| 第61魔法分隊 | |
|---|---|
| 小説 | |
| 著者 | 伊都工平 |
| イラスト | 水上カオリ |
| 出版社 | メディアワークス |
| レーベル | 電撃文庫 |
| 刊行期間 | 2001年9月10日 - 2004年4月10日 |
| 巻数 | 全5巻 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | ライトノベル |
| ポータル | ライトノベル |
第61魔法分隊(だい-まほうぶんたい)は、伊都工平のライトノベル。イラストは水上カオリ。電撃文庫(メディアワークス)より2001年9月から2004年4月まで全5巻が刊行された。
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著者である伊都工平のデビュー作品。技術の発達により魔法不要論が出始めた魔法国家「ギースニデル王国」を舞台に、「第61魔法分隊」の隊員達の活躍を描くファンタジー作品。題名に「魔法」とついているが、この作品における魔法は、一般ファンタジー作品における神や悪魔、精霊などといった神秘の象徴がもたらす不可思議な現象ではなく、法力と呼ばれるエネルギーを利用する一種の力学・物理学的なものである。この「魔法」は決して万能のものではなく、その活用法も限られており、劇中においては研究・解明され尽くし「行き詰った」技術として描かれている。こうした魔法の理論は物語における重要なギミックを担っており、そのため本文中の記述の他、一部巻末には魔法に関する用語や、魔法によって起こる現象の図説資料が掲載されているなど、その設定は非常に細かい。
また伊都は1巻のあとがきで「当初物語の方向性として目指したのはハードな警察モノ」と述べており、タイトルの由来もエド・マクベイン著の警察小説「87分署シリーズ」から。ギースニデル王国が推進する凍土緑地化計画、通称『ベルマリオン計画』と、それに関連する各組織や国家間の思惑や策謀によって引き起こされる事件がストーリーの大きな軸となっている。各所にコメディタッチなシーンや言い回しも散見されるものの、陰謀、裏切り、そして死といったハードな部分も多く描かれるダークファンタジーの要素が強い。 全5巻となるシリーズにおいて61分隊のメンバーが入れ替わりで主人公を務めていくのも特徴で、それぞれの主人公の影となるような人物も登場する。各キャラクターの成長や愛憎渦巻く人間模様を描きつつ、それぞれの登場人物の視点から王国各地で発生する様々な事件を描くことでストーリーの全体像を見せる群像劇的な手法で描かれている。
王都から異動により、のどかな田舎町へやって来た一等契法士ロギューネ。 街の治安を守る61分隊に副隊長として着任する彼を待っていたのは、つかみどころのない隊長ニルスをはじめ、性格が正反対のシュナーナとデリエル姉妹、謎の生物を肩に乗せたキキノといった奇妙な面々。そして、穏やかな町での、一見退屈な勤務だった。 しかし、その背後では、王家と議会の『凍土緑地化計画』が着々と進みつつあった。やがてくる町の破局。そして、それぞれの過去と、町に隠された秘密が、明らかになっていく……。[1巻折り込みより]
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