ブライダル・ピンク

ブライダル・ピンクは、バラの園芸品種の1つ。1967年にアメリカ合衆国で、Eugene S.Boernerによって作出された[1][2][3]。かつては、庭園鑑賞用としてだけでなく切り花品種としても多く栽培されていた[1][2]。
四季咲き・半横張り性のフロリバンダ系のモダンローズ[2]。交配種は、Summertimeの実生×Spartanの実生[2][注 1]。樹高は0.8m-1.0m、株張り80cm[2][5]。サーモンピンク色の中輪を、房咲きになって咲かせる[1]。開花後はやや退色する[1]。花型は整った剣弁高芯咲きである[1]。花径7cm-7.5cm[1][5]。気温が低いと、美しい花色になる[3]。花付きがとてもよく、花もちもよい[1]。春以降もよく咲き、秋の花数も多い[1]。花弁は比較的雨でも傷みにくい[1]。花の香りの強さは中香、質はティーローズの香り[1][5][注 2]。花枝は細く堅い[1]。よく枝分かれし、株は葉が密生する[1]。樹勢は中程度、耐病性も同じく中程度[1]。ただし、さび病がでることがある[3]。強健種[2]。

多くの枝変わりがあり、白色の花の「ブライダル・ホワイト」「しろたえ」、白に近いピンク色の「ジューン・ブライド」、ローズ色の「ブライダル・レディ」、ローズ色に不規則に絞りが入る「マーガレット・サッチャー」などが知られている[1][2][注 3]。その他にも、日本で発見された枝変わり「ゆうこ」がある[8][注 4]。いずれも、花色の違いを除くと性質はブライダル・ピンクと変わらない[1]。
脚注
注
出典
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 河合伸志『美しく育てやすいバラ銘花図鑑』日本文芸社、2019年3月20日、84頁。ISBN 978-4-537-21667-7。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 NHK出版 編『別冊NHK趣味の園芸 バラ大百科 選ぶ、育てる、咲かせる』日本放送出版協会、2006年4月20日、136頁。ISBN 978-4-14-645776-8。
- 1 2 3 寺西菊雄・前野義博・村田晴夫・小山内健 編『四季咲き木立ちバラ図鑑728』講談社、2006年3月20日、128頁。ISBN 4-06212945-0。
- ↑ NHK出版 編『別冊NHK趣味の園芸 バラ大図鑑』NHK出版、2014年11月25日、61頁。ISBN 978-4-14-645792-8。
- 1 2 3 主婦の友社 編『バラ図鑑820』主婦の友社、2019年4月30日、67頁。ISBN 978-4-07-433816-0。
- ↑ 鈴木省三『ばら花図譜 国際版』小学館、1996年4月1日、202頁。ISBN 4-09-305502-5。
- ↑ 『花図鑑薔薇』草土出版、1997年3月25日、191頁。ISBN 4-7952-9543-3。
- 1 2 3 4 鈴木『ばら花図譜 国際版』p.158.