句(く、英: phrase)とは、1つ以上の語の組み合わせからなる文法単位である[注 1][注 2]。複数の句を組み合わせることでできる節と、1つ以上の節を組み合わせることでできる文とは区別される[2]。
句は、1つ以上の語の組み合わせであり、必ず主要部と呼ばれる語を含まなければならない。例として、名詞句は必ず名詞に分類される語を含み、動詞句は必ず動詞に分類される語を含む。したがって、句は必ず主要部の語の品詞の性質を継承する[注 3] (すなわち、形容詞句と名詞が組み合わさり形容詞句 (=述語) になることはなく、必ず名詞句となる)。句を作るための語の組み合わせはその語の性質により決まっており、例えば他動詞の「吸う」であれば、「何を吸うか」を表す目的語の名詞句があって初めて実用的な意味を成すことができる。これは、「吸う」という語は1つの名詞句と組み合わされることで動詞句を作ることを意味している。
一方、動詞が自動詞の場合は、目的語をとらないためその動詞自体が句を構成する。
このように、句とは語の次に大きい文法単位である。
句には様々なタイプがあり、学校文法上では概ね名詞句、動詞句、前/後置詞句、形容詞句、副詞句などが主流である。なお、より専門的な言語学の統語論では、時制句や決定詞句などをはじめとした、無数の種類がある[注 6]。
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