宮口幸治
宮口 幸治(みやぐち こうじ)は、日本の児童精神科医・医学博士。立命館大学総合心理学部・大学院人間科学研究科教授[1]。一般社団法人日本COG-TR学会代表理事。
概要
神戸市出身[2]。京都大学工学部を卒業し建設コンサルタント会社に勤務後、神戸大学医学部に再入学し、卒業。卒業後は、神戸大学医学部附属病院精神神経科、大阪府立精神医療センターで働き、児童精神科医として精神科病院や法務省宮川医療少年院、交野女子学院医務課長などで勤務した。2016年より立命館大学産業社会学部教授に就任[3]。また、困っている子どもたちの支援を行う「日本COG-TR学会」を主宰している。子どものこころ専門医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、医学博士、臨床心理士[4][5]、公認心理師。
2026年時点で著書が100冊ほどある[6]。2019年に発売された著書『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮新書)は90万部を超える大ベストセラーになり、その後発売された『どうしても頑張れない人たち ケーキの切れない非行少年たち2』(新潮新書、2021年)は20万部を突破。『ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ』(新潮新書、2022年)、『歪んだ幸せを求める人たち ケーキの切れない非行少年たち3』(新潮新書、2024年)を出版。2020年には、『くらげバンチ』にて『ケーキの切れない非行少年たち』を原作とした漫画連載が始まる。これらを合計したシリーズ出版部数は230万部を超える。
その他、認知機能に着目した子どもへの包括的支援プログラムであるコグトレを開発し、現在、全国の学校で幅広く使われている。
著書
単著
- 『ケーキの切れない非行少年たち』新潮社 2019年7月 ISBN 9784106108204
- 『どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち〈2〉』新潮社 2021年4月 ISBN 9784106109034
- 『医者が考案したコグトレ・パズル―注意力・記憶力・想像力がぐんぐんアップ!』SBクリエイティブ 2020年8月 ISBN 9784815607197
- 『自分でできるコグトレうまく問題を解決するためのワークブック―学校では教えてくれない 困っている子どもを支える認知ソーシャルトレーニング』明石書店 2022年07月 ISBN 9784750354187
- 『生きづらい子を諦めない―マンガでわかる境界知能とグレーゾーンの子どもたち〈3〉』扶桑社 2022年3月 ISBN 9784594090142
- 『境界知能 存在の気づかれない人たち』扶桑社 2025年11月 ISBN 978-4594101527
- 『すごい早口ことば100 1日1分 頭をよくする』SBクリエイティブ 2026年3月 ISBN 978-4815639525
- 『なぜあの子が性加害者になったのか』朝日新書 2026年10月 ISBN 978-4022953896
共著
- 『逆境に克つ力 親ガチャを乗り越える哲学』神島裕子共著、小学館新書 2023年4月 ISBN 978-4-09-825446-0
- 『学校と境界知能』宮口英樹共著、東洋館出版社 2026年3月 ISBN 978-4-09-825446-0
監修
- 『ちいかわコグトレドリル』ナガノ著、講談社 2026年3月
脚注
- ↑ “宮口 幸治 | 教員紹介 | 総合心理学部 | 立命館大学”. 立命館大学 人間科学研究科. 2023年4月6日閲覧。
- ↑ “立命館大教授 宮口幸治さん「知的ハンディ」ある少年 なぜ加害者に? | 深デジ | 神戸新聞NEXT”. www.kobe-np.co.jp (2021年5月6日). 2022年7月31日閲覧。
- ↑ “宮口 幸治 (みやぐちこうじ)”. かんき出版. 2022年7月31日閲覧。
- ↑ “宮口幸治 | 著者プロフィール | 新潮社”. www.shinchosha.co.jp. 2022年7月31日閲覧。
- ↑ “【宮口幸治先生インタビュー】 コグトレで子供の学力の土台となる力を鍛えよう|みんなの教育技術”. みんなの教育技術. 2022年7月31日閲覧。
- ↑ 「宮口幸治」新潮社。2026年5月18日閲覧。
- ↑ “『ケーキの切れない非行少年たち』初ドラマ化 女子高生が子どもを産み捨てた現実の悲劇描く”. ORICON NEWS. oricon ME (2023年4月20日). 2023年4月20日閲覧。