フィーバービーチ
フィーバービーチは、1995年3月にSANKYOが発売したデジパチタイプのパチンコ機のシリーズ名。フィーバービーチ、CRフィーバービーチの2機種がある[1]。
概要
液晶型のデジパチ。変動開始後に、図柄が表示されたビーチボールに女性キャラクターがスライダーから落下してぶつかることで図柄を停止させる[2]。
リーチアクションにはノーマルを含めて複数のパターンがあり、女性キャラクターの動きや演出内容によって期待度が変化する。水着が取れる演出や、大当たりラウンドを尻文字で表示する演出など、当時のSANKYO機らしいコミカルかつ大胆な演出が特徴である。
CR版では、1、3、5、7のいずれかで大当たりすると、以後2回大当たりするまで確率変動に突入する。
左肩のスルーチャッカーを通過することで小デジタルが回転する。通常時は小当たり確率1/10、回転時間約25秒、開放時間は0.6秒または2個入賞となっている。確変時は小当たり確率9/10、回転時間約5秒、開放時間は5.5秒または2個入賞となっている。
確変時の攻略法として、小デジタルのランプの回転と連動して光る台枠のランプが5回点滅したら3発打ち出す、という止め打ち法が存在する[3]。
止め打ち法が成立する理由は、以下にある。
この理由は「電チュー開放チャッカーを通過した玉が電チューへ向かいやすいこと」に加えて「ヘソに入りづらいコースを電チュー開放がさえぎること」ことにある。そのおかげで確変時の玉のコースは、電チューに入賞するか、ヘソに入賞しやすいワープルートに入ることが増え、ハズレ玉が少なくなるからだ。—『パチンコ必勝ガイド 1995年5・20号』p22
CR機の設定1では他の設定に比べて初当たりの確率が高く、確変中の確率が低いため、止め打ちを実行するだけで持ち玉を増やすことができる[4]。
直接的な後継機ではないが、後年同メーカーよりフィーバービーチクラブという機種が発売された。
スペック
- フィーバービーチ
- 大当たり確率 1/200
- フィーバービーチ
- 大当たり確率 1/200
- CRフィーバービーチ[5]
- 大当たり確率
- 設定1 1/294
- 設定2 1/378
- 設定3 1/408
- 確変継続 次回以降2回大当たりまで
図柄
CR版の場合1、3、5、7が確変図柄。
- 0
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 花
- 貝
- グラス
演出
女性キャラクターがスライダーから落下し、ビーチボールに描かれた図柄へぶつかって図柄を停止させる基本演出。液晶の上のヤシの木の葉の部分はランプとなっており、変動開始後に点灯した場合、リーチに発展することが確定する。
リーチ演出は以下6種類となっており、チャンスリーチとセクシーリーチの期待度が比較的高くなっている。
- リーチ演出[6]
- ノーマルリーチ
- リーチがかかり、中出目に1人目の女性キャラクターが滑り落ちてくるタイミングで両サイドの女性キャラクターが立ち上がるとノーマルリーチとなる。中出目に向かって2人の女性キャラクターが交互に滑り落ちてくる。
- もちあげリーチ
- リーチがかかり、中出目に滑り落ちた女性キャラクターが立ち上がりビーチボールを持ち上げる。「あんっ、あんっ」という声と共にビーチボール上の図柄が進んでいく。
- チャンスリーチ
- 音楽が変わり、中出目に滑り落ちてくる女性キャラクターの出現が遅くなり、中出目に「CHANCE」図柄が停止することで発展する。中出目が高速回転し、その後スロー回転をする。
- ハイパーリーチ
- 3つの図柄が同時に回転する。全回転リーチのような演出だが、大当たり確定ではなく、期待度もそれほど高くはない。
- わくわくリーチ
- リーチがかかり、中出目に1人目の女性キャラクターが滑り落ちてくるタイミングで両サイドの女性キャラクターが座ったままだとわくわくリーチとなる。女性キャラクターのビキニの上が外れて変動する。
- セクシーリーチ
- わくわくリーチの発展系。ビキニの上が外れた後、ビキニの下の部分も外れるとセクシーリーチとなり、期待度が上がる。
- 大当たりラウンド演出
- 大当たり中は、女性キャラクターによる演出が展開される。ラウンド開始毎にラウンド数を女性キャラクターが尻文字で表現するという演出が用いられている。
コンシューマ移植
- SANKYO FEVER実機シミュレーションS Vol.1(セガサターン用)
- 『SANKYO FEVER実機シミュレーションS Vol.1』(セガサターン用、ティー・イー・エヌ研究所、1997年4月4日発売、T-32101G、JAN-4997940210018)にCRフィーバービーチが収録。
サウンドトラック
- 『SANKYO FEVER SOUNDS ザ・パチンコ・ミュージック・フロム・SANKYO SPECIAL 〜愛のパチパチロック〜』 キングレコード、1996年2月21日。KICA-1173。
- BGMが収録されている。
脚注
- ↑ フィーバービーチ | 機種コレクション | SANKYOオンライン博物館
- ↑ 白夜書房 & 1995-05-06, p. 63.
- ↑ 白夜書房 & 1996-02-18, p. 43.
- ↑ 白夜書房 & 1995-07-15, p. 8.
- ↑ 白夜書房 & 1995-06-18, p. 42.
- ↑ 白夜書房 & 1996-02-18, p. 40.
参考文献
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1995 05•20号』白夜書房、1995年5月20日。共通雑誌コード T1026663050397。
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1995 06•18号』白夜書房、1995年6月18日。共通雑誌コード T1026663060396。
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1995 07•15号』白夜書房、1995年7月15日。共通雑誌コード T1026663070395。
- 末井昭編著『パチンコ必勝ガイド 1996 02•28号』白夜書房、1996年2月18日。共通雑誌コード T1026663020390。
- フィーバービーチ | 機種コレクション | SANKYOオンライン博物館2026年5月18日閲覧。