
字幕(じまく)は、映像(動画)上に表示される文字情報および、その技術のことである。一般的な情報の提示のほか、映像本来の音声を何らかの理由で利用できない利用者のために表示される。
字幕は、映像に含まれる動画と音声に、文字による情報を補足することで、映像コンテンツ視聴者に対して、情報伝達を助ける。
字幕の内容はもっぱら、再生中の映像コンテンツの付加情報(コンテンツに応じた内容)である。映画の場合、題名・配役・会話など、テレビのニュース番組ではヘッドラインなどがその例である。
字幕は、映画で最初に用いられた。その後、テレビ放送、ビデオグラム、インターネットにおけるストリーミング映像と、利用できる媒体および再生機器の進歩と拡大にともなって、使われる範囲も広がった。媒体の基盤技術の幅に応じ、媒体によって字幕表示のための技術は異なる。
字幕は映像の画面展開と合わせて、すばやく読めるようになっている必要があるため、一度に表示できる量が限られる。その量の一定の目安は、英語の場合、2行と35文字である[4]。日本語の場合、1行13文字で2行までとされる[5][6]。
再生メディアにおける用語で、文字表示が常に有効かどうかを示すオープンキャプション、クローズドキャプションという概念がある。クローズドキャプションは特定の機器や視聴地域でのみ有効となるもの、オープンキャプションは常に表示されるものである[4]。かつては言語間字幕(翻訳された字幕)の提供方式がクローズドキャプション、言語内字幕の提供方式がオープンキャプションという区分が成立していたが、聴覚障害者のための言語内字幕がクローズドキャプションとなる例が広がっている[4]。
※ 「字幕」自体を意味する用語は、時代、業界、媒体、表示箇所によって大きく異なる。
字幕の表示に使われる技術は、媒体によって異なる。
字幕ファイルのファイルフォーマットとして以下のものなどがある。
劇場において、俳優のセリフと同期して外国語や古語を表示する「字幕表示装置」を設置する例がある。舞台側面に装置を置く例や、観客席のシートの後ろに個別に装置を設置する例がある[7]。
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