冨田洋之
選手情報
フルネーム 冨田洋之
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1980-11-21) 1980年11月21日(43歳)
生誕地 大阪府
身長 166cm
体重 62kg
種目 体操競技
学歴 洛南高校→順天堂大学→同大学院
引退 2008年12月
獲得メダル
オリンピック
金2004 アテネ団体
銀2008 北京団体
銀2004 アテネ平行棒
アジア競技大会
金2006 ドーハあん馬
銅2006 ドーハ個人総合
世界選手権
金2005 メルボルン個人総合
銀2007 シュトゥットガルト団体
銀2006 オーフス個人総合
銀2006 オーフス平行棒
銅2006 オーフス団体
銅2003 アナハイム個人総合
銅2003 アナハイム団体
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冨田 洋之(とみた ひろゆき、1980年11月21日 - )は、元体操選手。順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科准教授[1]。日本オリンピック委員会専任コーチ。

略歴

1980年11月21日、大阪府大阪市に生まれる。

マック体操クラブにて、8歳から体操を始める。なお同い年の鹿島丈博も同クラブに所属しており、中学校は大阪市立城陽中学校に進学した、高校時代を除き引退までの長い間、冨田とチームを共にすることとなる。12歳頃から、オリンピックを意識するようになった[2]。

2004年8月、アテネオリンピックでは日本チームのエースとして出場。金メダルのかかった最終種目鉄棒の最終試技者として、スーパーE難度のコールマンを成功。フィニッシュの伸身の新月面宙返りでは完璧な着地を決め団体総合で日本の28年ぶり[3] の金メダル獲得に貢献[4]。NHKアナウンサーの刈屋富士雄の実況も話題になった。種目別の平行棒でも銀メダルを獲得。

2005年世界体操競技選手権個人総合では、ついに日本選手として笠松茂以来31年ぶりの優勝。2006年世界体操競技選手権個人総合で2位となり、世界選手権3大会連続で個人総合のメダルを獲得。2007年世界体操競技選手権では低迷し、個人メダル獲得はならなかったが、ロンジン・エレガンス賞を日本人として初めて受賞している。

2008年8月、北京オリンピックでは団体総合の銀メダル獲得に貢献。予選では大きなミスもあり、内村航平・坂本功貴に次ぐチーム内3位であったが、事前の取り決め通り個人総合決勝に出場した。メダルも期待されたが、得意のつり輪で落下し、4位に終わった。

同年11月、「理想としてきた美しい体操を自分の中で演技することが難しくなってきた」として、現役引退を表明。同年12月、ワールドカップ大会を最後に28歳で現役を引退した。

2009年1月、国際審判員の資格を取得。同年3月、セントラルスポーツを退社。同年4月、順天堂大学スポーツ健康科学部スポーツ科学科助教、日本オリンピック委員会専任コーチに就任。

2010年2月に3歳年下の一般女性と結婚した[5]。

特徴

全6種目に強い世界有数のオールラウンダー[6]。「美しくないと体操ではない。ただ派手な技をやるだけならサーカスと変わらない」というのを信条にしている[7]。2007年の世界選手権では、体操界で最もエレガントな表現をした選手に贈られるロンジン・エレガンス賞を日本人として初めて受賞した。

同じく技の美しさで知られたビタリー・シェルボを敬愛していた[8]。

競技歴

受賞歴

その他

脚注

  1. ↑ “ゼミナール紹介”. 順天堂大学スポーツ健康科学部. 2018年4月19日閲覧。
  2. ↑ 2006年9月25日 朝日新聞「(舞の海の 戦士のほっとタイム)冨田洋之 体操 美しく見せてV2挑む」
  3. ↑ メダル獲得は1992年バルセロナオリンピック以来12年ぶり、金メダル獲得は1984年ロサンゼルス五輪以来24年ぶりだった。
  4. ↑ “体操競技、日本男子の5つの名場面とは”. 【SPAIA】スパイア (2016年10月11日). 2020年11月14日閲覧。
  5. ↑ “アテネ団体金の冨田氏、3歳年下の元高校教員と結婚”. スポーツニッポン (2010年3月27日). 2010年3月27日閲覧。
  6. ↑ 宮嶋泰子 (2004年5月27日). “[スポーツ古今東西 体操の鹿島選手、冨田選手の強さと魅力]”. テレビ朝日. 2010年3月27日閲覧。
  7. ↑ 2004年8月17日 読売新聞「体操日本、復活の「金」 男子団体28年ぶり 最後の鉄棒で逆転」
  8. 1 2 2005年11月29日 朝日新聞「(ひと) 冨田洋之さん 世界体操選手権男子個人総合で優勝」
  9. ↑ “冨田選手、ロンジン・エレガンス賞を受賞”. 日本体操協会 (2007年9月9日). 2010年3月27日閲覧。
  10. ↑ 2002年9月24日 朝日新聞「(ライバルたち4)釜山アジア大会 体操男子個人総合 冨田洋之と楊威」
  11. ↑ NHK スポーツ大陸 貫き通した美学 ~体操 冨田洋之~ の中での検証による。

関連項目

外部リンク

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