フレディ・クルーガー

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フレディ・クルーガー
Freddy Krueger
初登場 エルム街の悪夢
作者 ウェス・クレイヴン
演者 ロバート・イングランド(オリジナルシリーズ)
ジャッキー・アール・ヘイリー(リメイク)
声 江原正士
樫井笙人
青野武
山路和弘
詳細情報
別名 フレッド・クルーガー
Fred Krueger
性別 男
家族 アマンダ・クルーガー(母)
子供 マギー・バローズ / キャサリン・クルーガー(娘)
身長 177cm
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フレディ・クルーガー(Freddy Krueger)は、ホラー映画『エルム街の悪夢』シリーズの登場人物。フレディはニックネームであり、本名はフレデリック・チャールズ・クルーガー。

演じた俳優

プロフィール

犯行

眠っている人の夢に出現し、右手にはめた鉄の鉤爪で相手を引き裂く悪霊であり殺人鬼。夢の中で殺された者は、現実でも同様の傷を負って死に至る。

身長と体重は176.5cm・81kg(初代フレディを演じたロバート・イングランドと同一)。BMIは25.8。顔が赤く焼けただれている。赤と緑のボーダー柄セーター、茶色の中折れ帽を着用。

オリジナル版

アイスクリームの移動販売を装った連続児童殺害事件の容疑者として逮捕。しかし裁判では精神疾患と鑑定されたうえ、違法捜査による証拠では不十分だとして無罪放免となる。判決内容に納得できない遺族たちは、フレディが隠れていたボイラー室にガソリンを撒き焼き殺してしまう(死亡時は26歳だとされる)。ところが、フレディの邪悪な魂を見出した3体の悪魔によって復活し、夢の中での殺人を繰り返すこととなる。

「人々の恐怖」を力の源とするため、じわじわといたぶりながら殺すなど、より残忍な殺人方法を演出することで力を増していく。逆にその存在を忘れ去られると無力になる。また現実世界では、力を存分に発揮できない(ただし第3作では、超常的な力で白骨死体のまま暴れ回り1名を殺害。『フレディvsジェイソン』でも超人的な身体能力をもつジェイソンと体術で互角に渡り合った)。ただし、現実世界でフレディを殺害しても死体が消え去り再び夢の中に現れるため不死身である。

作中では「子ども、特に小さな少女が大好き」と発言しており、生前の連続児童殺害は、児童性愛とサディズムに起因することがうかがえる。ただし、シリーズを通して主に10代後半の若者を標的にしている。

リメイク版

バダム幼稚園に住み込みで働く庭師兼管理人。優しい性格で園児にしたわれていた。だが本心では園児に対する性的欲求と復讐心を抱いており、地下室に園児らを連れ込みいたずらしていたことが発覚。被害児童の一人が親に訴え、無実を主張するも憤る親たちに追いつめられ閉じ込められた家に火を放たれ焼き殺された。死後、成長して青年となった被害児童たちの夢に現れ、焼き殺された恨みを晴らすべく皆殺しにしようとする。

出自

精神異常者の刑務所で修道女として働いていたアマンダ・クルーガーが、手違いにより刑務所に閉じ込められ、凶悪な囚人たちによって数百回にわたり凌辱を受け、発見時には瀕死の状態だった。その末に身ごもった子どもがフレディで、父親は不明であることがアマンダの幽霊から明かされた。

外見的な異常はなかったが、呪われた生い立ちゆえに周囲からは疎外され続け、母親の再婚後は養父からの継続した虐待も相まって精神を大きく歪ませる。

第6作にて妻帯して娘まで設けていたことが判明。しかし妻を自らの手で殺害し、娘は孤児院に引き取られている。同作では成長した娘を狙って暗躍するが、返り討ちに遭う。

弱点

前述のとおり夢の中では不死身なため、撃退には何らかの特殊な方法が毎回用いられる。3作目では正規の埋葬により撃退。4作目では鏡で己の姿を見ることが弱点とされた。第5作では、アマンダの魂が加勢した。『フレディVSジェイソン』では生前に焼死したことから火が弱点とされたが、倒された原因は後述する性質のため。

また、入り込んだ夢の中で身体のどこかが触れられたまま、対象の人間が夢から覚醒すると、触れられた部分が現実世界に行ってしまう。第6作及び『フレディVSジェイソン』では、この性質を撃退に利用された。

最大の弱点は、人々が自分に対して恐怖心をなくすと活動できなくなるという点。『フレディVSジェイソン』の冒頭ではエルム街の大人たちが箝口令を敷いたために子どもたちがフレディのことをそもそも知らない状態にあり、窮地に陥った。また、自身に対する恐怖の度合いがパワーと比例しており、数人が名前を知ったり思い出す程度では、満足に殺戮を行えない(『フレディVSジェイソン』では、不完全に復活した状態で標的の男性の体を鉤爪で貫いたが殺害できなかった)。

作品による変化

性格
当初、フレディは冷徹な殺人鬼として描かれていたが、シリーズを追うごとにブラックジョークを口にし、残虐ながらもコミカルな殺害方法を見せるようになっていく。初期の性格は、1作目の監督であるウェス・クレイヴンによるところが大きい。他の監督によりコメディ化していったフレディを、再びメガホンをとった『エルム街の悪夢 ザ・リアルナイトメア』(原題: Wes Craven's New Nightmare / 直訳: ウェス・クレイヴンの悪夢)で、当初の冷徹な性格へと原点回帰させた。ただし、ロニー・ユーが監督した次作『フレディVSジェイソン』では、再び陽気な性格となっている。
その後のリメイク版では、1作目・7作目と同様に再び冷徹な性格へと戻った。自分が焼死するまでいたずらを続けた子どもたちを対象に数年の月日をかけて殺戮を行い、ナンシーとクエンティンの2名を除いた当時の幼稚園児全員を殺害している。
衣装
フレディのトレードマークのひとつである赤と緑のボーダーのセーターは、1作目のみ袖の部分が赤の無地だが、2作目以降は袖もボーダーとなった。
右手にはめられた鉤爪の手袋は、6作目まで基本的に同じデザインだが、7作目で大きく変更された。『フレディVSジェイソン』の手袋は6作目以前のデザインだが、リメイク版では7作目のデザインを基にしている。

評価・影響

AFIが選んだ「アメリカ映画100年のヒーローと悪役ベスト100」における悪役部門で40位となった[1]。

対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』(SNK)のキャラクターであるチョイ・ボンゲはフレディ・クルーガーを崇拝しており、彼をまねて鉄の爪を使用している。ただし両手に爪をはめている(フレディは片手のみ)。また、初期段階の服装も赤と緑のボーダー柄と本物そっくりだった。その後、海外スタッフからあまりにも酷似していると指摘を受け、緑の半袖Tシャツとサスペンダーパンツに変更された。

2011年発売の格闘ゲーム『モータルコンバット9』(日本未発売)におけるDLC限定キャラクターの1人として登場。デザインはヘイリーの演じたフレディに近いが、上述したチョイ・ボンゲのように鉄の爪を両手に装備している。モバイル版『モータルコンバットX』にも登場する。

2014年、コトブキヤのHORROR美少女シリーズにて、ジェイソン・ボーヒーズと共に美少女フィギュア化され発売。山下しゅんやが美少女化のイラストを、毒島孝牧(ブスジマックス)が立体化を担当[2]。

ホラーゲーム『Dead by Daylight』におけるDLCとして、リメイク版の登場人物であるクエンティンと共にゲスト出演している[3]。

SNSを中心に活動するフレディのコスプレをした『広島フレディ』というインフルエンサーが存在する。

1990年代のプロレス界に、ネーミングからコスチュームまで模倣した『フレディ・クルーガー』という悪役覆面レスラーが登場した[4]。

出典

  1. ↑ “AFI's 100 YEARS...100 HEROES & VILLAINS” (英語). アメリカン・フィルム・インスティチュート. 2010年12月9日閲覧。
  2. ↑ ジェイソンが美少女フィギュア化!?『HORROR美少女 ジェイソン』10月発売へ マイナビニュース 2014年5月26日
  3. ↑ “Freddy Krueger comes to Dead by Daylight” (英語). Eurogamer.net (2017年10月26日). 2017年10月27日閲覧。
  4. ↑ “エルム街の悪夢が…殺人鬼フレディがW★ING初見参【週刊プロレス昔話】”. BBMスポーツ (2022年10月7日). 2023年9月26日閲覧。

外部リンク