泣き相撲

ウィキペディアから、無料の百科事典
浅草寺の泣き相撲。力士の格好をした男性が、幼児を抱いて土俵に立っている。

泣き相撲(なきずもう)は、1歳前後の幼児の泣き声を土俵上で競わせる日本の風習・神事。現代では主に幼児の成長や安産を祈る目的で行われるが、神社で行われるものには氏神に対する新しい氏子の披露という意味もある[1]。例は少ないものの各地で行われ、勝負は相手よりも先に泣いた方を勝ちとするもの、逆に負けとするものと地域によって異なり、本来は勝敗に関係なく大声で泣かせる事に目的があったと思われる[1]。また、先に泣くか笑った方を勝ちとする泣き笑い相撲というものもある[2]。両方ともに泣いた場合は声が大きい方の勝ちとなるが、勝負がつかなかった場合はそこで引き分けとなる。

泣き相撲あるいは泣き笑い相撲は以下の地で行われている。

脚注

  1. 1 2 山田「泣き相撲」。
  2. 1 2 “赤ちゃんの成長願う「泣き笑い相撲」 大分”. NHKニュース (日本放送協会). (2015年3月1日). オリジナルの2015年3月1日時点におけるアーカイブ。 2015年3月1日閲覧。
  3. 1 2 3 “開催場所一覧”. 一心泣き相撲®公式サイト. 2021年11月6日閲覧。
  4. ↑ “決まり手は「よだれたらし泣き」「暴れ泣き」…赤ちゃん“力士”が泣き声勝負 福井県福井市の神社、家族は笑顔で成長願う”. 福井新聞 (福井新聞社). (2024年4月30日) 2024年6月5日閲覧。

参考文献

  • 三隅治雄編『全国年中行事辞典』東京堂出版、2007年(平成19年)
  • 山田知子「泣き相撲」(『日本民俗大辞典 下』)吉川弘文館、2000年(平成12年)

外部リンク