清繭子

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清 繭子(きよし まゆこ)
生誕 (1982-05-14) 1982年5月14日(44歳)
日本の旗 日本・大阪府
職業 エッセイスト、小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 2010年 -
ジャンル エッセイ、小説
主な受賞歴 深大寺恋物語(2010年)
ウィキポータル 文学
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清 繭子(きよし まゆこ、1982年5月14日 - )は、日本のエッセイスト、小説家。

来歴・人物

大阪府に生まれる。大阪府立泉陽高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社で雑誌、まんが、絵本等の編集に携わる。2022年、17年勤めた出版社を退職し、小説家を目指して、フリーのエディター、ライターになる[1]。

2010年11月、短編恋愛小説「第6回深大寺恋物語」で「象のささくれ」が審査員特別賞を受賞[2]。

「#ママ戦争止めてくるわ」投稿

2026年、第51回衆議院議員総選挙において、X (ソーシャル・ネットワーキング・サービス)に「#ママ戦争止めてくるわ」というハッシュタグを投稿し、同ハッシュタグが一時トレンド1位を獲得した。「ママ戦争止めてくるわ」のフレーズには、賛否があった[3][4][5]。

  • ロイター記者の鬼原民幸は、戦争や安全保障に関する考え方には人それぞれ違いがあると指摘した上で、清繭子の率直な投稿が多くの反響を呼んだことは、戦後80年を経て再び「戦争の足音」を意識し始めた国民の心情を反映していると述べた[6]。
  • 社会学者の千田有紀は、ハッシュタグが立憲民主党のコア支持層には響いた一方で、若者には刺さらず、同党への忌避感を招いた可能性があると指摘した。さらに「ママ」という母親役割に依拠した表現は、第2波フェミニズムで批判対象となった手法と重なり、現代の若者が意識する戦争像(外部からの侵略戦争)とは乖離していると述べた[7]。
  • 東京新聞は、評論家の投稿として、ハッシュタグの表現は自由民主党や高市の支持者を「戦争を望んでいる」と決めつけるもので、根拠のないレッテル貼りにより分断を助長するとしたり、「戦争を止めよう」と言うだけで戦争が止まるという発想は現実的でなく、思考停止であるといった批判があることを紹介した[8]。
  • 産経新聞は、このハッシュタグへのネット上での反応は「ママはウクライナに行くのか」「中国に言ってください」「日本のどこで戦争が起きているのか」などの反応が主流だったと思えるとし、最初に投稿した個人への批判は控えるとした上で、この投稿を利用して選挙戦を戦った一部野党が見苦しかったと述べた。「#中道いいじゃん」などのハッシュタグとともに拡散した中道改革連合について、「分断を生む政治」を批判して結党したにもかかわらず、高市政権があたかも「戦争したい」勢力であるかのような印象を与える表現を用い、結果として分断を煽っていたと指摘した[9]。
  • 経済評論家の朝香豊は、多くの人は戦争を起こそうとしているのは日本ではなく中国であると認識しており、防衛費増額も現実的対応として避けられないと考えていると指摘した。その視点から、「高市総理は日本を戦争に引き摺り込もうとしている」という前提に立つのは無理があり、フレーズの繰り返しはむしろ違和感を生むと述べた[10]。
  • 元衆議院議員の山尾志桜里は「自分と違う方法論を持つ相手に『好戦的』とレッテル貼りして国内で分断を広げても、戦争回避には全くつながらない。なにより、女性とか母性とかの属性に特定のイデオロギーを背負わせるムーブが終了してほしい」と批判した[11]。
  • 政治学者の岩田温は、中道改革連合らが「ママ、戦争を止めてくるわ」のハッシュタグがSNSで拡散した事に対して、「防衛力強化こそが戦争を未然に防ぐ抑止力になる」と主張した[12]。
  • お笑いタレントの松陰寺太勇は「すごく気持ち悪かったんですけど。"今すぐ戦争をしようとしている日本"みたいなレッテルにしか見えない」と違和感を示した[13]。
  • お笑いタレントの三浦マイルドは「『ママ、戦争を止めてくるわ』の何が気持ち悪かったのかと言うと、自民党に投票する事は、戦争に、人を殺める事に加担してるんだぞという、罪悪感や自己否定感を植え付けようとするやり方です」と指摘した[14]。
  • 弁護士の倉持麟太郎は「今回の選挙で『護憲対改憲』という構造が全く国民に刺さらなかったことが明らかになった。『ママ、戦争を止めてくるわ』のようなハッシュタグは一部でのエコーチェンバー内では流行っても、一般には響かなかった」と論じた[15]。

エッセイ

  • 夢みるかかとにご飯つぶ(幻冬舎 2024年7月)
  • 学校を休んだ日は本をひらいて(主婦と生活社 2026年5月)

出演

映画

  • 巡る世界、巡る言葉(2026年11月14日公開予定)[16][17]

脚注

出典

  1. ↑ https://book.asahi.com/article/15347746
  2. ↑ https://novel.chofu.com/history/about-sixth/6_5/
  3. ↑ 「「#ママ戦争止めてくるわ」への違和感こそが、高市自民大勝の大きな原動力となった可能性」2026年2月11日。オリジナルの2026年2月11日時点におけるアーカイブ。2026年2月11日閲覧。
  4. ↑ 「【衆院選】「#ママ戦争止めてくるわ」で話題のエッセイスト「今のほうが止められる気が」感謝」『日刊スポーツ』2026年2月8日。オリジナルの2026年2月10日時点におけるアーカイブ。2026年2月11日閲覧。
  5. ↑ 「「#ママ戦争止めてくるわ」への批判が目立ち始めた それに対し感じたことがある〈世界と舫う 畠山澄子〉」『東京新聞』2026年2月14日。オリジナルの2026年2月14日時点におけるアーカイブ。2026年2月14日閲覧。
  6. ↑ “選挙終盤に響いたママの一言、「戦争の足音」感じた有権者の心情映す”. Reuters (2026年2月8日). 2026年2月16日閲覧。
  7. ↑ “「高市首相をいじめる攻撃的なおじさん集団」社会学者が見たリベラルな若者ほど"立民離れ"起こした根本原因”. プレジデントオンライン (2026年2月12日). 2026年2月16日閲覧。
  8. ↑ 畠山澄子「「#ママ戦争止めてくるわ」への批判が目立ち始めた それに対し感じたことがある〈世界と舫う 畠山澄子〉」『東京新聞』2026年2月14日。2026年2月16日閲覧。
  9. ↑ 皆川豪志「ママは何を止めにいったのか 限界迎えた左派の反戦キャンペーン「日本は戦争したい国」」『産経新聞社』2026年2月22日。2026年2月24日閲覧。
  10. ↑ “「#ママ戦争止めてくるわ」への違和感こそが、高市自民大勝の大きな原動力となった可能性”. 現代ビジネス (2026年2月11日). 2026年2月16日閲覧。
  11. ↑ “山尾志桜里氏、「#ママ戦争止めてくるわ」に苦言「女性とか母性とかの属性に特定のイデオロギーを背負わせるムーブが終了してほしい」”. ググットニュース (2026年2月9日). 2026年3月6日閲覧。
  12. ↑ “ママ、戦争止めてみろよ”. アゴラ (2026年3月2日). 2026年3月6日閲覧。
  13. ↑ “「人を傷つけない笑い」の42歳芸人が“大先輩”と激論。「 #ママ戦争止めてくるわ 」を“気持ち悪い”と一刀両断”. 女子SPA! (2026年3月3日). 2026年3月6日閲覧。
  14. ↑ “R-1王者の芸人、『ママ戦争を止めてくるわ』に不快感「罪悪感や自己否定感を植え付けようとするやり方」”. ググットニュース (2026年2月17日). 2026年3月6日閲覧。
  15. ↑ “自衛隊の明記、緊急事態条項……改憲議論はどこへ向かう? 憲法学者と弁護士と徹底分析”. 笑下村塾 (2026年3月2日). 2026年3月6日閲覧。
  16. ↑ “日本文藝家協会のドキュメンタリー映画公開、角田光代・西加奈子・金原ひとみら出演”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年9月21日). 2026年9月21日閲覧。
  17. ↑ “小説家になるとは?作家たちを追ったドキュメンタリー映画「巡る世界、巡る言葉」本予告”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年10月29日). 2026年10月29日閲覧。

関連項目

外部リンク