ベリファ

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ベリファ
欧字表記 Bellypha
品種 サラブレッド
性別 牡
毛色 芦毛
生誕 1976年2月28日
父 Lyphard
母 Belga
母の父 Le Fabuleux
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Societe Aland
馬主 Jacques Wertheimer
調教師 Alec Head(フランスの旗 フランス)
競走成績
生涯成績 11戦6勝
勝ち鞍
G3トーマスブリョン賞1978年
G3ジョンシェール賞1979年
G3ダフニス賞1979年
G3カンセー賞1979年
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ベリファ(Bellypha、1976年2月28日[1] - 2001年以降)は、アイルランド生産・フランス調教の競走馬である。

来歴

ベリファは、アイルランドでヘッド家が経営するソシエテ・アランドによって生産された芦毛の馬である。現役時代は顔の部分が比較的明るいものの色の濃い馬体であったが[2]、芦毛馬の常例として加齢とともに白くなっていった[3]。

1歳時に41万フラン(約4万8000ポンド)で売却され、ジャック・ヴェルテメール(英語版)の所有となり、シャンティイ競馬場のアレック・ヘッド厩舎の所属となった。なお、同馬に関しては生産者側にも一定の関与を保っていた。

競走馬時代

2歳(1978年)

デビュー戦では4着に敗れたが、8月にドーヴィル競馬場で行われた1400メートル戦で初勝利を挙げた。その後、ロンシャン競馬場の同距離のレースでも勝利した。

10月10日にはサンクルー競馬場で行われた1300メートルのエクリプス賞(英語版)(G3)に出走し、10頭立てで単勝3.5倍の2番人気に支持されたが、勝ち馬でアーガー・ハーン4世所有のラマヌーシュからは3馬身半差の4着に終わった。

続く11月4日、サンクルー競馬場で行われた1500メートルのトーマスブリョン賞(英語版)(G3)に出走し、単勝10.6倍に支持されると、直線入り口で先頭に立って終盤に後続を突き放し、フランソワ・ブタン厩舎のシャープマンに4馬身差をつけて快勝した。なお、3着には更に半馬身差で牝馬のウォーターリリーが入った[4]。

同年に各国の公式ハンデキャッパーが共同で作成したインターナショナル・クラシフィケーションにおいて、ベリファは首位のトロモス(英語版)よりは7ポンド低く、ヨーロッパの2歳牡馬の中で7位と評価された。タイムフォームは、数値以上の可能性を示す+を付記して124+と評価した[4]。

3歳(1979年)

中距離路線の上位層として期待される中で迎えた3歳初戦として、4月16日に重馬場のロンシャン競馬場の1950メートル戦であるギシュ賞(英語版)(G3)に出走。終盤に鋭い末脚を見せたが、1番人気のトップヴィルを捉えきれず、半馬身差の2着。

続いて5月10日、同競馬場の1600メートル戦であるジョンシェール賞(英語版)(G3)に出走し、8頭立てで単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持されたると、マラウェイに4馬身差付けて快勝[5]。

6月3日、シャンティイ競馬場で行われた2400メートルのジョッケクルブ賞(G1)にフレディ・ヘッド鞍上で出走すると、スタミナを懸念されつつも単勝9.0倍の3番人気に支持され、直線では好位置にいたものの伸びを欠き、トップヴィル、ルマーモット(英語版)、シャープマンに次ぐ4着に終わった。

更に同月末、エヴリー競馬場(英語版)での1800メートル戦のダフニス賞(G3)に出走。ジャッキー・タイヤールを鞍上に迎え、単勝1.2倍の圧倒的支持に応えて4馬身差で勝利した[5]。

トップヴィルとルマーモットが中距離の世代最強と評される一方、マイラーの中ではG1を5勝している10戦8勝のはアイリッシュリヴァーがその座にあると看做されていた。8月12日にドーヴィル競馬場で行われたジャック・ル・マロワ賞(G1)では、ベリファとアイリッシュリヴァーが終盤で他馬を引き離して競り合ったが、アイリッシュリバーがクビ差で勝利した。なお、ヘッド騎手はアイリッシュリヴァーの妨害があったと異議を申し立てたが、結果は覆らなかった。

13日後、1600mのカンセー賞(英語版)(G3)では、イギリスのジャージーステークス勝ち馬カムデンタウンとアスタルテ賞勝ち馬トプシーなどが出走する中で単勝1.5倍の1番人気に支持されると、ペースメーカーのリバーバンクに続き、ゴール300m手前から加速して、トプシーに2馬身半差で勝利した[5]。

同年のインターナショナル・クラシフィケーションにおいては、ヨーロッパの3歳牡馬の中では6位、全体では10位と評価された。タイムフォームは、首位のトロイよりは7ポンド低く、アイリッシュリヴァーより1ポンド低い130ポンドを与えた[5]。

種牡馬時代

引退した後、アレック・ヘッドが所有するフランスのケスネー牧場で種牡馬となった。

1989年からは日本で供用され、最初の6年は50頭前後の牝馬を集めたが、7年目の1995年には10頭に減少し、十勝地区の新田牧場に繋養されていた2000年に2頭に種付けしたのを最後に、2001年9月15日付で用途変更となった[6]。2002年に死亡したともされる。

主な産駒

※海外馬はG1馬のみ

母の父としての産駒

※海外馬はG1馬のみ

血統表

ベリファの血統(出典[§ 1])
父系 リファール系(ノーザンダンサー系) [§ 2]
父
Lyphard
1969 鹿毛
父の父
Northern Dancer
1961 黒鹿毛
Nearctic Nearco
Lady Angela
Natalma Native Dancer
Almahmoud
父の母
Goofed
1960 栗毛
Court Martial Fair Trial
Instantaneous
Barra Formor
La Favorite
母
Belga
1968 芦毛
Le Fabuleux
1961 栗毛
Wild Risk Rialto
Wild Violet
Anguar Verso
La Rochelle
母の母
Belle de Retz
1962 芦毛
*ジルドレ Royal Charger
Ma Soeur Anne
Abracadabra Abernant
Malcomia
母系 (F-No.)   (FN: 16-b) [§ 3]
5代内の近親交配 Nearco 4×5 [§ 4]
出典
  1. ↑ [10]
  2. ↑ [10]
  3. ↑ [10]
  4. ↑ [10]

脚注

  1. ↑ “Bellypha pedigree”. Equineline (2012年5月8日). 2013年12月28日閲覧。
  2. ↑ “Bellypha painting”. sporthorse-data.com. 2013年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月30日閲覧。
  3. ↑ “Bellypha photograph”. sporthorse-data.com. 2013年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月30日閲覧。
  4. 1 2 Timeform staff (1979). Racehorses of 1978. Timeform. ISBN 0-900599-27-8
  5. 1 2 3 4 Timeform staff (1980). Racehorses of 1979. Timeform. ISBN 0-900599-29-4
  6. ↑ “ベリフア”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2026年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年7月10日閲覧。
  7. ↑ Timeform staff (1985). Racehorses of 1984. Timeform. ISBN 0-900599-40-5
  8. ↑ Timeform staff (1986). Racehorses of 1985. Timeform. ISBN 0-900599-42-1
  9. ↑ Timeform staff (1988). Racehorses of 1987. Timeform. ISBN 0-900599-46-4
  10. 1 2 3 4 “5代血統表 血統情報 ベリフア(IRE)”. JBISサーチ. 2026年7月10日閲覧。
  11. 1 2 “牝系情報 繁殖牝馬情報 Belga(FR)”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2026年7月10日閲覧。
  12. ↑ “Thoroughbred Bloodlines – Windermere – Family 16-b”. Bloodlines.net. 2021年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年12月30日閲覧。

外部リンク