| 古丹別駅 | |
|---|---|
|
こたんべつ Kotambetsu | |
| 所在地 | 北海道苫前郡苫前町字古丹別 |
| 所属事業者 | 日本国有鉄道(国鉄) |
| 所属路線 | 羽幌線 |
| キロ程 | 41.7 km(留萠起点) |
| 電報略号 | タン |
| 駅構造 | 地上駅 |
| ホーム | 2面3線 |
| 開業年月日 | 1931年(昭和6年)8月15日[1] |
| 廃止年月日 | 1987年(昭和62年)3月30日[1] |
| 備考 | 羽幌線廃線に伴い廃駅 |

古丹別駅(こたんべつえき)は、かつて北海道(留萌管内)苫前郡苫前町字古丹別に所在した、日本国有鉄道(国鉄)羽幌線の駅(廃駅)である。電報略号はタン。事務管理コードは▲121610[2]。
所在地名より。当地を流れる古丹別川のアイヌ語名「コタンペッ(kotan-pet)」(コタン〔=村〕・川)に由来する[5]。
廃止時点で、単式ホーム・島式ホーム(片面使用)複合型の2面2線を有する地上駅で、列車交換可能な交換駅であった[6]。互いのホームは、駅舎側ホーム中央部分と島式ホーム北側を結んだ構内踏切で連絡した。駅舎側単式ホーム(東側)が上りの1番線、待合所が設置された[7]島式ホーム(西側)が下りの2番線となっていた。島式ホームの外側1線は、側線として残っており、そのほか1番線の留萌方から分岐し駅舎南側の切欠き部分の貨物ホームへの貨物側線を2線有していた[6]。
職員配置駅となっており、駅舎は構内の東側に位置し、単式ホーム中央部に接していた。
推移は以下のとおり。なお『苫前町史』を出典とする数値について、原典では「乗客数」と記載され乗車のみか降車を含むかが不明であるため、他文献の数値などから、乗降人員であると見なして記載する。
年間の値のみ判明している年については、当該年度の日数で除した値を括弧書きで1日平均欄に示す。
| 年度 | 乗降人員 | 出典 | 備考 | |
|---|---|---|---|---|
| 年間 | 1日平均 | |||
| 1931年(昭和6年) | 10,290 | (28.1) | [8] | 開通年度。8月15日から営業。 |
| 1932年(昭和7年) | 23,592 | (64.6) | 9月1日に羽幌まで延伸。 | |
| 1933年(昭和8年) | 32,213 | (88.3) | ||
| 1934年(昭和9年) | 35,024 | (96.0) | ||
| 1935年(昭和10年) | 30,847 | (84.3) | ||
| 1936年(昭和11年) | 28,317 | (77.6) | ||
| 1937年(昭和12年) | 34,073 | (93.4) | ||
| 1938年(昭和13年) | 38,051 | (104.2) | ||
| 1939年(昭和14年) | 53,448 | (146.0) | ||
| 1940年(昭和15年) | 67,248 | (184.2) | ||
| 1941年(昭和16年) | 73,026 | (200.1) | ||
| 1949年(昭和24年) | 104,564 | (286.5) | ||
| 1950年(昭和25年) | 99,372 | (272.3) | ||
| 1951年(昭和26年) | 114,911 | (314.8) | ||
| 1952年(昭和27年) | 121,418 | (332.7) | ||
| 1953年(昭和28年) | 125,860 | (344.8) | ||
| 1954年(昭和29年) | 118,006 | (323.3) | ||
| 1955年(昭和30年) | 136,486 | (372.9) | ||
| 1956年(昭和31年) | 140,742 | (385.6) | ||
| 1957年(昭和32年) | 145,108 | (397.6) | ||
| 1958年(昭和33年) | 165,950 | (454.7) | 10月18日に羽幌線全通。 | |
| 1959年(昭和34年) | 181,301 | (495.4) | ||
| 1960年(昭和35年) | 193,814 | (531.0) | ||
| 1961年(昭和36年) | 190,225 | (521.2) | ||
| 1962年(昭和37年) | 204.103 | (559.2) | ||
| 1963年(昭和38年) | 229,283 | (626.5) | ||
| 1964年(昭和39年) | 238,290 | (652.8) | ||
| 1965年(昭和40年) | 267,339 | (732.4) | ||
| 1966年(昭和41年) | 249,928 | (684.7) | ||
| 1978年(昭和53年) | 174,302 | (477.5) | ||
| 1979年(昭和54年) | 170,800 | (466.7) | ||
| 1981年(昭和56年) | 482 | [6] | ||

旧駅構内は、沿岸バスの乗り場である古丹別バス停となっている[9]。駅舎は解体され、待合所がバス転換事業で建設された[10]。ほかにJA北海道厚生連 苫前厚生クリニック、苫前町公民館などが建設されている。
1902年(明治35年)からこの地の森林資源輸送のため、農道の林道転用がされてきたが、運輸手段の主力が馬橇であったために輸送は冬季積雪時期に限られ、殆んど利用されずにいた。このため1938年(昭和13年)から帝室林野局羽幌出張所の所管により、古丹別線の森林鉄道設置計画と用地買収がなされ、1939年(昭和14年)に建設が開始された。加えて、羽幌線古丹別駅に隣接して4.32haの駅土場が設置された。戦後は奥地開発と共に各線が延長されたが、1961年(昭和36年)までにトラック輸送に切り替えられ廃止された。
1957年(昭和32年)の時点で保有していた機関車は全てディーゼルで、5t車5台、7t車2台の計7台であった。[11]
一方1958年(昭和33年)の資料によれば、以下のように5t車10台、7t車2台の計12台であった。[12]
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