プネー
पुणे
愛称 : Oxford of the East, Queen of Deccan[1][2]
位置
プネーの位置(マハーラーシュトラ州内)
プネー
プネー
プネー (マハーラーシュトラ州)
プネーの位置(インド内)
プネー
プネー
プネー (インド)
座標 : 北緯18度31分13秒 東経73度51分24秒 / 北緯18.52028度 東経73.85667度 / 18.52028; 73.85667
歴史
設立 17世紀[3]
行政
国 インドの旗 インド
 州 マハーラーシュトラ州
 県 プネー県(英語版)
 市 プネー
市長 Murlidhar Mohol[4][5]
(BJP)
地理
面積  
  市域 331.26 km2
  都市圏 7,256.46 km2
標高 560 m
人口
人口 (2011年現在)
  市域 3,124,458人
    人口密度   9,400人/km2
  都市圏 7,276,000人
その他
等時帯 IST (UTC+5:30)
ナンバープレート MH-12
公式ウェブサイト : https://pmc.gov.in/en

プネー(マラーティー語: पुणे, [ˈpuɳe] ( 音声ファイル); 英語: Pune)は、デカン高原に位置するインド・マハーラーシュトラ州、プネー県(英語版)の都市。同州で二番目に大きな都市。 植民地時代に付けられた英語名称「プーナ(Poona)」も以前は公的な名称として併用されていたが、1999年に現地マラーティー語での名称「プネー」が公式名称として採用された。現在でもプーナの名称は非公式ながら広く使われている。(なお、前述の両名称を混同した「プーネ」という表記は誤りである。)

都市の概説

プネーの街並み一望
プネー

2010年の都市的地域の人口は493万人であり、世界第60位、同国では第8位である。海抜600メートルの高原にあるため、大都市の富裕層の避暑地として発達した。金融と経済の中心であるムンバイの南170kmに位置し、インド国内の各主要都市と空路・鉄道・陸路で結ばれている。 町の40% が緑に覆われ、インドでもっとも緑の多い街の一つであり、インドで最も安全な都市とも言われている。

18世紀には、ムガル帝国に代わってインドの覇権を握ったマラーター王国の宰相府があった。 英領時代から「東のオックスフォード」「インドのオックスフォード」として知られる教育・研究の中心地で、インドで最も多くの研究機関が存在する。多くの有名な研究施設や高等教育機関があり、インド国内のみならず、世界中から学生が集まる。プネー市内にはインド最大の科学コミュニティが存在している。

また、工業やビジネスの中心でもあり、IT産業を中心にインドでもっとも目覚しい発展を遂げており、多くのIT産業やソフトウエア開発会社の本部がある。市内に国際レベルの教育施設が立地することから、インド政府は、プネーをIT開発の中心的都市と位置付けた。ハイテク機器のベンガルールとならんで示され、近年は「東のシリコンバレー」といわれている。PCの家庭普及率はインド全国1位で、インド国内での生活水準の高さを示している。

20世紀前半にヨーロッパに影響を与えた神秘家のメヘル・バーバーが過ごした。また、マハトマ・ガンディーが一時期監禁された場所でもある。

歴史

詳細はプネーの歴史((英語版))を参照。

地方自治体

大都市地域における自治都市(Municipal Corporation)として、Pune Municipal Corporationがある。日本では単にプネー市と表記される。

経済

プネーに本社を置く主な企業

教育

「東のオックスフォード」「インドのオックスフォード」として知られる学術都市。2008年には、オックスフォード大学のJohn Hood学長が、プネー地区のラバサ(Lavasa)に、同大学のビジネスコースに所属するOxford University India Business Centre (OUIBC)を設置すると発表した。オックスフォード大学が海外に施設を置くのは、800年の歴史の中ではじめてのことである。OUIBCでは企業経営のマネージメントプログラムを開設し、教授陣もイギリスから招くとのこと。

国立レベルの研究開発センターはじめ NCL, Tropical Meteorology, DRDO, TCS, IUCAA, などの研究機関がある。インドで最も権威があるIT研究開発機関であるC-DAC (Center for Development of Advanced Computing)の本部もプネー市内にある。プネーは、「熱心な者たちが崇高な目的のために集まる巣箱」として、マハトマ・ガンディーに評された。1857年には、気象庁がシムラーからプネーに移転した。

大学は、名門のプネー大学(英語版)以外にも17校の工科大学があり、毎年数多くのITエンジニアを世に送り出している。

文化

宗教行事

1000年もの歴史を持つプネーは「マハーラーシュトラ州の文化的首都」とも呼ばれており、要塞跡や宮殿、庭園など、多数の名所がある。シンハガド要塞、ケールカル博物館、アーガー・ハーン宮殿、パールヴァティー寺院、シャニワール・ワーダー宮殿跡などが有名である。

祭典では、8月末または9月始めに行われるガネーシュ・フェスティバルが有名。満月を最終日として10日間行われる。もともとは大きなフェスティバルではなかったが、独立運動に際して人々が集まるための方便としてインド国民会議派初代議長のティラクにより計画的に大きくされた。インド独立後も大きなフェスティバルとして続いている。

物議を醸した宗教家であるバグワン・シュリ・ラジニーシ(Osho)のアシュラム(道場)が1970年代に作られ、彼の晩年に路線変更して高級スピリチュアル・リゾート「OSHOインターナショナル・メディテーション・リゾート」となり、観光地の一つになっている。

インドのパールシーのほとんどがムンバイまたはプネーに暮らしている。3つ程のゾロアスター教の寺院があり、ゾロアスターが点火したといわれる炎がイランから持ち運ばれて燃え続けている。異教徒は寺院に入ることは出来ない。ゾロアスター教徒はビジネスで成功している裕福な階級が多く、ムンバイとプネーの両方に家を持っている人も多い。

バドミントンは植民地時代にプネーで行なわれていた、皮の球をラケットでネット越しに打ち合う遊びをイギリス人が本国に紹介したのが起源とされる。

地理

地震学

プネーはKoynaダム(英語版)の周りの地震活動が活発な地帯に非常に近く位置している。プネーは、その歴史の中でいくつかの中程度の震度と、多くの低強度の地震を経験した。

プネーで発生したマグニチュード3.0以上の地震を以下に示す。

発生時期M震源地
17 May 20043.2Katraj Region, Pune, Maharashtra[6]
30 July 20084.2Koyna Dam, Koynanagar, Maharashtra[7]
14 April 20124.9Satara district, Maharashtra[8]

気候

インドの他の都市同様、夏季・涼季・雨季(モンスーン)の3つの季節に分かれている。

Puneの気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
平均最高気温 °C (°F) 29.9
(85.8)
31.9
(89.4)
35.4
(95.7)
37.7
(99.9)
36.9
(98.4)
31.7
(89.1)
28.4
(83.1)
27.4
(81.3)
29.4
(84.9)
31.4
(88.5)
30.1
(86.2)
28.9
(84)
31.59
(88.86)
平均最低気温 °C (°F) 11.0
(51.8)
12.1
(53.8)
15.8
(60.4)
19.9
(67.8)
22.4
(72.3)
22.9
(73.2)
22.2
(72)
21.6
(70.9)
20.8
(69.4)
18.5
(65.3)
14.4
(57.9)
11.5
(52.7)
17.76
(63.96)
降水量 mm (inch) 0
(0)
3
(0.12)
2
(0.08)
11
(0.43)
40
(1.57)
138
(5.43)
163
(6.42)
129
(5.08)
155
(6.1)
68
(2.68)
28
(1.1)
4
(0.16)
741
(29.17)
平均降水日数 0.1 0.3 0.3 1.1 3.3 10.9 17.0 16.2 10.9 5.0 2.4 0.3 67.8
平均月間日照時間 291.4 282.8 300.7 303.0 316.2 186.0 120.9 111.6 177.0 248.0 270.0 288.3 2,895.9
出典:HKO

事件

交通

繁華街
市内を走るバスとリキシャ
2022年開通のプネー地下鉄

近くの観光地

出身人物

姉妹都市

テレビ番組

注・出典

[脚注の使い方]
  1. ↑ Choudhuri, Debjani Pal (2007). Community Planning for Intervention for Victims of Domestic Violence. Kassel University Press. pp. 35. ISBN 978-3-89958-346-5
  2. ↑ Diddee, Jaymala (2000). Pune: Queen of the Deccan. Elephant Design Pvt. Limited. ISBN 978-8187693000
  3. ↑ “Pune History - History of Pune City, Origin and History of Poona India”. 25 February 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。25 February 2019閲覧。
  4. ↑ “Mukta Tilak, MBA, is Pune’s first BJP mayor”. The Hindu. 16 March 2017閲覧。
  5. ↑ “Bal Gangadhar Tilak descendant, Mukta Tilak files nomination for Mayor post”. The Financial Express (India). 8 March 2017閲覧。
  6. ↑ “M3.2 Katraj-Pune Earthquake, 2004”. 2007年12月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年4月15日閲覧。
  7. ↑ “M4.3 Gokul-Waghini Earthquake, 2008”. 2010年2月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年11月28日閲覧。
  8. ↑ “M4.9 Satara District, 2012”. 2012年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。14 April 2012閲覧。
  9. ↑ “印カースト最下層出身者ら、ヒンズー至上主義に抗議デモ”. AFP (2018年1月4日). 2018年4月20日閲覧。
  10. ↑ Template:"Maharashtr Times", 22,September,2014
  11. ↑ インドIT戦士がやって来る! - テレビ東京 2002年10月27日

外部リンク

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