


握手(あくしゅ、英: handshake, あるいはhandshaking)は、挨拶として、相手の手を自分の手で握る行為[1]。
2人の人が出会った時や別れ際に、互いの手を軽く握りあう動作。両者が互いの片手を前方斜め下に向けて伸ばし、掌どうしを合わせて握り込むようにする。さらに握ったままそれを上下に揺さぶることも多い。
たいてい双方の利き手で行なわれ、さらに他方の手が添えられることもある。
互いの好意を示すために行われるもので、これを拒絶することはエチケットに反する・敵意を持つと考えられる[2]。
中国でも古くから握手はおこなわれた。『後漢書』には「以為既至當握手歡如平生」とあり、また、韓退之の『柳子厚墓誌銘』には、「握手出肺肝相示」とある。相思相愛の男女が相会するのを「肩を抱いて手を握る」とか「手を握って腰を抱く」とかいう。
現在では握手はほぼ世界中で行われている。友好を強調する場合は、もう片手を添えることが多い。さらに、強調する場合の抱擁やキスなどへの一連の行為の始まりのステップとなっている。
英語圏では握手の種類が5種類ほどあるという指摘もある[3]。
モンゴルでは誰かと足をぶつけると敵対していることになるため、ぶつけた方はその意思はなく、ぶつけられた方は気にしていないとの意味で握手する[4]。モンゴルでは右の方角に平和や良いという左より上である意味があるため必ず右手で握手し、それをしないと敵意があることになる[4]。女性をナンパする手口としてわざと足をぶつける男性もいる[4]。
フリーメイソンの握手は独特であり、指の組み方などで何種類かあるという。
握手によって利き手を制することで、武器を隠し持っていないことを示すための意味があったと推測されている。
多くの場合利き腕(通常は右手)をあずける形になるので、握手を嫌う人物=警戒心が強いという描写が見られる(例:ゴルゴ13など)。
格闘技では、握手からの相手の攻めを防ぐ方法やそれに対しての形稽古がある(例:柔道や空手などの大会でのエキシビション)。
ボーイスカウトでは、盾を持つ手である左手での握手は相手への友好と信頼を表すとされている。
国・地域によってまちまちであり、一概には言えないが、以下のような意見・考え方が挙げられる。
西洋のマナーブックにおける正しい握手の仕方は以下のとおり[6]。
なお、握手するときの圧力・時間の度合いは、相手へ感情を表すのに使われる。強すぎ・弱すぎ、長すぎ・短すぎも誤解を招く可能性がある。勢いあまって爪を立ててしまう懸念もある。
また、左手の仕草も印象を左右しかねない(ポケットに突っ込んだままなど)[7]。
日本人は、握手の際に頭を下げてお辞儀する習慣が出てしまうことが多いという意見がある。しばしば、日本人をコミカルに描くときに使われる(上記のとおり、これはマナー違反)。
握手を求められた際に、アピール込みで自身の衣服で手を拭ってから握手をする人もいる。
また、握手の習慣がある国から来た外国人が日本に来た時に、挨拶の習慣で出した手の置き場に困り(相手が外国人の習慣として握手する習慣の知識や習慣が無い場合)、頭をかくなどの行為をとってしまう場合がある。



以下の中には、当事者間の自然発生行為ではなく、(目上などの)第三者が握手を指示するパターンもある。
2019新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、欧州では握手などの直接接触を避ける動きが広まっている。フランスのベラン保健相は2020年2月末、「流行下ではちょっとした振る舞いが防護効果を持つ」と強調。握手を避けるよう呼びかけた。ドイツではメルケル首相が差し出した手を、ゼーホーファー内相が握らずに笑顔で応じた。独メディアが伝えたもので、感染対策として握手をしないようにしているという。英国とEUによる通商交渉が続くブリュッセルでも、AFP通信によると双方は「感染を防ぐため、手は握らないことで合意した」という[9]。英国のチャールズ3世(当時皇太子)も、習慣で対面する人と握手をしそうになり手を引っ込めて詫びる姿が、2020年3月11日の映像公開された。台湾では感染防止のため握手と共に一般的な拱手の使用が勧められ、蔡英文総統が米国からの来賓に対して拱手による挨拶を交わした。
未登録
IPFS未登録
📡 0ピア
N=1
CRITICAL
PQS B64