神奈川県川崎市生まれ。法政大学大学院修士課程(日本文学専攻)修了後、川崎市のNPO法人で障害者サポートに従事しながら執筆活動を行う。
2004年、評論「ムラカミハルキ、レター」で第21回早稲田文学新人賞候補。有限責任事業組合フリーターズフリーの組合員となり、雑誌『ロスジェネ』にも寄稿するなど、2000年代(ゼロ年代)後半のロスジェネ論壇で活動した。
最初の著書『フリーターにとって「自由」とは何か』(2005年)は、チェルフィッチュの岡田利規の演劇『エンジョイ』(2006年12月に新国立劇場で初演)の原作となった(『エンジョイ・アワー・フリータイム』「あとがき」)。批評家の大澤信亮は「21世紀の暫定名著」の一冊に『フリーターにとって「自由」とは何か』を選んでいる(「群像」2016年1月号)。
2014年刊行の『宮崎駿論』からはサブ(ポップ)カルチャーを文芸批評的なスタイルで論じることが多くなった。同時期に執筆された『宮崎駿論』『長渕剛論』『ジョジョ論』を「サブカルチャー三部作」としている(『ジョジョ論』あとがき)。『宮崎駿論』『ジョジョ論』『ドラえもん論』『ジャパニメーションの成熟と喪失』は繁体字に翻訳されている(『宮崎駿論』は簡体字翻訳もあり)。
木村文洋監督の長編映画『息衝く』(2018年公開)[2]の共同脚本に参加。パンフレットに「報告と感想」を寄稿。
2017年から2022年まですばるクリティーク賞の選考委員を務めた。『すばる』2019年6月号から長編評論「橋川文三とその浪曼」を連載(同誌2021年3月号、全二十一回で完結。2022年4月、河出書房新社より単行本刊行)。
2019年末、複合差別に対抗するための雑誌『対抗言論』(編集委員=杉田俊介・櫻井信栄、編集協力=川村湊)を刊行。2020年より、文芸評論家の川口好美が手作りする文芸小冊子「練習生」に「混在郷だより」を連載。近年はジェンダーや男性学についての著作が多い。『非モテの品格』『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』は「男性批評三部作」を構成する予定だという。
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