淡路ワールドパークONOKORO

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淡路ワールドパークONOKORO
正面玄関
正面玄関
施設情報
前身 「くにうみの祭典 淡路愛ランド博覧会」会場
管理運営 株式会社ONOKORO
面積 12 ha
開園 1985年
閉園 2026年11月30日(予定)
所在地 〒656-2142
兵庫県淡路市塩田新島8-5
位置 北緯34度24分59.9秒 東経134度53分59.4秒 / 北緯34.416639度 東経134.899833度 / 34.416639; 134.899833座標: 北緯34度24分59.9秒 東経134度53分59.4秒 / 北緯34.416639度 東経134.899833度 / 34.416639; 134.899833
公式サイト www.onokoro.jp ウィキデータを編集
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ミニチュアワールド・ヘリポートあたり(大観覧車ONOKOROより俯瞰)

淡路ワールドパークONOKORO (あわじワールドパーク オノコロ)は、兵庫県淡路市塩田新島8-5にあるミニチュアパーク。 2026年11月30日、閉園が決まっており、41年間の歴史に幕を下ろす。

概要

観覧車や観覧電車などの遊戯施設や、世界の建物や童話の再現シーンなどの縮尺展示、木造帆船北前船(辰悦丸)の実物大などを展示する。展望レストランや物品販売施設、兼高かおるの資料館(2020年2月28日閉館済み。)なども備える。施設は、大鳴門橋開通の1985年に開催された「くにうみの祭典」のメイン会場として兵庫県が整備し、終了後は「おのころ愛ランド公園」として運営していたが、阪神・淡路大震災で被災。第三セクターを設立して大観覧車を新設するなど再整備し、明石海峡大橋が開通した1998年にオープンした。赤字運営だったために第3セクターを解散し[1]、以来民間に経営委託している。2006年から2012年までは、愛媛県のファームが運営を行った[2][3]。2019年現在は、株式会社ONOKOROが運営する。

地図

沿革

  • 1985年(昭和60年)3月 - 兵庫県津名郡津名町(現・淡路市)の塩田埋立地にて、前身となる大自然体験型テーマパーク「おのころ愛ランド公園」が開園する。当時は「くにうみの祭典」の目玉施設として位置づけられており、同時に「兼高かおる旅の資料館」もオープンした[4]。本州からの陸路開通前であったため、主にフェリーなど船舶を利用した観光客向けの主要リゾート施設であった。開園当初は園内の海沿い(敷地北西側)に、サノヤス・ヒシノ明昌製の「ミニコースター」などの遊園地らしい絶叫系遊具も稼働していた。
  • 1995年(平成7年)1月17日 - 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)が発生し、施設が被災。一時休園を余儀なくされる。
  • 1998年(平成10年)3月 - 翌月の明石海峡大橋開通による観光需要の増加を見据え、総工費約45億円を投じて園内を全面改装。パークのテーマを世界遺産と世界の文化を巡るテーマパークへと転換する。これに伴い、海沿い特有の塩害による老朽化が顕著であった前述のミニコースターを含む初期の遊具が順次撤去され、代わりに25分の1スケールで再現された世界の名所建築(ミニチュアワールド)やアトラクション群へと設備が入れ替えられた。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 「淡路ワールドパークONOKORO」へと名称変更し、リニューアルオープンを果たす[5]。明石海峡大橋開通に伴う本州からの架橋ブームの恩恵を受け、リニューアル初年度には年間入園者数100万人を超える歴史的な大盛況を記録した[6]。
  • 2005年(平成17年) - 初代開園から数えて「開園20周年」を迎える。同年、淡路島内で開催された国際園芸・造園博「ジャパンフローラ2005(淡路花博)」との連動企画や、島民を対象とした入園料無料キャンペーンをはじめとする各種感謝イベントが大規模に実施された。
  • 2007年(平成19年) - 初年度をピークに来場者数が低迷し、経営が悪化したことから公設民営化へ移行する。その後2012年からは兵庫県が淡路市に施設を貸与し、地元の建設会社などが出資する「株式会社ONOKORO」が指定管理者となり運営を引き継いだ。
  • 2018年(平成30年) - リニューアル(名称変更)20周年および明石海峡大橋開通20周年を記念し、WEB限定の入園無料クーポン配布キャンペーンなどが大々的に実施される。
  • 2020年(令和2年)2月28日 - 1985年の開園当初から35年間にわたり親しまれてきた、園内の名物パビリオン「兼高かおる旅の資料館」が、建物の老朽化などを理由に惜しまれつつも閉館となる[7]。
  • 2026年(令和8年)11月30日 - 開園から41年、リニューアルから28年が経過し、アトラクションや建物などの施設全体の老朽化が深刻化。営業を継続するために必要な多額の全面改修・修繕費用の資金調達が困難であることから、土地建物を所有する兵庫県、淡路市、指定管理者の3者協議により、同日の営業をもって正式に閉園(歴史に幕を閉じる)することが決定した[8]。2027年10月末までに更地化され、兵庫県へ土地が返還される予定である。

閉園の決定

2026年8月、アトラクションや建物の深刻な老朽化に加え、遊園地としての安全な維持・存続に必要な多額の改修・修理費用の資金調達が困難であることを理由に、同年11月30日をもって閉園することが公式に発表された[9][10][11]。

2027年10月に予定されていた指定管理者(株式会社ONOKORO)の15年間の契約満了を前に、土地建物を所有する兵庫県(県企業庁)、淡路市、運営会社の3者による協議が行われ、当初の契約期間を前倒しする形で営業終了が合意された[10]。淡路市は「(同施設は)市の中枢的な観光施設として当初の使命を十分に果たした」との見解を示している[9]。

閉園発表に伴い、当時在籍していた約160人の従業員に対しては、運営会社や地元自治体などが連携して島内および近隣地域での再就職に向けた全面的な支援を行う方針が示された[10]。

跡地の利活用

閉園後の2027年10月末までに、園内の全アトラクションおよび施設は解体・撤去され、更地に戻した状態で土地が所有者である兵庫県(県企業庁)へ返還される予定となっている[10]。返還後の具体的な跡地利用策については、兵庫県を中心に今後検討が進められる方針である[12]。

主な施設

ピサの斜塔
常設展示されている辰悦丸と高田屋嘉兵衛銅像
ワールドクルーズ(ゴンドラにのって7つのミニチュア世界をクルーズするアトラクション)

ミニチュアワールド

世界の有名建築物18基を1/25で再現するミニチュアパーク。

遺跡の世界

イラン・エジプト・メキシコ・コロンビアの古代文明の彫刻、遺跡など5体が展示されている。

童話の森

世界の有名な童話8話を基にした展示物が屋外に並び、童話の世界に迷い込んだような演出がなされている。

ライドアトラクション

  • ベイサイドカート
  • 大観覧車ONOKORO - 老朽化により2022年12月19日より営業を休止していたが、のちに「【大観覧車ONOKORO】リフレッシュ メンテナンス プロジェクト」においての改修作業が行われて[13][14]、2023年9月19日にリニューアルオープンした[15]。しかし2026年8月現在営業休止。
  • ワールドクルーズ
  • ファンタジートレイン
  • ロマンチックドライブ
  • 芝すべり
  • 周遊エコ列車 おのころ号
  • メリーゴーラウンド
  • 3階建て立体迷路
  • フレンチカフェ
  • アイスアドベンチャー
  • 幼児向け乗り物(サファリペット・バッテリーカーなど)
  • 立体迷路
  • ジップラインアドベンチャー

兼高かおる旅の資料館

ジャーナリスト兼高かおるが生前、1959年(昭和34年)から1990年(平成2年)までの31年間で自らナレーター、ディレクター、プロデューサーを兼務したTBS系テレビ番組『兼高かおる世界の旅』において取材した軌跡の一部が、1985年に淡路島にて開催された「くにうみの祭典」の会場の施設の一つとして建設された建物内部に展示されている。この番組で取材した国は150か国にのぼり、その距離は地球180周分になる。

しかし、最近は来館者が減り、施設が雨漏りするなど老朽化してきたことなどから、淡路ワールドパークの運営会社が2020年2月28日資料館の閉館を決めた。展示品は一般財団法人「兼高かおる基金」(東京)に返還する[16]。

辰悦丸イベントステージ

1984年に建造されて、回航などが行われた後に現在の場所に常設展示されている辰悦丸を中心としたステージ施設。

その他

レストラン、売店、ゲームコーナーなど。

交通アクセス

バス

ワールドパークおのころ
位置 北緯34度25分9.19秒 東経134度53分47.70秒 / 北緯34.4192194度 東経134.8965833度 / 34.4192194; 134.8965833(上り)
北緯34度25分9.13秒 東経134度53分48.34秒 / 北緯34.4192028度 東経134.8967611度 / 34.4192028; 134.8967611(下り)

出典

  1. ↑ 赤字で県三セクを解散 淡路ワールドパーク、民間に運営委託 /兵庫県 朝日新聞 2006.11.18 大阪地方版/兵庫 26頁 神戸(全478字)
  2. ↑ 兵庫県/淡路ワールドパーク管理運営民間事業者にファーム決める/来秋から再整備 2006.11.20 日刊建設工業新聞 13頁 (全751字)
  3. ↑ 兵庫県企業庁/淡路島の観光集客施設で運営者公募/6月下旬に選定 2012.03.30 日刊建設工業新聞 15頁 (全533字)
  4. ↑ 兼高かおるさん「旅の資料館」2月末閉館へ 淡路 神戸新聞NEXT(2020年2月3日記事)、2026年10月30日閲覧。
  5. ↑ 淡路市の観光施設「ONOKORO」11月末閉園へ アトラクション老朽化、修理費の調達困難で 神戸新聞NEXT(2026年8月26日記事)、2026年10月30日閲覧。
  6. ↑ 11月末で「閉園」へ。老朽化で、改修費の確保が困難に 神戸ジャーナル(2026年8月27日記事)、2026年10月30日閲覧。
  7. ↑ 兼高かおるさん「旅の資料館」閉館 来館者から惜しむ声 淡路島 産経ニュース(2020年2月28日記事)、2026年10月30日閲覧。
  8. ↑ 淡路ワールドパークONOKORO 【閉園のお知らせ】 淡路ワールドパークONOKORO公式(2026年10月4日発表)、2026年10月30日閲覧。
  9. 1 2 “淡路市の観光施設「ONOKORO」11月末閉園へ アトラクション老朽化、修理費の調達困難で”. 神戸新聞NEXT. 2026年8月25日. 2026年9月1日閲覧.
  10. 1 2 3 4 “兵庫:ONOKORO閉園へ:地域ニュース”. 読売新聞. 2026年8月27日. 2026年9月1日閲覧.
  11. ↑ “建物老朽化や資金調達が困難 淡路ONOKORO閉園へ”. サンテレビニュース (2026年8月26日). 2026年8月26日閲覧。
  12. ↑ “「ONOKORO」閉園へ 施設老朽化伴い11月末 淡路市 /兵庫”. 毎日新聞. 2026年8月29日. 2026年9月1日閲覧.
  13. ↑ イベント・お知らせ「【大観覧車ONOKORO】リフレッシュ メンテナンス プロジェクト 工期の延長について」
  14. ↑ イベント・お知らせ「【大観覧車ONOKORO】 リフレッシュ メンテナンス プロジェクト 進捗状況 (7/18現在)」
  15. ↑ イベント・お知らせ「【大観覧車ONOKORO】金色にリニューアル!!」
  16. ↑ “兼高さん資料館お別れ、地球180周分の土産展示…淡路島28日まで”. 読売新聞オンライン (2020年2月25日). 2020年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月25日閲覧。

関連項目

日本のミニチュアパーク

外部リンク