| 緑のディアーヌ | |
|---|---|
| ジャンル | 歴史漫画 少女漫画 |
| 漫画 | |
| 作者 | 名香智子 |
| 出版社 | 新書館 |
| 掲載誌 | 別冊少女コミック |
| レーベル | ペーパームーン・コミックス 講談者漫画文庫 KCDX |
| 発表号 | 1976年3月号 - 1976年6月号 |
| 巻数 | 単行本:全1巻 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
小学館『別冊少女コミック』にて、1976年3月号から6月号にかけて連載された。名香智子の最初の連載作品にして最初の長編であり、ライフワーク「緑シリーズ」の原点。
急遽決定した連載であり、初回の2色カラーは高熱にうなされつつ描いたという[1]。連載決定時の仮題は『美姫と剣士』であった[2]。
歴史活劇であると同時に、冒頭で描かれたディアーヌの兄フランソワの死の謎を巡るミステリ的な要素をも合わせ持っている。
同時期に発表された『花の美女姫』の日仏クォーターの美女丸・ソンモールと彼に想いを寄せるバイセクシュアルの貴公子アンリ・ド・シャルトルに容貌・性格が酷似した登場人物が描かれ、フランソワの親衛隊の友人も美女丸たちの取り巻きそっくりに描かれている。
ディアーヌ・アテネイ・ド・リュイーヌはフランス王ルイ13世の寵臣であるフランソワ・ド・リュイーヌによって、野性的な男勝りの少女として育てられていた。フランソワは妹を利用して己の権勢を強固なものとすることを望んでいたが、ある朝、急死してしまう。フランソワにとって自身は駒でしかないことを知らず、兄の突然すぎる死に嘆き悲しむ。
その後、次兄シャルルに引き取られ、美しい少女に育ったディアーヌは王妃付きの女官アラン・ビュルジュス・ガブリエルから婚約者と信じていたアントワンヌに宰相リシュリューの姪マリー・アニュースとの縁談が進んでいると聞かされ、アントワンヌと喧嘩をしてしまい、町で彼女を見初めたプレイボーイ、エウ伯の求婚をアントワンヌに対するあてつけに受けてしまう。また、アントワンヌの婚約者の相手がどのような少女なのかを見定めようと男装してリシュリューの屋敷に忍び込み、フランソワと名乗るディアーヌを白馬の王子と思い込んだマリー・アニュースはディアーヌと駆け落ちしてしまったが、後で事情を知りディアーヌの恋を応援する。そんな折、町の宿屋でディアーヌは国王暗殺の陰謀を耳にする。
陰謀の果てに、悲劇がディアーヌを待ち受けていた。
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