『リュウの道』(リュウのみち)は、石森章太郎による日本の漫画。「週刊少年マガジン」(講談社)にて、1969年の第14号から1970年の第52号にかけて連載された。リュウ3部作の第1作[1]であり、本作では未来を、第2作『原始少年リュウ』では過去を、そして第3作『番長惑星』では現代を舞台としている。
遠い未来。シリウス第5惑星に恒星間航行をした宇宙船「フジ一号」内で、16歳の少年柴田リュウが冷凍睡眠から目覚めた。外に出たリュウは、フジ1号が着陸した星が人類滅亡後の変貌した地球であることに気付く。
愚かな戦争で自滅した人類の運命を呪いながらも、リュウは人間の生き残りのマリアやジミイ、猿人のペキ、ロボットのアイザック、老いたサイボーグのゴッドらと出会い、生き残った人間の文明を探す旅に出る。
しかし、変わり果てた地球でのその旅は危機と驚異の連続したものとなり、リュウ一行は変異した人間・ミュータントや、大自然の猛威、ロボットシティを守る殺人ロボット集団、人食いの怪生物の襲撃など、数々の危機などに晒され、幾人もの死者を出しながらもそれらを乗り越えて、古代の科学知識を秘匿する宗教組織に統治された街にたどり着き、虐げられていたミュータントたちの助けを借りて町の支配権を奪うと、神としてあがめられていた神像の中に隠れ潜んでいた老いたミュータントから、地球が変わり果てた顛末について、その驚くべき経緯を知らされる。
辿り着いた町の「神」となり、旧人類・新人類(ミュータント)をまとめつつ、平和な日々を送っていたリュウ。しかし彼の前に、今まで想像すらしなかった新たな敵が現れる。そんな中でリュウは徐々に人類の代表として、様々な能力を身につけてゆく。
そしてついに文明を再建していた人類国家との接触に成功するが、その国はリュウが生きていた時代の文明とほぼ同水準の高度文明を有する謎の敵との戦争で追い詰められつつあった。
リュウは謎の敵に対して発したテレパシーによって、敵の興味を引くことに成功し、その案内によって彼らの国へ連行される。そこで重大な真実を得るもののそれはその国の滅亡と引き換えに得た悲しいものとなった。
その直後何者かに操られるように、雪山へ導かれたリュウは”神の意志”を発する謎の巨大な結晶体を発見し、そこで人間並みの知能を持つ犬と出会う。
そこで世界を継ぐ資格をめぐって争う事となったリュウはからくも勝利を収め、重大な使命を託されて、マリアを始めとする同胞たちのもとへ帰っていく。
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