ドップ (DOPP) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。初出は、1979年放送のテレビアニメ『機動戦士ガンダム』。
作中の敵側勢力である「ジオン公国軍」の大気圏内用戦闘機。地球環境の充分なデータがないまま急造されたという設定で、機体の斜め上段にコクピットを配置するなど、現実の航空機にはない独特の形状を持つ。『機動戦士ガンダム』劇中では、緑色の一般機と、茶色に塗装されたジオン軍大佐ガルマ・ザビの専用機が登場する。
| ドップ | |
|---|---|
| 全高 | 4.6m(ランディング・ギア含む)[1] /3.34m[2] |
| 全長 | 9.2m[1]/7.9m[2] |
| 全幅 | 12.1m[1]/13.4m[2] |
| 全備重量 | 5.2t[1]/9.46t[2] |
| 推進機関 | 化学燃料ジェット・エンジン[1] |
| 最高速度 | マッハ3.4[1]/マッハ2.91[2] |
| 武装 | 30mm6連装戦闘砲×2[1] /6連装ミサイルランチャー×2[2] 対空ミサイル×4[1] /バルカン砲[2] |
| 乗員 | 1名[1] |
当初、地上侵攻作戦を予定していなかったジオン公国軍が急造した戦闘機。地上作戦が膠着化していくにつれ、国力の乏しいジオン軍の航空主力機として活躍する。
スペースコロニー国家であるジオンの技術者たちは、大気圏内航空機に関するノウハウも試験飛行を行う場所もなく、コンピューターシミュレーションによって本機を開発したとされ、地球上での試験飛行では試作1~4号機までことごとく墜落したと記録されている[3]。確認されている最高速度はマッハ5(テレビ版22話、オスカの報告)。空力特性がきわめて悪い機体を大推力のエンジンと多数の姿勢制御バーニアで強引に飛翔させているため、運動性は高いものの航続距離は短く、運用には母艦となるガウ攻撃空母のサポートが欠かせない。ミノフスキー粒子散布環境下の有視界戦闘を前提に設計されており、操縦席が機体から上方に大きく突出し、視界が広く取られている。
機体色は緑。ガルマ・ザビ専用機は茶色。
メインでガンダムと交戦した敵メカでガンプラブーム時に唯一プラモデル化されなかった。当時、森永製菓製の食玩「機動戦士ガンダム ミルクキャラメル」で商品化され、スケールは1/144(この食玩はアイテムごとにスケールが異なり、1/144と設定されたのはドップのみ)。
その後十数年経過して、「MS IN ACTION」の「ドズル専用ザクII」や超合金の「可動戦士ザク」に完成品モデルが付属した後に、EXモデルの第4弾として正式なプラモデルがリリースされた。1/100スケールと1/144スケールのセットで、商品名は「ドップファイター」とされた。
Wikipediaの当記事に掲載されていた型式番号「DFA-03」は、個人のウェブサイトで創作された非公式設定が無断転載されたものである[6]。ただし『ガンダムエース』誌に掲載された外伝作品、『U.C.HARD GRAPH』小説版での使用が確認されており、設定として取り入れられている可能性がある。
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