チハヤリスタート!
| チハヤリスタート! | |
|---|---|
| ジャンル | スポーツ漫画 ヒューマンドラマ |
| 漫画 | |
| 作者 | たけうちホロウ |
| 出版社 | 芳文社 |
| レーベル | FUZコミックス |
| 発表期間 | 2024年7月25日 - |
| 巻数 | 既刊5巻(2026年8月3日現在) |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『チハヤリスタート!』はたけうちホロウによる日本の漫画。『COMIC FUZ』(芳文社)にて2024年7月25日から連載中。足の速さだけが自慢だった女の子の挫折と再起の物語[1]。
沿革
2024年7月25日、連載開始。
2025年4月28日、単行本1巻が発売[1]。同年5月30日、ABEMAで配信されたSHIBUYA ANIME BASEで本作が取り上げられた[2]。
2026年3月10日から東京と大阪でPOP UP SHOPが開催されることが決まった[3]。同時に作者による描き下ろしイラストが公開された。
あらすじ
小学生時代、学校の誰よりも足が速かった桜坂 千早(さくらざか チハヤ)は、中学生のときに自分よりも足の速い美少女である小清水 澪(こしみず ミオ)と出会う。足が一番早いというアイデンティティを失ったチハヤは引きこもりがちになるも、2人は競いながらも陸上に励み、全中1位と2位にまで上り詰めた。2人は高校3年生でのインターハイでまた競い合うことを決意した。しかし、チハヤとミオが高校3年生の年である2020年、コロナ禍によってインターハイが中止になり、チハヤは再度引きこもりになってしまう。親に連れられハローワークに行ったあと、チハヤは親友の雪村 あやせ(ゆきむら あやせ)やニュースキャスターになっていたミオと再会する。2人との再会をきっかけに、チハヤのリスタートが始まっていく。
登場人物
- 桜坂 千早(さくらざか チハヤ)
- 引きこもりの無職。25歳。つつじ小学校→つつじ中学校→東絅学院高校。100m走ベストタイムは11秒84。
- 小学生時代は学校で一番足が速く、そのことをアイデンティティにしていた[4]。中学生時代に自分よりも足の速いミオと出会い、引きこもりがちになってしまう。その後、彼女の「ずるいのはアンタじゃん」という発言に触発され、幽霊部員と化していた陸上部の練習に励むようになり、中学最後の全中にて団体で1位、個人で2位になる。別の高校に進学したミオと高校三年生のインターハイで再度戦うことを目標に、宮城県内での高校時代のほぼ全てを陸上に捧げたが、コロナ禍によってインターハイが中止。努力が無意味となったトラウマから頑張ることができなくなり、引きこもるようになる。高校卒業後7年間ニート生活を続けてきたが、あやせとミオに再会したことでもう一度走り始めることになった。
- 身体を動かす才能があり、走る以外でも大抵の運動はうまくこなせる。大好物はポテトチップスとコーラ。
- 小清水 澪(こしみず ミオ)
- ニュースキャスター。25歳。みずき小学校→つつじ中学校→東京神橋高校→慶楼大学。100m走ベストタイムは11秒61。
- チハヤとは中学一年生のときに出会い、陸上部で切磋琢磨しあうライバル関係になる。中学最後の全中では、団体個人ともに1位に輝いた。東京の高校に進学しチハヤと再度戦うことを目標にしていたが、コロナ禍によってインターハイが中止。その後は東京の一流大学を卒業したのち、地元である宮城県に帰ってきてテレビ局のニュースキャスターになった。お天気お姉さんとして宮城では結構有名人。
- 小学生のころに陸上クラブに入るまでは足が遅く、不器用で球技は苦手。美人。ファッションセンスがない。
- 雪村 あやせ(ゆきむら あやせ)
- ピアノ教室の先生。25歳。身長は159㎝[5]。つつじ小学校→つつじ中学校→東絅学院高校。100m走ベストタイムは12秒80。
- チハヤと小学生時代から一緒の幼馴染。中学時代は吹奏楽部で、高校時代は陸上部の部長を務めていた。陸上は高校までで辞めているが、登山が趣味で今でも身体を鍛え続けている。チハヤのことは誰よりも理解しており、チハヤの背中を押してリスタートを応援している。ピアノ教室の先生の傍ら、アコースティックバンドにキーボードとして参加するなど多趣味。
- 栗栖川 理子(くりすがわ リコ)
- 広告デザイナー。24歳。東絅学院高校→慶楼大学。100m走ベストタイムは11秒97。
- チハヤの高校時代の後輩。寝る間もなく働き続け、ついに過労で倒れて病院に運ばれた先でチハヤとあやせの2人に再会する。
- 近江 潤(おうみ ジュン)
- チハヤの高校時代の同級生。現在は結婚しており子供がいる。高校時代は髪を染めていたが黒に戻している。
- 火野 メリッサ(ひの めりっさ)
- 陸上競技選手。25歳。東京神橋高校。
- ミオの高校時代の友人。日本代表として2024年パリ大会に出場し、4×100mリレーでエースを務め、日本歴代2位の自己ベストを持つ瞬足。
- 常盤木 由紀子(ときわぎ ゆきこ)
- 東絅学院高校陸上部顧問。
- 栗栖川 マコ(くりすがわ まこ)
- チハヤの高校時代の先輩。陸上部部長を務めていた。リコの姉。
用語
- 東絅学院高校(とうけいがくいんこうこう)
- チハヤやあやせが通っていた高校。
- 東京神橋高校(とうきょうかんばしこうこう)
- ミオやメリッサが通っていた高校。
書誌情報
- たけうちホロウ『チハヤリスタート!』芳文社〈FUZコミックス〉、既刊5巻(2026年8月3日現在)
- 2025年4月28日発売[6]、ISBN 978-4-8322-0506-2
- 2025年6月2日発売[6]、ISBN 978-4-8322-0515-4
- 2025年11月4日発売[6]、ISBN 978-4-8322-0556-7
- 2026年3月2日発売[6]、ISBN 978-4-8322-0593-2
- 2026年8月3日発売[6]、ISBN 978-4-8322-0638-0
評価・反響
まんが編集者のササキバラ・ゴウは、「マンガを自然に呼吸するかのように、楽しくコマと絵と文字を描き並べ、気持ちの動くままに先のページへと走っていく。そのスタイルが、そのまま主人公のダイナミックな走り方とも重なっている。荒っぽい我流の走法に見えながら、気持ちが入ると、ここぞというところで力強さを発揮し、その秘めたポテンシャルに誰もが期待せずにはいられない。表現と内容が一体となって疾走し盛り上がっていく展開は、じつに爽快だ。」と語っている[7]。
マンガライターのもり氏は、「正論や綺麗事では片付けられない生々しい感情をぶつけられながらも、ダメな自分も受け入れながら進んでいく千早に勇気を貰える、不思議な魅力に溢れた作品だ。」と語っている[4]。
脚注
- 1 2 “足の速さだけが自慢だった女の子の挫折と再起の物語「チハヤリスタート!」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年4月28日). 2025年5月8日閲覧。
- ↑ ABEMAアニメ(アベマ) [@Anime_ABEMA]「SHIBUYA ANIME BASE #シブアニ #48 今夜21時から生放送📡」2025年5月30日。X(旧Twitter)より2026年2月11日閲覧。
- ↑ メディコス・エンタテインメント_総合 [@medicos_et_02]「/ チハヤリスタート! POP UP SHOP開催決定🎊 \」2026年2月6日。X(旧Twitter)より2026年2月11日閲覧。
- 1 2 “世界陸上で注目! 『ひゃくえむ。』『チハヤリスタート!』が築く陸上漫画の新時代”. リアルサウンド ブック. blueprint (2025年9月18日). 2026年1月19日閲覧。
- ↑ たけうちホロウ [@kyoshincats]「雪村あやせの身長は159cmです」2025年12月31日。X(旧Twitter)より2025年12月31日閲覧。
- 1 2 3 4 5 “チハヤリスタート!”. 芳文社. 2026年8月7日閲覧。
- ↑ “たけうちホロウ「チハヤリスタート!」 主人公も表現も力強く疾走する”. 好書好日. 朝日新聞社 (2025年8月5日). 2026年1月19日閲覧。
外部リンク
- チハヤリスタート! - COMIC FUZ
- たけうちホロウ (@kyoshincats) - X(旧Twitter)