不可逆過程

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熱力学において、不可逆過程(ふかぎゃくかてい、irreversible process)は、可逆過程の対義語。非可逆過程(ひかぎゃくかてい)とも呼ばれる[1]。

高温物体と低温物体を接触させると等温になるが、その逆は起らないため、この過程は不可逆(ふかぎゃく、irreversible)であると言える[2][3]。

全体の平衡(equilibrium)が保たれながら行われる過程が可逆過程であるのに対して、平衡に向かう過程が不可逆過程である[4]。

例

脚注

  1. ↑ 国際科学振興財団 編『科学大辞典』丸善、1985年3月5日、1133頁。ISBN 4-621-02957-6。NDLJP:12588908/575。
  2. ↑ “不可逆過程 - EMANの熱力学”. eman-physics.net. 2022年8月9日閲覧。
  3. ↑ 小項目事典,デジタル大辞泉,世界大百科事典内言及, ブリタニカ国際大百科事典. “不可逆過程とは”. コトバンク. 2022年8月9日閲覧。
  4. ↑ “可逆過程と不可逆過程(可逆変化と不可逆変化)”. home.hiroshima-u.ac.jp. 2022年8月9日閲覧。

関連文献

  • 一柳正和:「不可逆過程の熱力学入門」、講談社サイエンティフィク、ISBN 978-4-06-153219-9 (1995年11月20日).
  • 一柳正和:「不可逆過程の物理:日本統計物理学史から」、日本評論社、ISBN 4-535-78266-0 (1999年7月20日).

関連項目