとトニー・モリスは著書"A Century of Champions"において、タイムフォームの仕組みを参考に、サルストは20世紀のイギリス及びアイルランドの競走馬のうち132位であるとした[8]。

種牡馬時代

引退後に25万ポンドで購入され[3]、アイリッシュ・ナショナルスタッドにおいて種牡馬として供用が開始された。1987年に18歳で死亡した。

代表産駒としてはフランス調教の牝馬でフォレ賞、ムーラン・ド・ロンシャン賞、サンタマルガリータインビテーショナルハンデキャップなどを制したサネドツキ(英語版)、1979年の2000ギニーステークスにおいてクリスを破って勝利したタップオンウッド、1983年にモイグレアスタッドステークスを制したガライベント(英語版)などが挙げられる[9]。

主な産駒

※G1馬及び日本の重賞馬のみ

母の父としての産駒

※G1馬及び日本の重賞馬のみ

血統表

サルストの血統(出典[§ 1])
父系 フェアトライアル系(フェアウェイ系) [§ 2]
父
Pall Mall
1955 栗毛
父の父
Palestine
1947 芦毛
Fair Trial Fairway
Lady Juror
Una Tetratema
Uganda
父の母
Malapert
1946 栗毛
Portlaw Beresford
Portree
Malatesta Sansovino
Tetranella
母
Bandarilla
1960 栗毛
*マタドア
1953 栗毛
Golden Cloud Gold Bridge
Rainstorm
Spanish Galantry Mazarin
Courtship
母の母
Interval
1948 栗毛
Jamaica Inn King Salmon
Jamaica
Second Act The Font
Third Act
母系 (F-No.)   (FN: 2-o) [§ 3]
5代内の近親交配 Phalaris 5×5、The Tetrarch 5×5 [§ 4]
出典
  1. ↑ [10][11]
  2. ↑ [10]
  3. ↑ [10][12]
  4. ↑ [10]

脚注

  1. ↑ “Sallust image 1”. sporthorse-data.com. 2013年10月5日閲覧。
  2. ↑ “Sallust image 2”. sporthorse-data.com. 2013年10月5日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 Mortimer, Roger; Onslow, Richard; Willett, Peter (1978). Biographical Encyclopedia of British Flat Racing. Macdonald and Jane's. ISBN 0-354-08536-0.
  4. 1 2 3 4 Abelson, Edward; Tyrrel, John (1993). The Breedon Book of Horse Racing Records. Breedon Books Publishing. ISBN 978-1-873626-15-3
  5. ↑ “Prix de la Porte Maillot history”. France-galop.com. 2013年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月5日閲覧。
  6. ↑ “Sallust can set record”. Evening Times. 25 August 1972. 2013年10月5日閲覧.
  7. ↑ Morris, Tony; Randall, John (1990). Horse Racing: Records, Facts, Champions (Third ed.). Guinness Publishing. ISBN 0-85112-902-1
  8. ↑ Morris, Tony; Randall, John (1999). A Century of Champions. Portway Press. ISBN 978-1-901570-15-1
  9. ↑ Timeform staff (1984). Racehorses of 1983. Timeform. ISBN 0-900599-40-5
  10. 1 2 3 4 “5代血統表 血統情報 Sallust(GB)”. JBISサーチ. 2026年10月16日閲覧。
  11. ↑ “Sallust pedigree”. Equineline (2012年5月8日). 2013年10月5日閲覧。
  12. 1 2 “Thoroughbred Bloodlines – Mabille – Family 2-o”. Bloodlines.net. 2013年10月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月5日閲覧。

外部リンク