ドラゴンズドグマ2

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ドラゴンズドグマ2
DRAGON'S DOGMA II
ジャンル オープンワールドアクション[1]
対応機種 PlayStation 5
Xbox Series X/S
Microsoft Windows
開発元 カプコン
発売元 カプコン
プロデューサー 平林良章[2]
ディレクター 伊津野英昭[2]
デザイナー 木下研人
シナリオ 村田治生
長村香織
白鳥有葵
音楽 堀諭史
美術 イケノ
加藤圭太郎
シリーズ ドラゴンズドグマシリーズ
人数 1人
発売日 世界の旗 2024年3月22日
ゲームエンジン REエンジン[1]
テンプレートを表示

『ドラゴンズドグマ2』(DRAGON'S DOGMA II)は、カプコンより2024年3月22日に発売されたPlayStation 5、Xbox Series X/S、PC(steam)用ゲームソフト。ジャンルはオープンワールドアクションRPG[3]。

概要

本作は、2012年に発売された第1作『ドラゴンズドグマ』の正統続編である。基本的なゲーム性は前作と同様、王道の中世風ファンタジーの世界を舞台とする、1人プレイ用オープンワールドアクションRPGとなっている[4]。ゲーム内のマップは前作の約4倍ほどとなり、新たな敵やジョブなども追加された[1]。

プレイヤーは竜に戦いを挑む者・覚者(かくしゃ)となり、竜に奪われた心臓と失った記憶を取り戻す旅に出発する。さらに本作独自の要素として、前作では登場しなかった「獣人」と呼ばれる種族が登場[4]。人間の王国「ヴェルムント」と獣人の国「バタル」を巡るストーリーは本作において重要な要素となる。

2026年6月26日に配信された公式情報番組「カプコンスポットライト」にて、本作の追加コンテンツ『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』が発表された[5]。発売は2026年10月9日で、既存ハードに加えて新たにNintendo Switch 2でも発売された。

システム

前作において評価の高かった、美しいグラフィックと物理演算によるリアルかつ広大なフィールドを冒険する高いアクション性は健在[4][6]。

また、豊富なキャラクタークリエイト要素や、プレイヤーが見た目や性格、能力をカスタマイズできる従者「ポーン」に関連するポーンシステムも引き続き実装される[4]。特に、ポーンシステムは本シリーズの特徴の一つとなっている。

難易度

本作には「ノーマルモード」と「カジュアルモード」の2つの難易度が存在する。

ノーマルモード
本作の標準的な難易度。本作の魅力を「最大限堪能できる」モード。このモードでしか取得できないトロフィーが2つ存在する。
カジュアルモード
難易度と不便さを緩和したモード。ノーマルモードと比べて下記のような違いがある。
  • 宿屋の宿泊料金が安くなる
  • 「刹那の飛石」などの価格が安くなる
  • 所持重量が「Heavy」「Very Heavy」になる条件が緩和されており、荷物を多く持てる
  • 非戦闘時のダッシュ時のスタミナ消費が少なくなる
  • 死亡後に「直前から再開」でやり直してもロスゲージが増えない
  • 竜憑きが末期になっても街のNPCが全滅する「大いなる災い」が発生しない

ポーン

前作でも登場したAIで行動する覚者の従者で、味方としてプレイヤーの冒険に付き添う。覚者と同様、スキルや装備はジョブによって決まる。「メインポーン」と「サポートポーン」がおり、覚者を含めて最大で4人のパーティを組むことができる。ライフが尽きたりヒュージブルに引きずり込まれると「ロスト」となる。

本作では新たに、ポーン専用の特殊能力として「スペシャリティ」が追加されている。これにより、エルフ語を自動通訳する「森語通訳」や自己判断で仲間に対して回復行動を行う「仲間治癒」などの能力を、ポーンが習得できる。

メインポーン
プレイヤー専属のポーン。自由にキャラメイク可能。ジョブの変更も可能で、覚者と同様にレベルアップやジョブランクアップもする。ロストした場合は、リムストーンにアクセスすると復活させることができる。
条件を満たすことで知識が蓄積され、冒険を優位に進めることができるようになる。また、ネットワークを通じて他プレイヤーの世界に行き、様々な経験やアイテムを持ち帰って来ることもある。
サポートポーン
一時的にパーティに加入するポーン。ゲーム内に用意されているもののほか、ネットワークを通じて他のプレイヤーが作成したポーンを借り受けることもできる。リムストーンにアクセスするか、フィールドを歩いているポーンに直接話しかけることで雇うことができる。雇うには「リム」という専用の通貨が必要で、覚者と同レベルのポーンまでは無料だが、覚者より高レベルのポーンは有料となる(高レベルのポーンほど高額のリムが必要)。
メインポーンと違いジョブの変更はできず、レベルアップもジョブランクアップもしない。ロストした場合は解雇扱いになり、復活させたい場合はリムストーンにアクセスして再度雇い直す必要がある。

ジョブ

本作においても、プレイヤーキャラおよびポーンが使用できる装備やスキルは「ジョブ」によって決定する。本作におけるジョブは、最初から選択できる4つの「初期ジョブ」の他、条件を満たすことで転職が可能になる「上位ジョブ」が存在する。なお、上位ジョブの中には覚者専用のものも存在する。

初期ジョブ
ファイター
片手剣と盾を扱う、近接戦闘を得意とするジョブ。パーティーの前衛として敵陣に切り込んで大ダメージを与えるほか、盾で自身や仲間を護ることもできる。
アーチャー
弓による遠距離攻撃を得意とするジョブ。遠い間合いから一方的に攻撃を加え、高所の敵も射る事ができる。
シーフ
短剣を両手に持ち、素早い連撃と機動力を活かして戦うジョブ。瞬速のステップを活かしたヒット&アウェイで敵を翻弄し、隙を狙って掴みかかれば大ダメージを与えることができる。
メイジ
杖を片手に持ち様々な魔法を操るジョブ。攻撃魔法、味方の武器に属性を付与する「エンチャント」、仲間を癒す回復魔法など、多彩な魔法で攻守にわたってパーティーを支える。
上位ジョブ
ウォリアー
大剣や大槌などの両手武器を豪快に振り回すジョブ。肉弾戦に特化した堅牢な体躯と、反撃に怯まない頑強さを併せ持つ。
ソーサラー
攻撃に特化した魔法使いのジョブ。大杖を両手で持ち強力な攻撃魔法を唱える。威力が高い魔法ほど、詠唱にかかる時間が長い。
マジックアーチャー
覚者専用ジョブ。魔道弓を使い、敵を追尾する魔法の矢を放つ。攻撃だけでなく味方の体力回復や支援行動も可能。
魔剣士
覚者専用ジョブ。柄の両端に刃が付いた魔双剣を操る。剣技と魔法を兼ね揃えたジョブで、魔力を駆使して敵の動きを封じたり、複数の物体を魔力で投げつけることができる。
幻術師
覚者専用ジョブ。「振り香炉」という特殊な道具で煙を燻し、さまざまな幻術を繰り出す。幻を召喚することで敵を惑わせ、自滅や相撃ちを狙ったり、短時間だがポーンたちの限界を超えた力を引き出すこともできる。
アリズン
覚者専用ジョブ。全てのジョブの武器を扱い、各ジョブの多彩なスキルを習得できる。武器を切り替えることであらゆる局面に対応し、ジョブの垣根を超えてコンボを生み出すことができる。

ファストトラベル

本作のファストトラベルは、有料の牛車に乗るか、「刹那の飛石」を使用して「戻りの礎」が設置してある場所に瞬間移動することで行う。

牛車
町や村を行き来する牛車が運行しており、お金を払って乗ることで牛車の目的地に瞬時に移動できる。運賃は前払い。運行しているのは「メルヴェ⇔ヴェルンワース」「ヴェルンワース⇔関所宿場町」「関所宿場町⇔バクバタル」の3路線。
目的地に向かう途中で、魔物や盗賊の襲撃に遭うことがある。その場合、敵を全滅させた後に再度牛車に乗れば目的地まで瞬時に移動できる。しかし、戦闘中に牛車が破壊されたり牛車を引いている牛が死んだ場合は、そこから先は牛車に乗れなくなる。
後にアップデートで途中下車の機能が実装され、牛車の運行ルートの中にいくつかあるポイントで途中下車できるようになった。
刹那の飛石
移動の力が込められた手の平大の石。使用すると、戻りの礎が設置された場所に一瞬で飛ぶことができる。町や集落の道具屋で購入する他、ダンジョンの宝箱やクエストの報酬でも入手できる。消費アイテムであり、1個につき1回しか使用できない。また、頭上に屋根など空を遮るものがある場所では使用できない。
後にアップデートで、何度でも無制限に使用できる「刹那の永久石」が実装された。
戻りの礎
刹那の飛石で飛ぶ際の道標になる特殊な石柱。マップに最初から固定で設置されているタイプと、アイテムとして入手して自分で設置するタイプがある。
マップに固定で設置されているタイプは、「ヴェルンワース」と「ハーヴ村」の2か所にある。さらに、後にアップデートで「バクバタル」「メルヴェ」「関所宿場町」「火山島宿営地」にも設置された。
アイテムとして入手して自分で設置するタイプは、マップに設置すると、以降はその場所に「刹那の飛石」または「刹那の永久石」を使用してファストトラベルできるようになる。また、一度設置しても回収が可能で、何度でも設置し直すことができる。

投獄

街中でNPCに攻撃を加えるなどして敵対状態になると、兵士に拘束されて牢獄に入れられてしまう。投獄されると所持品がすべて没収され、服装は物語開始時点と同じ貧相なものになる。「牢獄の簡易錠」を所持している場合は、この鍵で牢獄の鍵を開けて脱獄可能。所持していない場合は、看守に賄賂を支払って牢獄から出してもらう必要がある。脱獄に成功すると、投獄前の所持品が自動で所持品に戻ってくる。

NPCの死亡と蘇生

本作のNPCは、戦闘に巻き込まれたりすると死亡することがある。死亡したNPCは、遺体に「竜の鼓動」というアイテムを使用することで蘇生させることができる。「竜の鼓動」はダンジョンの宝箱で入手できるほか、「竜の鼓動の欠片」を3つ集めると「竜の鼓動」1つに変化する。影響範囲内の死亡NPC全員を蘇生できる「久遠の竜鼓動」というアイテムも存在する。

死亡したNPCの遺体は、数日経つと遺体安置所に収容される。ヴェルムントのNPCの遺体はヴェルンワース、バタルと火山島のNPCの遺体はバクバタルの遺体安置所に収容される。

ヒュージブル

本作の世界では、マップ全域の水中に「ヒュージブル」と呼ばれる魔物が棲んでいる。覚者やポーンはもちろんNPCや魔物も、川や海で水深の深い場所に入るとヒュージブルの赤い触手が出現し、水中に引きずり込まれてしまう。覚者やNPCが引きずり込まれた場合はすぐに付近の陸地にリスポーンするが、ポーンが引きずり込まれた場合はロストとなってしまう。 「加護なき世界」ではマップを侵食する赤い雲の中にも潜んでおり、覚者やポーンが赤い雲に近づくとヒュージブルの赤い触手が出現し引きずり込まれる。また、アップデートで追加された新クエストでは、既存の魔物がヒュージブルに侵食され狂暴化した個体が登場する。

竜憑き

本作では「竜憑き」と呼ばれる、ポーンの間で感染する流行り病が存在する。ポーンがこれに感染すると目が赤くなり、性格や発言が攻撃的になる、覚者の指示に従わなくなるなどの症状が出る。さらに、症状が末期の状態で街の宿屋で休むと竜憑きによる「大いなる災い」が発生し、その街のNPCが全員死亡、覚者が連れていたポーンも全員ロストしてしまう。竜憑きを治すには、ポーンを一度ロストさせる必要がある。また、後にアップデートで、竜憑きの治療薬「竜下し」が追加された。

ストーリー

舞台は「竜の理」が支配する世界。人間の王国「ヴェルムント」では竜に選ばれし者「覚者」が王となり代々国を治めるしきたりとなっていたが、現在は覚者の不在により摂政公が国王代理として政治をおこなっていた。

物語は火山島の発掘現場から始まる。記憶喪失の主人公はこの地で奴隷として労働を強いられていたが、自分にしか見えない謎の人物の声の従い、魔物出現の混乱に乗じてグリフィンに乗って脱出する。 グリフィンを撃ち落されヴェルムント北部の「群青の滝」に墜落した主人公は、そこにいたヴェルムント師団の兵士の案内で国境監視団宿営地に向かう。宿営地に着くと、主人公はそこにいたポーン達に「覚者」と呼ばれ歓迎される。そしてリムストーンに案内され、そこから自身のメインポーンを召喚する。兵士たちは主人公がポーンを従えたことに驚き、覚者である可能性を考える。主人公は兵士たちに記憶がないと話すと、最近竜に襲われたというメルヴェ村に行ってみるよう勧められ、向かうことにする。

メルヴェ村に到着すると、主人公は突如脳裏に竜と戦った時の記憶がフラッシュバックし、その場に倒れて意識を失ってしまう。主人公が意識を取り戻すとベッドに寝かされており、傍らには赤い髪の女性・ウルリーケがいた。彼女はメルヴェ村の若きリーダーで、村が竜に襲われた際も前線で戦っていた。主人公は元々はヴェルムントの師団の兵士で、他の兵士たちやウルリーケと共に竜と戦っていたが、ウルリーケを竜の火炎から庇って瀕死の重傷を負ってしまう。その時に竜に心臓を奪われ覚者となっていた。そして現在、主人公が再びメルヴェ村を訪れて倒れたところに偶然ウルリーケが来ており、彼女に助けられ看病されていたのだった。主人公が礼を言ってウルリーケの家を出ようとすると、そこにヴェルムントの兵士たちが、主人公を探して訪ねてくる。兵士は、主人公が本当に覚者なら城都に報告する必要があるとして、一緒に城都に来てほしいと話す。主人公はそれを承諾し、兵士たちと共に城都ヴェルンワースに向かう。

道中は魔物が多く、大型魔物のサイクロプスにも遭遇するが、主人公たちは何とかヴェルンワースに到着する。ところが、主人公は警備長のベルントから偽覚者の疑いをかけられ、取り調べを受けることになる。取調室でベルントと2人きりになると、ベルントは態度を改めて非礼を詫び、主人公にこれまでの経緯や状況を説明する。主人公は間違いなく竜に選ばれた覚者その人であり、民衆は長らく不在だった覚者王の出現に歓喜した。しかし、自分の息子を次期摂政公にと考えていた公妃ディーサにとっては邪魔者でしかなかったため、ディーサは主人公の身柄を攫い、呪いで記憶喪失にした上で隣国のバタルに奴隷として売り渡してしまった。その結果、主人公は火山島の発掘現場で労働を強いられる身となっていたのだった。その後、ディーサは偽物の覚者王を擁立し、彼を意のままに操って国の実権を握り続けていた。

ベルントは、本物の覚者王である主人公が帰還した以上はこのままディーサを野放しにはしないとして、主人公への協力を約束。主人公の覚者王として立場を取り戻すために、様々な策を考えて主人公に提案する。しかし、ヴェルムントだけでなく隣国のバタルでも、竜や覚者を巡る大きな陰謀が動き出していた。

こうして主人公は、人間の王国「ヴェルムント」と獣人の国「バタル」の二つの国を股に掛けて冒険を繰り広げることとなる。

世界観

本作の舞台となる世界は、前作の世界観や時系列とは直接的な繋がりはなく、厳密には「平行世界の一つ」であるとされる[2]。

キーワード

覚者
プレイヤーが操作するキャラクター。自由にキャラメイクが可能。
竜に選ばれた者で、奪われた心臓と人としての生を取り戻すべく竜に戦いを挑む宿命にある。また、ポーンと心を通わせ従えることができる。
ポーン
AIが操作する異界の旅人で、覚者に付き従う存在。
プレイヤーと常に行動を共にするポーンは「メインポーン」と呼ばれ、覚者と同様に自由にキャラメイクが可能。また、オンライン経由で他のプレイヤーが製作したポーンを「サポートポーン」として雇い入れることできる。覚者とこれらのポーンで、最大4人のパーティを組むことが可能。

種族

人間
主にマップ北部の「ヴェルムント」で暮らす人々。
獣人
本作から新たに登場する、ネコ科の動物に似た容姿を持つ人型の種族[2]。マップ南部にある獣人の国「バタル」で暮らしている。
エルフ
ヴェルムントの北方にある「聖樹の森」に住む、長命種として知られる人型の種族。弓の扱いに長け、森語(エルフ語)という独自の言語を使う。
ドワーフ
低身長で恰幅ある人型の種族。鍛冶に長け、頑固な性格。エルフとは仲が悪い。
ドラゴン
この世界の理である赤き竜。主人公の心臓を奪い覚者とした宿敵。
大いなる力と破壊の象徴であると同時に、人々の中から覚者を選び出す役割も持つ。

地理

ヴェルムント
人間の貴族や平民たちが暮らす、緑豊かな自然に囲まれた王国。首都は「ヴェルンワース」。他にも「メルヴェ」「ハーヴ村」「名無し村」「関所宿場町」といった集落や町がある。
代々覚者が王として国を治める決まりだが、現在は覚者不在により摂政公が代理で国を治めている。公妃ディーサにより偽りの覚者が擁立され、国内では王位を巡るさまざまな謀略が渦巻いている。
建国者の初代覚者王が獣人だったにもかかわらず、獣人に対して偏見や差別意識を持つ人間が多い。
魔物は基本的に下位の種族が棲息しているが、洞窟などダンジョン内では強力な上位の種族が出現することがあるほか、ドレイクが出現する場所もある。
バタル
獣人たちが暮らす、険しい峡谷に築かれた国。首都は「バクバタル」。人間とは異なる独自の文化を築いている。女王のナデニアによって治められている。ポーンは災いを呼ぶ元凶として忌み嫌われている。
体に赤い蛇の入れ墨をしている「赤蛇団」という盗賊団が、バタル全域で活動している。
魔物はヴェルムントより上位の種族が棲息しており、きちんと装備を整えないと厳しい戦いを強いられる。
アガメン火山島
バタルの南東部にある、活火山がある島。本作の物語開始地点である「発掘現場」のほか、温泉が湧いている「火山島宿営地」がある。
発掘現場では「月光の塔」と呼ばれる巨大な塔の遺跡の発掘が行われており、そこでは人間やポーンが奴隷として強制労働をさせられている。
魔物は最上位の種族が棲息しており、マグマスケイルやスラッジといった火山に特化した魔物も出現する。

登場キャラクター

主要人物

主人公(覚者)
本作の主人公で、プレイヤーの分身。
ヴェルムントの師団に所属する剣士としてメルヴェの竜災の現場に居合わせ、そこで赤きドラゴンの目に留まり心臓を奪われたことで覚者となる。その後、ウルリーケによって手当てを受けて一命を取り留め、覚者だと発覚したことでヴェルンワースへと送られる。しかし、覚者の出現を良しとしない公妃ディーサの手により記憶を封じられ、奴隷としてバタルに売られてしまい。アガメン火山島の発掘現場で労働を強いられる身となる。
メインポーン
覚者たる主人公により国境監視団宿営地のリムストーンから呼び出された、主人公専従のポーン。主人公がリムストーンの前で思い描いた通りの姿・性別・性格の者としてこの世界に現れる。専従契約を結んだパートナーである主人公のことを「マスター」と呼ぶ。

主人公の味方達

ウルリーケ
声 - いなせあおい
メルヴェのリーダー。赤色のロングヘアが特徴の美女。責任感が強く、村人たちの暮らしを守るべく武技の修練に励む。竜災の際に果敢に赤きドラゴンに挑むも、逆に殺害されそうになり、主人公に庇われて九死に一生を得る。その後、竜に心臓を奪われ傷ついた覚者を介抱した。
ベルント
声 - 安元洋貴
ヴェルンワースの警備長。実直で正義感にあふれる軍人。ヴェルムントのあるべき姿を憂慮している。主人公が本物の覚者であることを知っており、主人公が覚者王としての立場を取り戻すために尽力する。ヴェルンワースの酒場を拠点として、主人公に様々なクエストを依頼する。
スヴェン
声 - 新祐樹
ディーサの息子で、次代の王候補の少年。母の行いに疑問を持っており、「正しくあること」を願ってベルントと共に主人公の数少ない味方となる。気品と少年らしい素直さを持つが、世間知らずな一面もある。
ヴィルヘルミナ
声 - 山口立花子
ヴェルンワースの富裕区に館を構える「薔薇の宮殿」の支配人。王宮の要職者にも顔が利く。妖艶な美女で、内に知性と包容力を湛えている。様々な秘密を知り得る立場にあり、偽覚者王を追って城から娼館へとやってきた主人公を助けてくれる。
実は人間と獣人のハーフであるが(父親が人間で母親が獣人)、一部を除いて人間の特徴を強く受け継いでいる。

敵対者

ディーサ
声 - 園崎未恵
ヴェルムントの先代王の妃で、先代王崩御後の国政を預かっている。息子のスヴェンを次代の王にしようとしていたが、そこに覚者(主人公)の出現が伝えられたため、主人公を記憶を封じた上で奴隷としてバタルに売り渡してしまう。その上で偽物の覚者王としてアーサーを擁立し、彼を傀儡としている。
アーサー
声 - 佐藤せつじ
ディーサが擁立した偽者の覚者王。本当の名前は「ダラー」。名無し村出身の男で、元々はシーフのマスター候補だったが、村を追放されている。ディーサの指示の下、偽覚者として暗躍する。王である自覚に乏しく、夜毎に祝宴を開いては騒がしく過ごし、娼館にも入り浸るなど豪遊三昧の日々を送っている。
「神凪の声」と呼ばれる謎の魔具を用いて、本物の覚者しか従えられないはずのポーンを従えている。
アロルド
声 - 茶風林
ヴェルムントの大臣。公妃ディーサに取り入るべく暗躍する。バタルとの怪しい取引にも関与している。
ファズス
声 - 高橋広樹
バクバタルの奉火殿の地下にある「禁呪究理院」の主任研究員で、ディーサの陰謀に協力している人間の魔術師。知識を貪欲に求める人物で、周囲からは天才的な頭脳の持ち主と評されている。竜を制し、世界の理を変えようとしている。その研究のためにバタル王宮の要職者から言葉巧みに支持を取り付け、禁呪究理院を設立した。
竜を御するための道具として「神凪の声」という魔道具を作り出した。
アンブロウシス
声 - 江頭宏哉
「禁呪究理院」に所属するファズスの部下の一人。彼の回顧録には、ファズスがいかにして禁呪究理院を改革し今の立場にまで押し上げたかが記録されている。それなりに優秀な魔術師であり、主人公が持ち込んだ「魂魄の剣」を完全な形に復元してくれる。

聖樹の里

グリンドール
声 - 家中宏
孤高のエルフ族には珍しい、柔和で内気な雰囲気を持つ青年。人間が使う道具に興味を持ち、人間の言葉も流暢に話せる。エルフ族の衛士には欠かせない弓術が不得手なことに、引け目を感じている。
ドゥーラン
声 - 加隈亜衣
グリンドールの妹。大人しく上品な振る舞いの箱入り娘で、片言ながら人間語を理解し、他種族の者にも分け隔てなく接する。聖樹の里のご神木である「精霊の樹」が弱ってきていることを案じている。

バタル奉炎殿

ナデニア
声 - 加隈亜衣
バタルを治める巫女。幼少期から王としての教育を受け、若くして国の長に即位した。心優しい性格で国の平和と繁栄を願っており、国民から熱い信頼を寄せられている。
メネラ
声 - 志田有彩
巫女が祈りを捧げる「奉炎殿」の近衛兵を束ねる女性。女王ナデニアに忠誠を尽くしている。種族間に絶えない差別意識を憂え、自身はより正しくあろうと奮進する。

スキルマスター

レンナルト
声 - てらそままさき
「ファイター」のスキルマスター。メルヴェの領主に仕えてきた剣士。類まれなる剣技と統率力で、竜災から国土を護る砦をまとめ上げていた。ウルリーケの後見人であり、彼女のことを娘同然に想っている。
タルエースン
声 - てらそままさき
「アーチャー」のスキルマスター。聖樹の里の族長で、グリンドールとドゥーランの父親。弓の名手であり、エルフ族の誰もが認めるほどの腕前を持つ。表向きは厳しいが、息子が弓を上手く扱えないことを内心では心配している。
フラウド
声 -
「シーフ」のスキルマスター。名無し村の旧い領主の館にいる男で、情報を得に来た覚者の質問に答える。
スレイル
声 - 小松昌平
「シーフ」のスキルマスター。名無し村の旧い領主の館付近の洞窟にいる男。館の地下洞窟を発見し、そこにある仕掛けをクリアして自分達の下にたどり着ける者がいるかどうかで賭け事をしている。
エイニ
声 - 志田有彩
「メイジ」のスキルマスター。メルヴェの北方の森の奥で孫娘のトリーシャと暮らす老婆。トリーシャから魔法の指導をせがまれているが、ある理由から先延ばしにしている。
ブレン
声 - 江頭宏哉
「ウォリアー」のスキルマスター。ヴェルムント王国に仕える獣人の武官で、国境監視団宿営地の付近で私設テントを構える武術の教官。
トリーシャ
声 - 加隈亜衣
「ソーサラー」のスキルマスター。エイニの孫娘。魔法を学びたいがエイニから指導を拒まれており、主人公に魔導書の収集を依頼してくる。
ミーアディン
声 - 後藤光祐
「ソーサラー」のスキルマスター。関所宿場町に住む高名な魔術師で、トリーシャの父親。礼儀に厳しく、正装で訪ねないと門前払いされる。
シグルト
声 - 斧アツシ
「魔剣士」のスキルマスター。元覚者。ハーヴ村に居を構える魔剣士で、わけあって竜族の退治に執念を燃やし、竜を追って世界を巡っている。寡黙だが探求心を秘めており、その修練は止むことがない。
クリーウナ
声 - 三石琴乃
「マジックアーチャー」のスキルマスター。エルフ族の女性。アガメン火山島の外れにある「風渡りの家」で、ドワーフ族の夫のグスタフと暮らしている。他者を簡単に信用しないが、誠実さにはきちんと応える。
ルズ
声 - 三石琴乃
「幻術師」のスキルマスター。元覚者。ヴェルムント王国に仕えていた託宣師。偽の覚者を看破できるため公妃派に睨まれており、その手が自身に及ぶ前に国外へと脱出している。現在はバタルに身を隠している。
ルモンド
声 - 佐藤せつじ
「アリズン」のスキルマスター。元覚者。火山島宿営地の温泉前で痛みかけの温泉卵を食べている流れ者。覚者たちからは「たまおじ」の愛称で呼ばれる。他人に指図されることを嫌う自由人。

重要人物

竜識者
声 - 家中宏
オルタバタル海岸の洞に住む老人。元覚者。不死の生を長く生きたために人との関わりを避けている様子。竜についての知識がある者としてアンブロシウスにも認知されているが、名乗らないため誰も名前を知らない。
竜結晶と引き換えに貴重なアイテムを売ってくれるほか、3段階強化済みの装備品に竜強化を施してくれる。
導き手(観る者)
声 - 河西健吾
フード付きのローブに身を包んだ謎の人物。覚者にしか見えておらず、行く先々に現れ助言めいたことを言う。人・魔物・ポーンの意識を操作する術を使う。
ロセイエス
声 - 斧アツシ
かつてドラゴンを討ちヴェルムント王国を建国した、初代覚者王。獣人。乱心から多くの臣民を処刑したため「狂王」とも呼ばれる。世界を統べる界王でもあり、理の外から世界を観る者を排除するべく怪しい者を片っ端から処刑したのが狂王と呼ばれる所以となった。
「観る者」に差し向けられた数多くの覚者に命を狙われたが、すべて返り討ちにしている。海底神殿に封じられた後も世界を見守り続けており、当代の覚者である主人公が「観る者」の傀儡でないと知ると、道を切り開く術として「魂魄の剣」を託す。

その他

イブラヒム
声 -
関所宿場町で「イブラヒム逸品店」を営む男。主人公が一度売却したキーアイテムを「掘り出し物」として販売するほか、有償でアイテムの贋作を作ってくれる。アイテムによって、精巧な偽物が作られる場合と本物と全く同じ複製が作られる場合がる。
ブロックル
声 -
バクバタルに住むドワーフ族の鍛冶職人。かつては鍛冶の名匠と言われていたが、仕事で使う炉の燃料「蒼蛍炭」が不足し、それが採れる洞窟が魔物の巣窟と化して以降は引退を決め込んでいる。
サーラ
声 -
鍛冶職人の女性で、ブロックルの弟子。鍛冶職人としての腕前は高いが、ブロックルからは認められていない。彼女のクエストをクリアすると、武器や防具の販売・強化を行ってくれるようになる。
グスタフ
声 -
アガメン火山島の外れにある「風渡りの家」に妻と共に住むドワーフの男性。酷い腰痛持ちで、主人公に火山島宿営地の温泉に連れて行ってほしいと依頼してくる。
ラグナル
声 - 木島隆一
フリーの傭兵。主人公が貴族アウグスティンの牛車護衛の任務に就いた際、道中でその任務が覚者である主人公をハメる罠だと主張してくる。

魔物

人間、獣人

ならず者
集落以外の場所で活動している野盗や山賊。テリトリーを通りかかる者には問答無用で襲い掛かる。シーフを中心にファイターやアーチャー、メイジの個体がいる。
傭兵くずれ
ならず者と同じく野盗や山賊だが、こちらのほうがジョブの習熟度が高い。また、ならず者と違いウォリアーやソーサラーの個体も存在する。

魔物

ゴブリン
赤い体の小柄な小鬼。ヴェルムント地方に生息している。
ホブゴブリン
鈍色の体の大柄な小鬼。マップ全域に生息している。ゴブリンよりも重装備で、体力・攻撃力共にゴブリンを遥かに凌ぐ。
チョッパー
緑色の体の小柄な小鬼。ヴェルムント地方の森林地帯に生息している。草むらなどに隠れて不意打ちをしてくる。
ノッカー
黄土色の体の細身の小鬼。バタル地方に生息している。高い跳躍力を持ち、石斧を手に飛び掛かってくる。
オオカミ
灰色の毛の凶暴な飢えた狼。ヴェルムント地方に生息している。群れで襲い掛かってくる。
レッドウルフ
オオカミの上位種で、赤色の毛の狼。バタル地方に生息している。
ハーピー
人間の女性の体に羽根が生えたような姿の魔物。ヴェルムント地方に生息している。上空からの鉤爪攻撃の他、歌による催眠攻撃を使用する。
ヴェニンハーピー
ハーピーの上位種。赤い体に茶色の羽根を持つ。主にバタル地方の北西部に生息している。上空からの鉤爪攻撃の他、口から毒液を吐いてくる。
ゴアハーピー
ハーピーの上位種。灰色の体と羽根を持つ。主にバタル地方の南部や東部に生息している。上空からの鉤爪攻撃を受けると気絶の状態異常になる。
サキュバス
ハーピーの最上位種。色白の肌に虹色がかった羽根を持つ。バタル地方の竜血樹の森やアガメン火山島に生息している。上空からの鉤爪攻撃を受けると凍傷の状態異常になる。
リザードマン
槍を持った爬虫類の魔物。ヴェルムント地方の川沿いや洞窟に生息している。しっぽを切断することができ、素材アイテムとして入手できる。
アスプ
リザードマンの上位種。主にバタル地方に生息しているが、ヴェルムント地方の一部にもいる。体が紫色の腫瘍のようなもので覆われており、毒を纏っている。
サーペント
リザードマンの最上位種。一部の洞窟にしか生息していない希少種で、後頭部から背中にかけて無数のトゲが生えており、帯電した槍を携えている。
ラトラー
岩のように硬い皮膚で覆われたトカゲの魔物。主にバタル地方に生息している。頭や背中は非常に硬く、剣など刃物系の武器で攻撃すると大きく弾かれる。
マグマスケイル
ラトラーの上位種。アガメン火山島に生息している。体が赤くなっている状態の時に攻撃を受けると延焼の状態異常になる。
スライム
緑色のゲル状の魔物。ヴェルムント地方に生息している。触れると水濡れの状態異常になり、動きが極端に鈍くなる。物理攻撃が効かない。
ウーズ
スライムの上位種。主にバタル地方に生息しているが、ヴェルムント地方の一部の洞窟にもいる。体が可燃性の油状の物質でできており、触れると油濡れの状態異常になる。
スラッジ
スライムの最上位種。アガメン火山島の溶岩地帯に生息している。体が高熱の溶岩性の物質でできており、触れると油延焼の状態異常になる。
ガルム
大型の狼のような魔物。主にバタル地方の南部に生息しているが、ヴェルムント地方の一部の洞窟にもいる。素早い動きと噛みつき攻撃を繰り出してくる。非常にタフで打たれ強い。
ワーグ
ガルムの亜種。アガメン火山島に生息している。赤褐色の体毛をしており、ガルムより体がやや小さめ。
スケルトン
武器を携えた動く骸骨。夜間の街道沿いや墓所の中に出現する。HPを削り切っても、頭部を破壊しないままでいると何度でも復活する。
スケルトンロード
スケルトンの親分的存在。主に墓所に出現する。冠をかぶり、盾と大剣を持っている。通常のスケルトンより体格も大きい。
アンデッド
死者が亡者として蘇ったもの。夜間の街道沿いや墓所の中に出現する。動きは鈍いが、非常に打たれ強く体勢を崩しにくい。
ファットアンデッド
大柄な体格のアンデッド。夜間の街道沿いや墓所の中に出現する。腐敗により体内にガスを溜め込んでおり、炎に触れると自爆する。
ファントム
夜間に出現する、白色の人魂のような魔物。主にヴェルムント地方で出現する。実体がないため物理攻撃が効かない。憑依されるとじわじわとHPが削られる。
ファンタズム
ファントムの上位種。青色の人魂のような魔物。主にバタル地方で出現する。夜間のフィールドに出現する他、洞窟の宝箱の中に潜んでいることもある。

大型魔物(ボス)

サイクロプス
一つ目と二本の牙が特徴の巨人。マップ全域に多数生息している。棍棒を持った個体や鎧を纏った個体もいる。
グリフィン
鷲の上半身と獅子の下半身を持つ怪鳥。マップ全域に生息しており、上空から突然急襲してくる。
ゴーレム
魔力で動く巨大な石の巨人。バタル地方の遺跡の他、ヴェルムント地方の一部の洞窟で出現する。体の各所に埋め込まれた「魔鉱メダル」で制御されており、このメダルは弱点にもなっている。非常に体が硬く、弱点以外に攻撃してもダメージが入らない。
オーガ
巨体の食人鬼。ヴェルムント地方に生息している。巨体に似合わず身軽で、動きが素早い。女性キャラを優先的に狙う習性を持つ。
グリムオーガ
オーガの上位種。バタル地方に生息している。全身がオーガよりも長い毛で覆われている。
キメラ
獅子の上半身と黒山羊の下半身、蛇の尾を持つ魔物。ヴェルムント地方とバタル地方の北部に生息している。部位によってそれぞれ異なる攻撃方法を持つ。
ゴアキメラ
キメラの上位種。ヴェルムント地方の特定の洞窟に出現する。キメラと違い、山羊が白山羊になっている。
ミノタウロス
二足歩行の牛の魔物。主にヴェルムント地方に生息している。体格はオーガと同程度。斧を振り回したり、頭部の角による突き上げ攻撃を繰り出す。
ゴアミノタウロス
ミノタウロスの上位種。バタル地方とアガメン火山島に生息している。体中に矢が刺さっており、体に鎖が巻き付いている。
メデューサ
人間の女の上半身に大蛇の下半身を持つ魔物。ストーリーの序章で発掘現場に出現するが、それ以降はバタル地方南部の竜血樹の森にある洞窟にのみ出現する。眼から石化の状態異常を付与する赤い光線を放つ。
スフィンクス
山岳の神殿のクエストで登場する、人間の女性の上半身と獅子の体を持つ魔物。神殿に来た主人公に謎解きを出題する。攻撃すれば戦うことができる。
デュラハン
首なし騎士の亡霊。夜間のみ、ヴェルムント地方とアガメン火山島で出現する。出現場所には霧が立ち込め、ランタンが消えて使えなくなる。自らの首を掲げながら、手にした剣で襲い掛かってくる。
ワイト
魔術師の亡霊。夜間の屋外に出現する他、一部の洞窟や地下墓でも出現する。空中に浮いて各種魔法で攻撃してくる。また、スケルトンを召喚する。
リッチ
ワイトの上位種。夜間の屋外に出現する他、一部の洞窟でも出現する。ワイトよりも高位の魔術師の亡霊で、荘厳な衣装を纏い強力な魔術を操る。周囲に中型~大型の敵の死体がある場合、それを蘇らせ襲わせてくることがある。
タロス
終盤のメインクエストで戦う、巨大な魔導機。通常の攻撃では倒せず、体に多数刺さっている杭をすべて抜くことで停止させる。
ドレイク
黒褐色のウロコを持つ竜。マップ各地の特定の場所に、一定確率で出現する。スタミナを強制的にゼロにする咆哮や強力な火炎ブレスを使用するほか、ポーンを操る術も使う。
賤竜(レッサードラゴン)
ドレイクと同程度の体格の竜。世界の理から外れ、竜の力を持つが竜としては不完全で堕落した存在。体の各部に腫瘍があるのが特徴で、この腫瘍は弱点にもなっている。
ドラゴン
主人公の心臓を奪い覚者にした赤き竜。赤いウロコを持つドラゴンで、ドレイクやレッサードラゴンより遥かに巨大。本作の最終ボス。

加護なき世界

スペクター
ファントムの最上位種。ピンク色の人魂のような魔物。ポーンに憑依した際、体を操り味方を攻撃させる。
断罪の顎
赤い光のボスの1体。聖樹の里に出現する。ドラゴン系統の魔物だが、大蛇のような異形の姿をしている。
清浄の呻
赤い光のボスの1体。ヴェルンワースに出現する。腐敗した竜のような姿をしている。
抹消の闇
赤い光のボスの1体。バクバタルに出現する。竜の姿をした石像のような存在で、咆哮やブレスを吐いてくる。プレイヤー達を自身に近づけないよう、大量の魔物を送り込んでくる。
悲嘆の爪
赤い光のボスの1体。火山島宿営地に出現する。清浄の呻と似た、腐敗した竜のような姿をしている。地面に赤い炎床(ヒュージブル)を撒き散らす。
執行の牙
赤い光のボスの1体。発掘現場に出現する。断罪の顎と同じく大蛇のような姿だが、赤い発光がより強い。
ネックス
加護なき世界の最終ボス。赤い光の災厄の根源である異形の竜で、竜の理の最終形態のような存在。

加護なき世界

本編の終盤で特定の条件を満たすと行くことができる、竜の理が崩壊した世界。マップ自体は通常の世界のマップと同じだが、赤い雲の侵食によって滅亡寸前の状態にあり、メルヴェなど一部のエリアは既に赤い雲に侵食され行けなくなっている。空が常時黒い雲に覆われ、全体的に赤暗い景色になっている。海底神殿を拠点とし、各地の住民を滅亡から守るため海底神殿に避難させることが、この世界での主な目的となる。竜の理の崩壊によって生まれた、強力な赤い光のボス達と戦うことになる。

加護なき世界は以下のような仕様になっている。

  • 加護なき世界に入ると通常の世界には後戻りできない
  • 死亡すると直前から再開できず、死亡した日の朝からの再開となる
  • 通常マップでは出現しない強力な魔物が出現する
  • 昼夜の概念が存在しない
  • 牛車やベンチが使えない
  • 海や川の水が干上がって消えており、そこを歩いて探索できる
  • マップ固定の戻りの礎が増え、刹那の飛石も通常マップより多く入手できる
  • 武器屋・防具屋・道具屋・竜識者の商品のラインナップが強化される(竜識者からは各ジョブの最強装備を購入できる)
  • 4日経過すると、以降マップが徐々に赤い雲に侵食され消滅していく(各地の赤い光の問題を解決すると消滅を防ぐことができる)
  • 9日経過以降はベッドで寝ることができない

ダークアリズン

2026年10月9日発売[7]。下記の要素が追加される。 今回から新たに対応となるNintendo Switch2版は、本編と新規要素を一つにまとめたタイトルとして発売。既存のSteam・PS5・XBOX Series X|S版は、パッケージ版を発売したほか、新規要素のみをエクスパンションDLCとしても配信している。

滅びの王土

追加シナリオ。白銀の凍土が広がる極北の地「ノルガン」を舞台に、もう一人の覚者ともう一体の竜を追う物語が描かれる。

舞台
本編のマップの北西部に位置する、白銀の凍土に覆われた極寒地帯「ノルガン」が舞台となる。かつてヴェルムントの領土として栄えたが、現在は滅んで打ち棄てられており、往来する者もいない。敵意に満ちた蛮族達や本編以上に強大な魔物が潜んでいる。
「猛吹雪」という特有の天候になることがあり、この天候下ではミニマップによる現在位置確認・ポーンによる先導・刹那の飛石によるファストトラベルができなくなり、スタミナの最大値が徐々に減る「凍え状態」に陥る。
登場人物
エイル
「滅びの王土」のキーパーソン。理外の竜を追う謎多き女性。その正体は、理外の竜と化した覚者「ロヴァル」に仕えていたポーン。
ドリ
ノルガンドの小集落に家族で住み続けている男。見た目は獣人だが、人間と獣人のハーフ。集落にやってきた覚者達に当初は警戒するが、敵ではないとわかると集落に迎え入れ、覚者達に協力してくれる。
「リヴィア」という妻がいたが、既に他界している。
ジエラ
ドリの母親。人間の老婆で、覚者が持ち帰った遺戦品を鑑定してくれる。
ハール
ドリの父親。鍛冶職人の獣人で、主人公が集めた素材から武具を製作してくれる他、アイテムを販売してくれる。
ドゥアン
ドリの長男。ノルガンドの小集落で宿屋とジョブギルドを営んでいる。
イルダ
ドリの長女。外の世界に憧れており、ヴェルムントに行くことを夢見ている。
イルザ
ドリの次女。ノルガンドの小集落に住む獣人の少女で、フレキを可愛がっている。
フレキ
集落で飼育されているダイアウルフ。冒険に同行させることができ、肉をあげると主人公を宝箱まで案内してくれる。特に雪兎の肉が好物。
ポリュエイドス
ドワーフ族の学者。ノルガンの歴史を紐解くため、ヴェルムントの調査団と共にノルガンにやってきた。
識者
ノルガンドの村に伝わる、雪原の奥に潜む異形の知者。古代から存在するとされているが、その姿を見た者はいない。正体は、本編に登場したのとは別個体のスフィンクス。
理外の竜を倒す方法やノルガンの歴史を探る覚者に対して、本編のスフィンクスのように謎解きを課す。
ロヴァル
主人公やヴェルムントの調査団が探している、ノルガンに現れた「もう一人の覚者」。かつてエイルが仕えた覚者で、奈落に潜む邪悪に破れ「理外の竜」に変えられてしまった。
新規魔物
魔物
ベルカン
主にノルガン南部に出現する亜人。「蛮人」とも呼ばれる。集落の人々や覚者一行を敵視し容赦なく襲ってくる。本編の傭兵くずれと同様、各種ジョブの個体がいる。
ダイアウルフ
オオカミの亜種。白い毛に覆われたオオカミで、ベルカンと共に出現することが多い。
アイトーン
ハーピーの亜種。本編のハーピー系統の魔物よりも大きい。
ノッケン
ラトラーの亜種。体が硬い氷で覆われている。
グール
氷属性のアンデッド。奈落に潜む邪悪の尖兵。非常に動きが早く、群れで出現する。
ブッカドゥー
ノッカーの亜種。ノッカーと同様に跳躍力が高く俊敏。
アストレイ
ノルガン北部に出現する亜人。青白い肌をしていおり、ベルカンよりも強い。
ウィスプ
ファントムの亜種。濃い青色の人魂。
大型魔物(ボス)
理外の竜
主人公の心臓を奪った赤き竜とは別の竜。心臓を失った“屍の竜”で、不死の体を持つ。世の理から外れた存在であり、世界を滅ぼすと言われている。その正体は、奈落に潜む邪悪に敗れ竜に変えられた覚者「ロヴァル」。
ノルガンジャイアント
サイクロプスを超える体躯の巨人。白い毛に覆われた体に長い2本の牙を持ち、大木を振り回してくる。背中や腕に遺戦品が刺さっていることがある。
スノーフット
オーガの亜種。白い毛に覆われたオーガ。各地に巣穴があり、遺戦品を巣穴に集める習性がある。戦闘中に覚者の持つ遺戦品も奪う。
フィンブル
ドレイクに似た姿の竜。ドレイクと違い氷属性で、口から青色の氷ブレスを吐くほか、「スノーストーム」という猛吹雪以上に厳しい天候を引き起こす。
ブラックドッグ
夜間の雪渓に出現する霊獣。巨体に似合わず動きが俊敏で、覚者達の攻撃を無効化するオーラを纏っている。弱点は聖属性。
ガガーナ
ノルガンに伝承が残る巨大な炎鳥。強力な火炎ブレス吐くほか、爪に毒を持っている。
アケパロイ
腹に大きな口がある異形の巨人。腹の口でポーンを捕食しようとする。
レッサーデーモン
オーガと同程度の体躯の悪魔。奈落に潜む邪悪の手下。炎・氷・雷の3タイプが存在し、角の形で見分けられる。
バルバトス
黒いローブを纏った魔術師のような姿の悪魔。奈落に潜む邪悪の手下。空中を浮遊し、瞬間移動をしながら様々な魔法を放つ。
ウィランバルバトス
一回り体躯が大きいバルバトス。何体ものバルバトスを従え、覚者「ロヴァル」の心臓を体に取り込んで戦う。
ドラウグ
「怨嗟の澱み」で出現する異形の巨鳥。
怨嗟の竜骸
「怨嗟の澱み」で出現する理外の竜。
デス
「怨嗟の澱み」で出現する巨大な死霊。毛皮を着た死神のような姿をしており、手に持つ巨大な鎌の一撃は即死級の威力を持つ。
サタナキア
奈落の奥底に潜む闇の主で、強大な力を持つ悪魔。瞬間移動を繰り返しながら強力かつ多彩な魔法を駆使する他、ポーンを洗脳し自分の味方にする技を使う。
追加要素等
遺戦品、遺された物資
ノルガンで新たに追加されたハクスラ要素。かつてノルガンで起きた戦争の遺物で、戦闘や探索で入手できる。入手した状態では真価がわからず、拠点の集落にいる老婆「ジエラ」に鑑定してもらうことで、「遺戦品」は装備として、「遺された物資」はアイテムとして使用できるようになる(鑑定してもらうにはリムを支払う必要がある)。遺戦品によって得られる武具は基礎ステータスが高いだけでなく、ステータス強化や耐性向上といった「特殊性能」が最大4つまでランダムで付与される。さらに、各ジョブのカスタムスキルを強化する「EXスキル」が付与されることもある。ただし、本編の武具と違って鍛冶屋で強化することはできない。
ノルガン古銭
フィールドでの拾得や遺された物資の鑑定で入手できる古銭。本編の「探求心の証」のような収集アイテムで、集落の宿屋にいるドゥアンに渡すと貴重なアイテムと交換できる。
恩寵の石塔
ノルガンの各地に立っている石製の塔。アクセスすると、その塔に対応したジョブの新たなカスタムスキルを習得できるほか、ジョブのステータスの強化やそのジョブの遺戦品のドロップ率を上げることができる。それらの恩恵を受けるにはジョブポイントに加えて「恩寵の捧げ火」が必要で、これは下記の「忘れられた試儀」で入手できる。
その他
高低差のある場所の移動を補助する「フックロープ」、マップに最大5つまで設置可能なファストトラベルの道標「ノルガンの礎」、ポーンの新たなスペシャリティ「野営知識」などが追加される。

忘れられた試儀

本編のマップに新たに12か所のダンジョンが追加され、そこで“導き手”が課す試練に挑戦する。一部のダンジョンは、覚者のジョブが限定されていたりサポートポーンを連れていけないなど、試練に挑むのに条件が設けられている。試練をクリアしてダンジョンの最奥に到達すると、歴代の覚者たちが手にした希少な装備品と、ノルガンで新スキルを解放するために必要な「恩寵の捧げ火」を入手できる。

新規魔物
ヒュージブルに侵食された魔物
通常の魔物がヒュージブルに侵食された個体。頭が赤色に変化しているのが特徴で、通常の魔物と思考や動きが異なる。サイクロプスやオーガ、キメラ、ドレイクといった大型魔物の侵食個体も登場する。
ヒュージブルに侵食された個体しかドロップしない新たな素材アイテムがあり、試練クリアの報酬として入手できる武具の強化で必要になる。
ブロブ
スライムの亜種。青色のスライムで、通常の物理攻撃はもちろん炎・氷・雷などの属性攻撃も効かない。弱点は毒。
イービルアイ
特定のダンジョンの最奥で戦うことになる、巨大な眼球の姿をした魔物。バリアを張って身を守っており、触手で攻撃してくる。
バイルアイ
イービルアイが無数に生み出す小型の眼球型の魔物。

調髪と入墨

キャラクタークリエイトに髪型やタトゥーの新たなバリエーションが追加される。

ハードモード

難易度選択に、ノーマルよりさらに難易度が高いハードモードが追加される。ノーマルモードより敵の攻撃が強くなるが、戦闘で得られる経験値が増加する。また、一部のエリアで出現する敵が他のモードと異なる。ハードモードでしか入手できない装備品が1組ある。

開発

第1作『ドラゴンズドグマ』発売後、続編の開発を検討したが、当時は完全新作のナンバリングタイトルではなく、第1作のバージョンアップ版である『ドラゴンズドグマ: ダークアリズン』と、プレイヤーからの要望が多かったオンラインマルチプレイ要素に特化した『ドラゴンズドグマ オンライン』を開発した[8][2]。

その後、2022年6月17日に公開した「ドラゴンズドグマ10周年ファンミーティング」動画において、本作『ドラゴンズドグマ2』を開発中であるという情報を発表した[9]。さらに2023年5月25日に公式サイトとゲーム内容の詳細を公開した[4]。

開発スタッフは第1作でディレクターを務めた伊津野英昭やアートディレクターを務めたイケノなどのスタッフが引き続き参加した[9]。開発ゲームエンジンは『デビルメイクライ5』や『バイオハザード ヴィレッジ』などの開発にも使用した、カプコン内製の「REエンジン」を用いて開発を行なった[9]。

評価・受賞歴

評価

全環境で最適化不足、レイトレーシングを固定、可変30fpsによる安定しないフレームレート、それらに加えSteam版は大量に出現するNPCによってCPU負荷が非常に高いなどの問題が噴出した。そのためSteamでは発売後にやや不評の評価がついた。

IGNレビューでは「ユニークかつ素晴らしい出来のゲーム。純粋な続編というよりも、前作を再構成したリメイクのような作品に近い。前作の特長をさらに伸ばした一方で、問題点も前作から引き継いでしまっている」と評価された[10]。

売上

本作は発売から約10日程の初動で全世界での販売本数が250万本に達した[11]。その時に『ドラゴンズドグマ』シリーズとしても全体の累計販売本数は1000万本を突破した。2024年12月31日の時点で、シリーズ累計販売本数は1300万本以上となっている[12]。

受賞

脚注

注釈

出典

  1. 1 2 3 “『ドラゴンズドグマ2』は物理演算を駆使し、大幅に自由度が向上。フィールドを活用した戦術が可能で、新ジョブや新たな魔物も登場”. 電ファミニコゲーマー (2023年6月13日). 2023年6月13日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 “戦略的アクションと仲間要素の充実で「ファンタジー遊び場」感が超楽しい!『ドラゴンズドグマ 2』試遊レポ&伊津野D・平林Pインタビュー【TGS2023】”. Game Spark (2023年9月24日). 2023年9月25日閲覧。
  3. ↑ “『ドラゴンズドグマ2』映像が初公開。街やモンスター戦闘など見どころたっぷりのショートトレーラー【PS Showcase】”. ファミ通.com (2023年5月25日). 2023年6月1日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 “「ドラゴンズドグマ 2」懐かしい要素だけじゃない! 「覚者王」や「獣人の国」など新要素感じるストーリー公開”. GAME Watch (2023年5月25日). 2023年6月1日閲覧。
  5. ↑ “『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』ディレクター木下研人氏が“極北の地ノルガン”の冒険を紹介。ハクスラの遊びも!【カプコンスポットライト】”. ファミ通ドットコム (2026年6月26日). 2026年6月30日閲覧。
  6. ↑ “『ドラゴンズドグマ 2』は“正統進化”した「王道ファンタジーアクションの帰還」―迫力満点のフォトスポットでは覚者になれる!?【TGS2023】”. Game Spark (2023年9月21日). 2023年9月23日閲覧。
  7. ↑ 『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』、2026年10月9日に発売決定!
  8. ↑ “ドラゴンズドグマ オンライン 開発秘話”. カプコン. 2023年8月20日閲覧。
  9. 1 2 3 “「ドラゴンズドグマ 2」開発中!! 「10周年ファンミーティング」にて発表”. GAME Watch (2022年6月17日). 2023年6月1日閲覧。
  10. ↑ “ドラゴンズドグマ 2 - レビュー” (日本語). IGN JAPAN (2024年3月24日). 2025年2月7日閲覧。
  11. ↑ “『ドラゴンズドグマ 2』全世界販売本数250万本を達成。発売から約10日での大記録、シリーズ累計販売本数は1000万本を突破” (日本語). AUTOMATON (2024年4月2日). 2024年4月5日閲覧。
  12. ↑ “シリーズソフト販売本数” (日本語). CAPCOM.co.jp. CAPCOM自社ゲームタイトル販売本数(ゲームパッケージ版出荷本数 + ダウンロード版販売本数)データ公開. カプコン (2024年12月31日). 2025年2月7日閲覧。
  13. ↑ “受賞作品「フューチャー部門」一覧” (日本語). 日本ゲーム大賞 2023. 日本ゲーム大賞 2023. CESA (2023年9月24日). 2025年9月1日閲覧。
  14. ↑ “受賞作品「フューチャー部門」(『DRAGON'S DOGMA II』ページ)” (日本語). 日本ゲーム大賞 2023. 日本ゲーム大賞 2023. CESA (2023年9月24日). 2025年9月1日閲覧。
  15. ↑ “受賞作品「年間作品部門」一覧” (日本語). 日本ゲーム大賞 2024. 日本ゲーム大賞 2024. CESA (2024年9月26日). 2025年9月1日閲覧。
  16. ↑ “受賞作品「年間作品部門」(『DRAGON'S DOGMA II』ページ)” (日本語). 日本ゲーム大賞 2024. 日本ゲーム大賞 2024. CESA (2024年9月26日). 2025年9月1日閲覧。
  17. ↑ “2024年の受賞タイトル” (日本語). PlayStation.com. PlayStation Partner Awards 2024 Japan Asia. Sony Interactive Entertainment (2024年12月3日). 2025年9月1日閲覧。

外部リンク