ティベレ

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Tibere rocket

ティベレ(仏: Tibère)はフランスの大気圏再突入試験用ロケットである。物体が超高速で大気圏に突入した際に生じる物理現象の検証を目的としたELECTRE計画の一環で開発された[1][2]。

ベレニスをベースに開発された3段式固体燃料ロケットで、1段目と2段目は同じサイズのSEPR 739-2ストロンボリモータを使用し、3段目はディアマンロケット用に開発されたP064モータを使用する[3]。1段目には姿勢制御用のSEPR P167が4基取り付けられている[3]。

1965年に開発が承認され、4機が開発されたものの、1971年2月23日と1972年3月18日の2回しか打ち上げられなかった[3]。打ち上げはONERAがビスカロッスで行い、いずれも成功した[3]。

打ち上げの際は、1段目と2段目で高度150 kmまで上昇後、降下中に高度130 kmから60 kmまで3段目を燃焼して試験用の弾頭を加速させ、弾頭が高度60 kmから20 kmまで落下して破壊されるまでの約10秒間に目的の試験が行われた[2]。

データ

  • 総重量: 4,500 kg
  • 全長: 14.50 m
  • 直径: 0.56 m
  • 推力: 170.00 kN
  • 高度: 1,000 km

脚注

  1. ↑ “La fusée Tibère”. Eurospace (1999年7月27日). 2026年10月28日閲覧。
  2. 1 2 Serra, Jean-Jacques. “Fusées de l'ONERA”. 2013年1月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年10月28日閲覧。
  3. 1 2 3 4 “Tibere”. Encyclopedia Astronautica. 2026年10月28日閲覧。