1980年にツーリング車向け(ランドナー向け)コンポーネントとして登場。1982年に世界初の完全MTB用コンポーネントとしてDeore XTが派生する。その後しばらくはツーリング向けコンポーネントとして存在していたが、1990年にMTB用コンポーネントへとシフトする。この際、Deore LX(エントリーグレード)とDeore DX(ミドルグレード)とDeore XT(ハイエンド)にラインナップが整理され、無印Deoreとしては一度ここで途絶えることとなる。
その後、Deore DXが消滅してDeore LXのみが残り、LXの高級化などを経て、2000年になりスポーツ用MTBコンポーネントのエントリーグレードとしてDeore(無印)の名が復活することとなった。以降、Deoreは本格スポーツ用MTBコンポーネントのエントリーグレードとして存在している。
完成車では定価15万円以上で販売されるものに採用されていることが多い[1][2][3][4]。同世代の上位シリーズ(XTR、DEORE XT、SLX)との互換性を有しているため、このコンポーネントが採用されていることをして、いわゆる本格スポーツ用MTBの基準とされることも多い。
同社のMTBコンポーネント全体として見た場合、中核グレードとしての位置づけでもあり、パーツ構成は幅広い。ブレーキシステムは、油圧式ディスクブレーキのみが提供されている。かつて多くのパーツでブラック系とシルバー系の2色が提供されていた。また、フロントディレーラは、そのコストパフォーマンスの高さで知られ、SRAMなど他社のコンポーネントを採用した完成車でも、フロントディレーラのみあえてDeoreが使用されている例がある。
従来のM4000シリーズはALIVIOである
その起源は長らくはっきりわかっていなかったが、シマノ100周年記念サイト「SHIMANO 100 WORKS[11]」内のコンテンツ[12]において、「鹿のdeerからとられたネーミングで、野山を華麗に駆け抜け、走ることを満喫するツーリングの世界をイメージしている」とされている。
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