交信(こうしん)とは、無線通信で信号のやり取りを行うことである。Q符号における意味から転じてQSOともいう。
プッシュ・ツー・トークで相手局と送受信を切り替える場合には、日本語では「どうぞ」、英語では「over」、電信では「K」を末尾に送信する。
アマチュア無線で交信を行ったことを証明する書類がQSLカードである。また、アマチュア局の免許を持たないSWLが交信を受信し、交信した局宛てに報告書を送り、アマチュア局からSWLへその内容を証明する書類(QSLカードと同じ様式)を送ることがある。
交信が成立するには、相手局のコールサインとRSTレポート(電話の場合はRSレポート)を交換することが最低限の条件である。RSTレポートは相手局の信号の状況を3桁(電話の場合は2桁)の数字で表したもので、Rは了解度(1から5)、Sは信号強度(1から9)、Tは音調(1から9)で表す。なお電話では59を「ファイブナイン」と読むのが正しく、「フィフティーナイン」「ごじゅうきゅう」は誤り。
その他、初対面の交信(ファーストQSO)で交換することの多い事項は次の通り。
これら必要最小限の内容をまとめた定型文を用いて交信することをラバースタンプQSOという。英語を母語としない局同士の欧文電信による交信は、詳細な文章を伝えることが難しいため、ほとんどがラバースタンプQSO、あるいは単にレポート交換のみに終わることが多い。一方、電話および母語による電信(日本語の場合は和文モールス信号)では、状況に応じてさまざまな内容の話題が展開される。
交信に用いる用語の一つとしてQ符号がある。アマチュア無線やCB無線では、無線用語を用いることが多い。
コールサインや特に重要な事項を伝える場合には、聞き違いを防ぐためフォネティック・コードを用いる。
航空無線で行われる交信の特徴の一つとして、航空機が出発地から目的地に移動する間に、通信を行う機関を受け継ぐ必要が生ずる。このことを通信の移管(ハンドオフ)という。
交信の内容には次のようなものがある。
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