利益代表国
利益代表国(英語:Protecting power)とは、戦争などの理由により断交状態となった国家間において、大使館の保管・居留民の保護などを行う中立国のこと。
概要
概ねスイスやスウェーデンのような中立国や、相手国と国交のある自国の友好国(あるいはその逆)が選ばれる。特にスイス[1]は永世中立国の代表格であり、数多くの国家の利益代表国を務めている。
ただし断交中の国家間に利益代表国が存在しない場合もある。例えば1952(昭和27)年において、ソビエト連邦と日本の間に利益代表国が存在しないことが確認されている[2]。
具体例
| 利益代表国 | 依頼国 | 相手国 |
|---|---|---|
過去の例
日露戦争
フランス
アメリカ合衆国
第二次世界大戦
スペイン・
スイス・
ポルトガル・
スウェーデン
スイス
第二次世界大戦後の例
日本
スイス
ギリシャ
カタールにおける
エジプトの利益代表国(2017年 - 2021年)
脚注
- ↑ “利益保護国としてのスイス、紛争に応じて変化”. (2013年1月25日) 2014年12月20日閲覧。
- ↑ 昭和27年12月11日 参議院厚生委員会議員山下義信の質問に対する政府委員倭島英二の回答
- ↑ スエーデン国、スイス国、スペイン国及びポルトガル国に対する感謝決議 参議院第15回(特別)国会
- ↑ 昭和46年3月26日 参議院決算委員会 政府委員須之部量三の回答
- 1 2 『昭和37年版 わが外交の近況』 三 わが国と各地域との間の諸問題 > ラテン・アメリカ関係
- ↑ About Us | Havana, Cuba - Embassy of the United States 2016年7月17日閲覧
外部リンク
- 利益代表国(りえきだいひょうこく)とは - コトバンク
- 利益代表部(りえきだいひょうぶ)とは - コトバンク