

焼杉 (やきすぎ)とは、耐久性を増すために、杉板の表面を焼き焦がし炭素層を人為的に形成したもの。焼板ともいう。滋賀県より西の地域で使用される伝統技法で、外壁の下見板や土中に埋まる土留め板などに用いられる。東日本には伝わっておらず、関東地方で同様の仕上げをする場合には墨を塗る手法が用いられる。真っ黒な仕上げは世界的にも珍しいが、その起源や西日本にしか伝わっていない理由についてはあきらかになっていない[1]。
焼杉の製造は以下の手順で行われる。かつては現場で大工が焼いていた[1]。
バーナーで焼いた焼杉も流通している。手焼きの焼杉は60年から70年もつのに対し、バーナーの場合は焼きが浅い分だけ表面の炭化層が早く落ちてしまい長持ちしない[1]。
建築史家で建築家でもある藤森照信は、養老昆虫館やラムネ温泉館など焼杉を使用した作品を設計している[2]。
未登録
IPFS未登録
📡 0ピア
N=1
CRITICAL
PQS C47