池田卓

ウィキペディアから、無料の百科事典
池田(いけだ) 卓(すぐる)
基本情報
生誕 (1979-05-24) 1979年5月24日(47歳)
出身地 日本の旗 日本・沖縄県八重山郡竹富町西表島船浮
ジャンル 沖縄音楽、八重山民謡、島唄
職業 シンガーソングライター、歌手、唄者、実業家
担当楽器 三線、ボーカル、ギター、ウクレレ
活動期間 2000年 -
公式サイト 池田卓 公式サイト

池田 卓(いけだ すぐる、1979年5月24日 - )は、日本のシンガーソングライター、歌手、唄者。また実業家として、有限会社船浮海運代表取締役社長、じゃじゃまるツアー代表を務める。沖縄県八重山郡竹富町西表島船浮出身[1][2][3]。

2000年に「島の人よ」でデビューした[4]。2007年から故郷の船浮で音楽イベント「船浮音祭り」を企画している[2][5]。2014年度には文化庁の東アジア文化交流使として韓国で活動した[6]。

経歴

沖縄県八重山郡竹富町の西表島船浮に生まれた[1][2][7]。高校時代は沖縄県立沖縄水産高等学校で野球に取り組んだ[2]。

2000年に「島の人よ」でデビューした[4]。琉球朝日放送は、池田が2000年10月にシンガーソングライターとして歩み始めたと報じている[2]。

2011年には、FNS九州8局共同制作の番組『ドキュメント九州』で、池田の帰郷や船浮音祭りの取り組みが取り上げられた[4]。同年から活動拠点を船浮に移した[2]。

船浮音祭り

2007年、池田は故郷の船浮で音楽イベント「船浮音祭り」を始めた[2][5]。竹富町は同イベントについて、西表島船浮出身のシンガーソングライターである池田が自ら企画・プロデュースする音楽イベントとしている[5]。

2010年の第22回離島フェア開催実績では、島おこし奨励賞の個人欄に池田卓、団体欄に舟浮音祭り実行委員会が記載された[8]。また、船浮音祭り実行委員会は第3回地域再生大賞で優秀賞を受賞した[9]。地域再生大賞の公式サイトでは、船浮で生まれた池田が地域活性化を目的に音祭りを続けてきたこと、700人を超える観客が集まることが記されている[9]。

2025年の琉球朝日放送の特集では、2007年に始まった船浮音祭りが新型コロナウイルス感染症流行期の休止を経て19回目を迎え、50人に満たない集落に約700人が集まったと報じられた[10]。同特集では、船浮音祭りが2024年にタイムス地域貢献賞を受賞したことも報じられている[10]。

公演・文化交流

2008年7月、国際交流基金主催の中東沖縄音楽公演(ヨルダン、シリア、イエメン)にメインボーカルとして参加。

2009年7月、カチンバクワトロアメリカ&カナダツアーのゲストミュージシャンとして、アメリカ「シアトル」、カナダ「バンクーバー」公演に参加。

2011年4月、サウジアラビア「ジャナドリア祭」にミュージック&リズムスのメインボーカルとして参加。

2012年3月、東北民俗芸能と鬼太鼓座&Musiciansのメインボーカルとしてアメリカ(ロスアンゼルス・ニューヨーク)、中国(北京、上海、広州、重慶、香港)公演に参加している。

2012年7月28日、国立劇場おきなわの三線音楽公演「琉球弧の島唄 〜本土復帰40周年記念 我が島の唄〜」に出演し、案内役を務めた[11]。同公演では「月ぬ美しゃ節」「高那節」「あがろーざ節」を演目とした[11]。

2014年度、文化庁の東アジア文化交流使に選ばれ、韓国で活動した[6]。文化庁の一覧では、池田の分野は音楽家、活動国は韓国とされている[6]。

国際交流基金の日韓国交正常化50周年関連事業一覧には、「東アジア文化交流使・池田卓公演&沖縄伝統文化紹介事業」が掲載されている[12]。在済州日本国総領事館は、池田が文化庁から東アジア文化交流使として派遣され、済州公演でライブと短編映画上映を行ったとしている[13]。

2025年10月、日本・ブラジル外交関係樹立130周年記念文化交流事業として、ブラジル(サンパウロ・カンポグランデ・ロンドリーナ)で八重山民謡ライブを開催している。

竹富町観光大使

竹富町公式サイトでは、池田は竹富町観光大使として掲載されている。2020年4月17日に3期目の認証を受け、任期は2023年4月17日までとされている[14]。2026年8月17日に4期目の認証を受けた。

著書

2020年、初のエッセイ『不便が残してくれたもの:西表島・船浮からのメッセージ』を出版した[2]。

脚注

  1. 1 2 “池田卓”. 沖縄イベント情報 ぴらつかこよみ. NPO法人沖縄イベント情報ネットワーク. 2026年5月29日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 “池田卓さん「不便が残してくれたもの」”. QAB NEWS Headline. 琉球朝日放送 (2020年3月19日). 2026年5月29日閲覧。
  3. ↑ “三線は相棒”. 沖縄県三線製作事業協同組合. 2026年5月29日閲覧。
  4. 1 2 3 “生まれ島に咲きたくて”. ドキュメント九州. テレビ西日本 (2011年8月21日). 2026年5月29日閲覧。
  5. 1 2 3 “舟浮音祭り”. 竹富町ホームページ. 竹富町 (2018年4月21日). 2026年5月29日閲覧。
  6. 1 2 3 “東アジア文化交流使一覧”. 文化庁. 文化庁. 2026年5月29日閲覧。
  7. ↑ “yaimatime.com”. 2026年5月29日閲覧。
  8. ↑ “第7 その他の資料「離島フェア開催実績」” (PDF). 沖縄県. p. 165. 2026年5月29日閲覧。
  9. 1 2 “船浮音祭り実行委員会”. 地域再生大賞. 2026年5月29日閲覧。
  10. 1 2 “#IMAGINEおきなわ vol.80「西表島・船浮の音祭り」”. QAB NEWS Headline. 琉球朝日放送 (2025年4月29日). 2026年5月29日閲覧。
  11. 1 2 “三線音楽公演「琉球弧の島唄」〜本土復帰40周年記念 我が島の唄〜”. 国立劇場おきなわ. 国立劇場おきなわ (2012年7月28日). 2026年5月29日閲覧。
  12. ↑ “日韓国交正常化50周年(2015年)関連事業”. 国際交流基金. 国際交流基金. 2026年5月29日閲覧。
  13. ↑ “「西帰浦で出会う沖縄-沖縄の伝統音楽と宮中舞踊」公演開催案内”. 在済州日本国総領事館. 在済州日本国総領事館 (2015年1月22日). 2026年5月29日閲覧。
  14. ↑ “竹富町観光大使について”. 竹富町ホームページ. 竹富町. 2026年5月29日閲覧。

外部リンク