弥陀ヶ原火山の活動で形成された立山弥陀ヶ原。台地上に高層湿原が形成されている。
火砕流台地の断面に、研究に基づく層序を示したもの。アメリカ バイアスカルデラ(英語版)の125万年前の噴火によるBandelier凝灰岩 (英語版) 。
阿蘇カルデラ。周辺に火砕流による平坦地が形成されている。
支笏カルデラ。同上。

火砕流台地(かさいりゅうだいち、英: pyroclastic plateau)は、火砕流が流れた跡に残される火砕流堆積物で構成される台地。

概要

大規模な火山活動による火砕流は大量の堆積物を残す。この堆積物(火砕流台地)は噴出源を中心に非常にゆるい角度で傾斜し、厚さは数十mにもなり、噴出源の近辺では100mを越えることもある。そのため小規模な火砕流では形成されることはなく、体積が数十km3を超えなければ形成されない。

洪水玄武岩に対して洪水流紋岩と呼ばれることもある[1]。

また、台風や地震などで簡単に崩壊することが知られており、岩手・宮城内陸地震では鬼首カルデラと向町カルデラの周辺に分布する火砕流台地が大規模に崩壊し、死者を出す被害がでている。

形成される過程

実例

アンデス山脈中部、イエローストーン、トバ湖周辺、アファール盆地、タウポ火山帯などに分布する。

日本においてはシラス台地をはじめとして、阿蘇カルデラや猪牟田カルデラの周辺にもみられる。

脚注

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  1. ↑ 貝塚爽平編『世界の地形』東京大学出版会、1997年、71頁。ISBN 4-13-060714-6。

参考文献

関連項目

外部リンク

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