『ミカるんX』(ミカるんクロス)は、高遠るいによる日本の大型バトルヒロイン空想特撮伝綺漫画。秋田書店の月刊漫画雑誌『チャンピオンRED』に、2007年10月号にプレ連載が掲載され、翌11月号より正式連載が始まり、2011年9月号まで連載された。単行本は全8巻。
バトル漫画や百合を取り入れたサイエンス・ファンタジー作品。
黎明10年4月、日本国旧都東京市渋谷特区にある全寮制の中高一貫校・聖アグリッパ学園に入学した南るんなは中等部首席鯨岡ミカと出会う。それは宇宙人や怪獣との戦いの始まりだった。当初はコメディ路線な話が多かったが、雷帝軍との戦いからは主要人物の死などシリアスな展開になった。最終的に地球は滅亡。人類は「航海士」として宇宙へ新天地を求めて旅立つことになる。
連載終了後、同誌の2011年11月号で、『CYNTHIA THE MISSION』の登場人物と本作のキャラクター達が共演する『V2 〜Voyagers' Visit〜(ブイツー ヴォイジャーズ・ビジット)』が掲載された。
※キャストはドラマCD版のもの。
本作では主人公であるミカとるんなを中心に、様々な合体・変身・巨大化が行われる。
ミカとるんなが互いに触れ合う「合大マブフラッシュ」によって合大(がったい=合体&巨大化)して現れる合身巨人。フォームチェンジで2つの形態をとる。
日本海フォームのリグレッションの力を利用し、次元の壁を越えて4次元の存在となったミカるん。マブが新生マブとなってからは島袋の腹具合によって変身できる時間が異なり(例:腹五分目なら5秒)、時間切れになると通常形態であるミカフォームに戻る。
宇宙の墓場から蘇ってきたミカの力と、ヒミツさん改め島袋の宿った新生マブの力で「新生合大(ブランニュー・マブフラッシュ)」を果たした姿。
ミカ、るんな、アキによる三位一体の「究極大合大(ラスト・エヴォリューション)」。非常に人間に近いこれまでの形態と違い、瞳の形状や顔・体の文様などが航海者寄りになっている。
体長40メートル - 23キロメートル、体重不明。改造され生体遊星となった地球・三ツ首焔龍プロミネテスに食われたミカるんが、内側からプロミテネスの巨体を乗っ取り再生した形態。手足に龍のような鱗と鉤爪を持ち、全身が虹色に淡く発光する。
東京市営軍対地球外知性体特殊戦略本部及び、その「球」と「部」からとられた略称。七宝洞歌乃子が本部長、彼女の「説得」によりミカとるんなも正式に隊員となった。
地球に飛来した異星人たちに対する地球側の呼称。暗黒物質の肉体と星間侵攻の本能を持つ宇宙の亡霊という意味。地球への飛来順にナンバーで分類されている。強力な肉体を持ち、生身の体ひとつで宇宙の泡構造を貫き亜光速の旅をすることが可能。「航海者」とも呼ばれる。ナンバー6以降は作品中(黎明10年以降)に飛来したソウルボイジャーである。
宇宙四天王のひとりである「雷帝」を中心とした宇宙侵略軍。雷帝と7人の配下、天体を改造した超生物「生体遊星」によって構成される。「白き魔城の建つところ その星は焦土と化す」と言われ、地球に飛来した際は彼らを恐れるあまり、脱出を試みる地球内の航海者が続出した。
雷帝の7人の配下。いずれも特殊な技能や強大な戦闘能力を有する。
惑星・彗星などが改造され、生体化した存在。一般的な怪獣よりはるかに強力なパワーを持つ。
本作は漫画作品であるが、劇中でしばしば「挿入歌」として歌詞が掲載されている。いずれも「作詞/わたし 作曲/あなた」と記述されており、歌詞は著者が作詞したものであるがメロディは付いていない。共に記載されている歌手名も読者である「あなた」を含んだ架空の名称である。また、挿入歌以外でもドラマCDに収録されている主題歌「しあわせのスパイラル」も著者が作詞を行っている。
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