イタリアルネサンスの画家フィリッポ・リッピの絵。壁龕を背景にした聖母子像(1440年代)
フランス、パリのオテル・デ・ザンヴァリッドのドーム教会ファサード右手(東側)にみられる壁龕。アントワーヌ・コワズヴォ1706年作のカール大帝の大理石彫像が据えられている。

壁龕(へきがん)またはニッチ(niche)は、古典的建築意匠の一種。エクセドラまたはアプスとも。

なお「ニッチ」という用語は建築物のへこみという意味以外にも、岩のへこみや隙間などを指すこともある。 つまり「ニッチ」は狭い場所一般を指すと考えられ、そこから生態系における相対的位置を表すニッチという用法が生まれた。

概要

具体的な事例

ニッチとその語源

"niche" という語は、ラテン語の nidus(巣)から、フランス語の niche を経由して生まれた。古くは、フィリッポ・リッピの聖母子像の絵の背景の壁龕のように上部をホタテガイの貝殻の模様で飾ることが多かったため、イタリア語の nicchio(貝殻)も関係しているとされる[1]。また、"conch"(巻貝)という語はより大きなエクセドラなどを指す(conchは古くは大きめの貝全般を指した)。

脚注・出典

  1. ↑ OED, "Niche"

参考文献

関連項目

外部リンク

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