放鳥(ほうちょう)とは、人間によって捕獲あるいは飼育されていた鳥を野外に放し、人間の管理下から離脱させること。 また、ペットの鳥に関する場合は、ケージから出して、部屋の中で自由に遊ばせること。

目的

以下のような場合がある。

問題点

安易な放鳥は危険である。他地方のものを放せば移入種を作り、生態系の霍乱や遺伝子汚染を引き起こす。日本のコジュケイやコウライキジは狩猟のための放鳥によって定着したものである。都会のハトの起源も放鳥が一つと考えられるが、近年はハトの害が問題となり、放鳥が慎まれるようになった。その一方で21世紀以降になっても、近畿地方におけるクロエリセイタカシギ[2]のように、安易な放鳥が繰り返されている事実もある。

また、保護のための放鳥も困難な問題を抱える。人工飼育の鳥が野生で生活を維持することはさほど簡単ではないことがわかっている。

参考

  1. ↑ 下川耿史 『環境史年表 明治・大正編(1868-1926)』p361 河出書房新社 2003年11月30日刊 全国書誌番号:20522067
  2. ↑ “クロエリセイタカシギ”. 国立環境研究所. 2017年12月30日閲覧。
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