認知症世界の歩き方

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認知症世界の歩き方(にんちしょうせかいのあるきかた)は、筧裕介の著書および、これを原作とする2027年の映画。

概要

2021年9月15日にライツ社から出版[1]。

認知症がある約100人に話を聴いて、本人の視点で何を困っているのかということを、認知症の世界を旅する13の物語にしたという内容。2022年の上半期では、認知症の書籍では最も売れた[2]。

2022年1月には『認知症世界の歩き方』がゲーム化された『認知症世界の歩き方 Play!』がリリースされる。プレイヤーは旅人となって、すごろくで認知症の世界を旅するという内容[3]。

2022年8月には『認知症世界の歩き方』がNHK教育テレビジョンでテレビ番組化される。永山絢斗が演じる人物が認知症の世界を旅するという内容[4]。

2024年11月には『認知症世界の歩き方forジュニア』が発売される。子供たちにも認知症の人が見ている世界を知ってほしいという声から生まれた漫画版の書籍[5]。

2025年2月にはフランス語版、英語版、繁体字版、簡体字版の漫画版の『認知症世界の歩き方』が発売される[6]。

2025年5月には『認知症世界の歩き方』が実写映画化されるということが発表された[7]。2027年2月5日より公開予定[8]。

映画

認知症世界の歩き方
監督 田村祥宏
脚本 田村祥宏
原作 筧裕介 『認知症世界の歩き方』
製作 森雅貴
製作総指揮 筧裕介
出演者 ルー大柴
泉澤祐希
安藤なつ
浅野ゆう子
制作会社 EXIT FILM
製作会社 「映画・認知症世界の歩き方」製作委員会[9]
配給 イオンエンターテイメント[9]
公開 日本の旗 2027年2月5日
上映時間 94分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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『認知症世界の歩き方』(にんちしょうせかいのあるきかた)は、2027年2月5日公開予定の日本映画。監督の田村祥宏が脚本を兼任し、原作者の筧裕介自身がエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)を務める。出演はルー大柴、泉澤祐希、浅野ゆう子など。

公開時のキャッチコピーは「わからないことが増えても、人生は今日も愛しい。」

あらすじ

グループホームで暮らしている、明るく陽気な認知症の男性高橋豊のもとに、長らく音信不通だった息子の優輝が現われる。しかし、20数年ぶりに再会した豊は彼を自分の息子だと認識できないばかりか、妻の陽子と離婚したことも分からない。

財産確認のため施設を出発した父と子は、かつての我が家を目指す旅を始めるが、道中で豊が抱える認知症特有の幻聴や幻想、迷子が続発。優輝は父を通して“認知症の人が見ている世界”に触れることになる。

キャスト

スタッフ

  • 監督・脚本 - 田村祥宏[10]
  • 製作総指揮 - 筧裕介[10]
  • 製作 - 森雅貴[10]
  • サウンドエンジニア - 渡辺寛志[10]
  • キャスティング - 鈴江こころ[10]

製作

2025年5月13日、累計20万部を超えた筧裕介の同名書籍を原作とした映画化が発表され、「人類の“認知症観”を変える映画を作りたい」という趣旨で、映画製作に向けたクラウドファンディングが立ち上げられた。監督・脚本を務める田村祥宏と、原作・製作の筧裕介は、「書籍やテレビ、ワークショップなどでは届かなかった層に、正しい認知症の世界を届けたいと思い、映画という形で挑戦する」と抱負を述べた[7]。

2026年9月2日、タレントのルー大柴が主人公・高橋豊役で主演することが発表された。芸歴49年目にして初の映画主演となる大柴は「役者人生の“遺作”にする覚悟で臨む」とコメントを寄せた。本編は2025年11月のうちに群馬県の前橋市と沼田市で既に撮影済みと報じられ、映画は2027年2月5日に公開されることも併せて発表された。豊の次男・茂木優輝役に泉澤祐希、元妻の茂木陽子役に浅野ゆう子、実際に介護福祉士の資格を持つ安藤なつらが出演する[11][12][13]。

大柴は自分自身も認知症が気になる世代のため、勉強を兼ねて引き受けてみようと出演を決めたとのことだが、2週間の撮影期間中は「年齢的に台詞の入りも悪くなってきており、正直大変な部分もあった」と語っている。監督の田村は20代の頃に介護施設で働いた経験があり、認知症に関わるプロジェクトに参加したこともあるため、主人公とその息子は自分の家族をモデルにして実体験を多く盛り込んでいるという[14]。

脚注

  1. ↑ “認知症世界の歩き方”. ライツ社 (2021年8月27日). 2025年7月31日閲覧。
  2. ↑ “美しさや楽しさに訴える、それが僕のアプローチ 著書「認知症世界の歩き方」がヒットしたデザイナー・筧裕介さん:中日新聞Web”. 中日新聞Web. 2025年7月31日閲覧。
  3. ↑ “大人気書籍『認知症世界の歩き方』がゲーム化!認知症ご本人の視点で認知症世界を旅するオンラインゲーム型プログラム「認知症世界の歩き方 Play!」をリリース。”. PR TIMES (2022年1月28日). 2025年7月31日閲覧。
  4. ↑ “【8/14午後3:30】はじめてライツ社の本がテレビ番組になりました!『認知症世界の歩き方』|ライツ社”. ライツ社 (2022年8月10日). 2025年7月31日閲覧。
  5. ↑ “『認知症世界の歩き方forジュニア』が発売!発行部数20万部の認知症世界の歩き方が漫画になりました”. PR TIMES (2024年11月14日). 2025年7月31日閲覧。
  6. ↑ “漫画で描く『認知症世界の歩き方』に4カ国語版が登場!”. PR TIMES (2025年2月18日). 2025年7月31日閲覧。
  7. 1 2 “累計20万部を超えた『認知症世界の歩き方』が実写映画化!5月13日より世界8か国でクラウドファンディング開始!”. PR TIMES (2025年5月13日). 2025年7月31日閲覧。
  8. ↑ “映画「認知症世界の歩き方」来年2月に公開決定、ルー大柴が主演 共演に泉澤祐希ら”. 映画ナタリー. ナターシャ (2026年9月2日). 2026年9月14日閲覧。
  9. 1 2 “認知症世界の歩き方”. キネマ旬報映画データベース. 2026年10月27日閲覧。
  10. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 “認知症世界の歩き方”. 映画.com. 2026年10月27日閲覧。
  11. ↑ “映画館で「トゥギャザー」しようぜ! ルー大柴が初の長編映画で主演抜てき 芸歴49年目の72歳「役者人生の『遺作』にする覚悟」”. デイリースポーツ (2026年9月2日). 2026年10月27日閲覧。
  12. ↑ “ルー大柴「認知症」を生きる父を熱演! 映画『認知症世界の歩き方』27年2月5日公開決定”. クランクイン! (2026年9月2日). 2026年10月27日閲覧。
  13. ↑ “ルー大柴:「ぜひ映画館へ足をキャリーして」 認知症の父親役で芸歴49年にして初の長編映画主演”. MANTANWEB (2026年9月2日). 2026年10月27日閲覧。
  14. ↑ “ルー大柴、長編映画に初主演「寝耳にウォーター」 認知症の父役「ぜひ映画館へ足をキャリーしていただければハッピー」”. スポーツ報知 (2026年9月2日). 2026年10月27日閲覧。

外部リンク