
行李(こうり)とは、竹や柳、籐などを編んでつくられた
柔軟性があり蓋が盛り上がるほど多量に入れることができる[3]。麻縄で結び、あるいは締め皮で締めることもある。つづらと異なり、和紙で補強したり漆などを塗る加工は通常行わない。
数える助数詞は竹や柳で編んだ籠を表す「
大日本帝国陸軍の「行李」は、戦場に携行する弾薬、糧秣、器具その他を運ぶ追随部隊の名称である。
「大行李」は、通常は、戦術単位以上の部隊および部隊本部、司令部がこれを有した。その内容は将校の荷物、糧秣その他、宿営給養に必要なものであり、すなわち騎兵破壊器具、工兵隊器具、糧秣、荷物、金櫃、職工具、輜重携行器具、予備蹄鉄、蹄鉄工具、炊具、予備車両、予備輓馬その他である。
「小行李」は、戦術単位以上の戦闘部隊が携行し、その内容は弾薬または作業用器具その他、戦闘に必要なものであり、すなわち通信器材、衛生材料、弾薬、歩兵器具、工兵隊機材、予備車両、予備輓馬その他であった。戦闘行軍には小行李のみが部隊に追随し、大行李は各部隊を合せて遠方を行軍した。大小行李の補給は弾薬または糧食縦列からおこなった。
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