| ヘプタナール[1] | |
|---|---|
Heptanal | |
別称 Heptanaldehyde Aldehyde C-7 Enanthaldehyde Heptyl aldehyde n-Heptanal | |
| 識別情報 | |
| CAS登録番号 | 111-71-7 |
| PubChem | 8130 |
| ChemSpider | 7838 |
| UNII | 92N104S3HF |
| KEGG | C14390 |
| ChEBI | |
| ChEMBL | CHEMBL18104 |
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| 特性 | |
| 化学式 | C7H14O |
| モル質量 | 114.19 g mol−1 |
| 外観 | 透明な液体 |
| 密度 | 0.80902 (30°C) |
| 融点 |
-43.3°C[2] |
| 沸点 |
152.8°C[2] |
| 水への溶解度 | わずかに溶ける |
| 磁化率 | -81.02·10−6 cm3/mol |
| 屈折率 (nD) | 1.4241 n[2] |
| 関連する物質 | |
| 関連するアルデヒド | ヘキサナール オクタナール |
| 特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 | |
ヘプタナール(英語: heptanal)は、アルキルアルデヒドの一つ。かつては、エナントアルデヒド(英語: enanthaldehyde)と呼ばれたこともあった。無色の液体で、強い果実臭を持ち、香料や潤滑油の原料となる[3]。
ヒマシ油の分留でヘプタナールが生成することは1878年にすでに報告されている[5]。大規模生産としては、リシノール酸の熱分解開裂[6](アルケマ法)と、2-エチルヘキサン酸ロジウムを触媒として1-ヘキセンに2-エチルヘキサン酸を加えてヒドロホルミル化する方法(オキセア法)がある。[3][7]

次のような方法でも合成できる。
可燃性でわずかに揮発性のある無色の液体で、果実または油脂のような芳香を持ち[9]、アルコールとは混和し[2][4]、水にはほとんど溶けない[2][10]。酸化しやすいため窒素下で充填し、100ppmのヒドロキノンで安定化する[11]。4℃の水を標準物質とした、15℃におけるヘプタナールの比重は0.8216である[2]。
ヘプタナールを水素化することで1-ヘプタノールを合成できる。

ロジウム触媒の存在下でヘプタナールを酸素で酸化すると、50°Cで95%の収率でヘプタン酸が得られる[12]。
塩基性触媒を使い、ベンズアルデヒドとクネーフェナーゲル縮合させると高収率かつ高選択率(90%以上)でジャスミンアルデヒドが生成する[3][13]。ジャスミンアルデヒドはシス–トランス異性体混合物としてジャスミン様の香りを持ち、主に香料に使用される[14]。副生成物の(Z)-2-ペンチル-2-ノネナールは不快臭のある物質である[15]。

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