尾上松緑

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四ツ輪に抱き柏
藤輪に花菱

尾上 松綠(おのえ しょうろく、新字体:松緑)は、歌舞伎役者の名跡。屋号は音羽屋。 定紋は四ツ輪に抱き柏、替紋は藤輪に花菱。

「松緑」は初代尾上松助の俳名に由来する。後に松助はこれを名跡とし、晩年の6年間「尾上松緑」を名乗った。

  • 初代 尾上松緑
    • 初代尾上菊五郎の門弟、1744–1815。父親は大坂祇園で小芝居の裏方をしていた徳次郎なる人物といわれるが、江戸生まれという説もありその出自については不詳。
    • 初代尾上松助 → 初代尾上松緑
  • 尾上松緑(尾上梅鶴)
    • 二代目尾上多見蔵の門人、のち中山百花の養子、????–1873。屋号は京極屋。上方で活躍した尾上梅鶴が、三代目尾上菊五郎と名古屋で『東海道四谷怪談』の舞台を共にした際に梅鶴では菊五郎の相手に相応しくないとの事で「松緑」の名跡を借り受けて名乗る。しかし菊五郎の死後も名跡を変えず引き続きこれを名乗った。一部史料では六代目を名乗ったとあるが経緯は不明。名乗った経緯から尾上松緑の代々には数えられなかった。
    • 大谷徳二郎 → 中山徳二郎 → 尾上多女蔵 →中山兵太郎→ 尾上梅鶴 → 六代目尾上松録
  • 四代目 尾上松緑
    • 三代目の長男、1975– 。当代。
    • 二代目尾上左近 → 二代目尾上辰之助 → 四代目尾上松緑