小笠原拓海
| 小笠原 拓海 | |
|---|---|
| 出身地 |
|
| 学歴 | 洗足学園音楽大学 |
| ジャンル | ジャズ、ポップス、ロック |
| 職業 | ドラマー |
| 担当楽器 | ドラムス |
| 活動期間 | 2000年代 - |
| 共同作業者 | 山下洋輔、山下達郎、hip chick、Fab Bond、SOUND BOX |
小笠原 拓海(おがさわら たくみ、1984年5月27日 - )は、日本のドラマー。北海道札幌市出身。山下洋輔ニュー・カルテット、山下達郎のコンサートツアーなどで活動するほか、Fab Band、hip chick、SOUND BOXなどのグループに参加している[1][2]。
経歴
中学生の頃にドラムを始め、高校時代にはロックを中心とするバンド活動を行った。2003年に洗足学園音楽大学のジャズコースに進学し、ドラム演奏を学んだ。
大学在学中から演奏活動を行い、2005年に山下洋輔ニュー・カルテットに参加。2008年から山下達郎のコンサートツアーに参加するようになった[1][3]。
音楽活動
山下洋輔ニュー・カルテット
2005年から、ジャズピアニストの山下洋輔が率いるニュー・カルテットに参加した。山下洋輔(ピアノ)、米田裕也(アルト・サクソフォーン)、柳原旭(ベース)らと共演し、ジャズのライブ演奏を行った。2023年の阿佐ヶ谷ジャズストリートにも出演した[4]。
山下達郎バンド
2008年から山下達郎のコンサートツアーにドラマーとして参加している。
山下達郎は2016年の『音楽ナタリー』のインタビューで、2006年頃からライブ活動の再開に向けてドラマーを探し始め、1年以上かけて17人を検討した末、最後に出会ったのが小笠原だったと説明している。2008年初頭には伊藤広規(ベース)、難波弘之(キーボード)、佐橋佳幸(ギター)らとともにバンド編成が固まった[3]。
2026年の『日刊スポーツ』のインタビューでは、前任のドラマーである青山純の健康上の事情から長時間のライブ演奏が難しくなったため、約1年7か月をかけてドラマーの選考を行ったと山下が語っている[5]。
小笠原は山下の録音作品にも参加している。『リズム&ドラム・マガジン』のウェブ版では、アルバム『Ray Of Hope』収録の「街物語」や『SOFTLY』収録の「ミライのテーマ」での演奏が紹介されている[6]。
市原ひかりとの活動(hip chick)
2003年に結成されたバンド「hip chick」に参加。トランペット奏者の市原ひかりが作曲した「IX LIVES」をきっかけに結成されたグループで、市原ひかり(トランペット)、倉内達矢(ギター)、佐藤浩一(ピアノ、キーボード)、川内啓史(ベース)、小笠原(ドラムス)の5人で活動した[7]。
同グループでは自主制作アルバム『hip chick』『hip chick2』を発表した[7]。
2023年には4曲入りのミニアルバム『hip chick 2.5』がデータ販売された。同作は2020年の活動制限下でメンバーが各自の自宅で録音した音源を収録している[8]。
Fab Bond
2006年秋、ギタリストの伊藤ハルトシの呼びかけで結成されたインストゥルメンタル・トリオ「Fab Bond」に参加。メンバーは伊藤ハルトシ(ギター、チェロ)、川内啓史(ベース)、小笠原(ドラムス)の3人。2007年2月に初ライブを開催した[9]。
2014年に1stアルバム『So Much Fun』、2018年に2ndアルバム『3 of US』を発表。2021年にはギタリストの梶原順との共同名義でアルバム『Time Tree』を発表した[9][10]。
SOUND BOX
サクソフォーン奏者の宮里陽太と音楽ユニット「SOUND BOX」を結成した。音楽配信番組をきっかけとして始まったプロジェクトで、制限時間60分のセッションで1曲を制作するという企画を展開した[11]。
2024年7月10日に1stアルバム『Walkin’』をアナログレコードで発売した。全6曲を収録し、宮川純(ピアノ、キーボード)、外園一馬(ギター)、山本連、柳原旭、Yuki “Lin” Hayashi(ベース)が参加している[2]。
2024年にはFM COCOLOの音楽番組に宮里とともに出演し、アルバムの制作過程や楽曲のコンセプトについて語った[11]。
その他の活動
竹内まりや、葉加瀬太郎、宇多田ヒカル、松田聖子、松たか子、KinKi Kids、SING LIKE TALKING、嵐、さかいゆうなど、複数のアーティストのライブやレコーディングに参加している[12]。
また、シンガーソングライター千田亜佑翔の音楽プロデュースも手掛けている[1]。
演奏スタイル
『リズム&ドラム・マガジン』のウェブ版では、山下達郎バンドでの演奏におけるバックビートやグルーヴについて取り上げられている[6]。
主な作品
hip chick
- 『hip chick』(自主制作、発売年未確認)
- 『hip chick2』(自主制作、2012年以前)
- 『hip chick 2.5』(2023年、デジタル配信)
Fab Bond
- 『So Much Fun』(2014年)
- 『3 of US』(2018年)
- 『Time Tree』(2021年、Fab Bond with Jun Kajiwara名義)
SOUND BOX
- 『Walkin’』(2024年、ワーナーミュージック・ジャパン)
主な録音参加作品
山下達郎
- 『Ray Of Hope』(2011年) - 「街物語」
- 『SOFTLY』(2022年) - 「ミライのテーマ」
脚注
- 1 2 3 “本日のゲスト:ドラマーの小笠原拓海さん”. JFN Pods (2021年6月21日). 2026年10月21日閲覧。
- 1 2 “Walkin'”. ワーナーミュージック・ジャパン. 2026年10月21日閲覧。
- 1 2 “山下達郎「PERFORMANCE 2015-2016」インタビュー (2/5)”. 音楽ナタリー (2016年6月2日). 2026年10月21日閲覧。
- ↑ “阿佐ヶ谷ジャズストリート2023 プログラム”. 2026年10月21日閲覧。
- ↑ “山下達郎「ライブ持続できヒットシングル機能するサイクル」73歳の今も活躍できるゆえん”. 日刊スポーツ (2026年10月16日). 2026年10月21日閲覧。
- 1 2 “山下達郎を巡るドラマーたち”. ドラマガWeb. 2026年10月21日閲覧。
- 1 2 市原ひかり (2012年3月28日). “hip chick”. 2026年10月21日閲覧。
- ↑ 川内啓史 (2023年2月24日). “hip chick 2.5”. 2026年10月21日閲覧。
- 1 2 “Unit”. 伊藤ハルトシ公式サイト. 2026年10月21日閲覧。
- ↑ 金澤寿和 (2021年7月7日). “TIME TREE/FAB BOND with 梶原 順”. 2026年10月21日閲覧。
- 1 2 “Guest:宮里陽太 & 小笠原拓海”. FM COCOLO. 2026年10月21日閲覧。
- ↑ “小笠原 拓海”. SABIAN. 2026年10月21日閲覧。