勾配(こうばい、gradient, grade)とは水平面に対する傾きの度合いをいう[1]。地形や土構造物、人工的な構造物、建造物の傾き(傾斜)について言うことが多い。

勾配の表し方

勾配の表し方は、次の2つが代表的なものである。

ただし、後述する「法勾配」は特殊な例外である。

地理・土木・建築

法勾配

土木工事における盛土・切土の法面の勾配を表現する場合は、次の2つの点で、通常の勾配の表し方とは異なる特殊な言い方をする。

これは、「割」の1/10を「分|分」と呼ぶことから(例えば野球バッターの打率:3割2分5厘)、逆に分の10倍を「割」とすることにより、「1割5分勾配」のような呼び方になったものである。この呼び方は「割」が全体の1/10を意味する通常の慣用とは異なるために、一般の誤解を招くことがある[5]。

脚注

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  1. ↑ 日本国語大辞典、第7巻、p.577、小学館、第1版第2刷、1976年4月15日
  2. ↑ 水辺つくり用語集、法勾配(のりこうばい)、国土交通省東北地方整備局河川部
  3. ↑ 法勾配表、第6章設計資料 土木事業設計基準、長野県建設部、2014年11月版
  4. ↑ 法勾配 「たとえば1:2は2割勾配、1:0.5は5分勾配というように特殊な言い方をします。ちなみに、2割勾配は5分勾配よりも緩やかです」 山形河川国道事務所、国土交通省
  5. ↑ 傾斜の呼称 ジャーゴンの例、「そして、1:0.8だと8分(ぶ)、1:1.5だと1割5分などと呼びます。普通の場合0.8は8割ですから、間違わないでください」、応用地質ジャーゴン集、鹿児島大学理学部地学科

関連項目

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